最終順位が相手を上回ることへのマジックである「上位マジック」と、それが点灯する可能性が高いか低いかを示す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球ペナントレースの現在の状況を観察しています。
<今日の結果>
広島 7 - 1 横浜 (横浜スタジアム)
巨人 1 - 3 中日 (ナゴヤドーム)
ヤクルト 5 - 2 阪神 (甲子園)
日ハム 0 - 5 楽天 (Kスタ宮城)
西武 8 - 2 オリックス (ほっともっと神戸)
ロッテ 0 - 2 ソフトバンク (福岡ヤフードーム)
横浜は広島に大差で敗北。まるで昨日、一昨日のリプレイを見ているかのような連夜の惨敗で、横浜の広島への対戦成績は1勝11敗0引き分けに。
一方、ヤクルトが阪神を破ったので、ヤクルトの横浜に対する上位マジック54が点灯。これで横浜は巨人、中日、ヤクルトの上位3球団すべてから上位マジックが点灯。
さらに、広島の横浜に対する上位マジック点灯指標は0.5にまで減少。明日からの三連戦の中で、広島からもマジックを点灯される可能性が無視出来なくなってきた。
まだ横浜の自力クライマックス出場が消滅したわけではないが、オールスター前にここまで離されるのは、さすがにファンに失礼。補強による救援投手陣の立て直しと筒香・ルイーズ問題の建設的解決が急務。
阪神は今日の負けで、中日からの点灯指標が1に減少。明日からの巨人三連戦で二敗以上を喫すると、中日・広島戦の行方いかんでは、中日からのマジックが点灯する。また、ここでのマジック点灯を免れた場合でも、その指標が1のままであれば、オールスター直後のナゴヤドーム中日二連戦を一つでも落とせば、マジックが点灯する。
昨日サヨナラヒットを放った鳥谷が言ったように、阪神は球宴まですべて勝って、中日からの指標を少しでも上げておくことが極めて重要。
パリーグは、楽天が日ハムに勝利。残り直接対決数12で、日ハムの対楽天上位マジック点灯指標は6.5、楽天の対日ハムが5.6 に。ゲーム差では、日ハムがまだリードしているが、残り試合数などから楽天の方がやや有利な立場に立った。
またソフトバンクも首位ロッテを破って復調の兆し。パリーグは現時点で上位マジック点灯は一つもなく、見応えのあるペナントレース。一方、セリーグではすでに四つもマジックが出ている上に、近日中の点灯が濃厚なものが二つある。チーム間の極端な戦力格差解消などをセリーグはリーグとして検討するべき。
<上位マジックの点灯動向>
2012年7月15日22:30現在
{ } 残り試合数
括弧なしの数字 上位マジック点灯指標 (表の後に説明文)
[ ] 残り直接対決試合数
( ) 上位マジック(Mの後の数字)と上位確定に必要なこれからの最高勝率
水色はそのチームに対してマジックが点灯していることを、ライム色はそのチームからマジックを点灯されていることを示している
セリーグ
(1) 巨人 {65}
中日 4.5 [12]、ヤクルト 3.3 [13]、広島 1.2 [12]、阪神 -0.7 [12] (M52, 0.8)、横浜 -2.4 [16] (M45, 0.692)
(2) 中日 {63}
巨人 7.6 [12]、ヤクルト 4.9 [13]、広島 3.3 [13]、阪神 1 [12]、横浜 -2.2 [13] (M46, 0.73)
(3) ヤクルト {68}
巨人 9.8 [13]、中日 8.2 [13]、広島 5.4 [14]、阪神 3.6 [14]、横浜 -0.2 [14] (M54, 0.794)
(4) 広島 {65}
巨人 10.9 [12]、中日 9.8 [13]、ヤクルト 8.7 [14]、阪神 5.2 [14]、横浜 0.5 [12]
(5) 阪神 {64}
巨人 12.7 [12]、中日 11.1 [12]、ヤクルト 10.5 [14]、広島 8.9 [14]、横浜 2.4 [12]
(6) 横浜 {67}
巨人 18.4 [16]、中日 15.2 [13]、ヤクルト 14.2 [14]、広島 11.5 [12]、阪神 9.7 [12]
パリーグ
(1) ロッテ {66}
日ハム 4.1 [13]、楽天 5.1 [14]、西武 4.6[14]、ソフトバンク 2 [12]、オリックス 0.7 [13]
(2) 日ハム {62}
ロッテ 9 [13]、楽天 6.5 [12]、西武 6.5 [13]、ソフトバンク 4.4 [12]、オリックス 2.5 [12]
(3) 楽天 {66}
ロッテ 9 [14]、日ハム 5.6 [12]、西武 6.5 [14]、ソフトバンク 4.4 [13]、オリックス 2.6 [13]
(4) 西武 {67}
ロッテ 9.5 [14]、日ハム 6.6 [13]、楽天 7.5 [14]、ソフトバンク 4.4 [12]、オリックス 3.5 [14]
(5) ソフトバンク {61}
ロッテ 10.1 [12]、日ハム 7.7 [12]、楽天 8.7 [13]、西武 7.7 [12]、オリックス 4.2 [12]
(6) オリックス {64}
ロッテ 12.4 [13]、日ハム 9.5 [12]、楽天 10.5 [13]、西武 10.6 [14]、ソフトバンク 7.9 [12]
<上位マジック点灯指標>
直接対決で対象チームに何勝すれば上位マジックが点灯するかを求め、小数点以下2桁目を切り上げた数値。
この数値がゼロもしくはマイナスになると対象チームに対して上位マジックが点灯。数値がプラスの場合は、大きいほど対象チームより上位に行くのが難しく、マイナスの場合は絶対値が大きいほど一度点灯したマジックの消滅が難しくなる。
また、数値が残り直接対決試合数を越えると、対象チームから逆に上位マジックを点灯されてしまう。
この点灯指標は勝敗に応じて、以下のような動きをする。
(A) チームと対象チームの両方が勝った場合、あるいは両方が負けた場合、指標の増減はなし。
(B) 直接対決でチームが勝って対象チームが負けた場合は1減少。チームが負けて対象チームが勝った場合は増減なし。
(C) 直接対決以外で、チームが勝って対象チームが負けた場合は0.5減少。チームが負けて対象チームが勝った場合は0.5増加。
(A) と (B) はマジック(の半値)と同じ動きだが、(C) のように直接対決以外での勝敗に対してはマジックと異なる動きをする。
<今日の結果>
広島 7 - 1 横浜 (横浜スタジアム)
巨人 1 - 3 中日 (ナゴヤドーム)
ヤクルト 5 - 2 阪神 (甲子園)
日ハム 0 - 5 楽天 (Kスタ宮城)
西武 8 - 2 オリックス (ほっともっと神戸)
ロッテ 0 - 2 ソフトバンク (福岡ヤフードーム)
横浜は広島に大差で敗北。まるで昨日、一昨日のリプレイを見ているかのような連夜の惨敗で、横浜の広島への対戦成績は1勝11敗0引き分けに。
一方、ヤクルトが阪神を破ったので、ヤクルトの横浜に対する上位マジック54が点灯。これで横浜は巨人、中日、ヤクルトの上位3球団すべてから上位マジックが点灯。
さらに、広島の横浜に対する上位マジック点灯指標は0.5にまで減少。明日からの三連戦の中で、広島からもマジックを点灯される可能性が無視出来なくなってきた。
まだ横浜の自力クライマックス出場が消滅したわけではないが、オールスター前にここまで離されるのは、さすがにファンに失礼。補強による救援投手陣の立て直しと筒香・ルイーズ問題の建設的解決が急務。
阪神は今日の負けで、中日からの点灯指標が1に減少。明日からの巨人三連戦で二敗以上を喫すると、中日・広島戦の行方いかんでは、中日からのマジックが点灯する。また、ここでのマジック点灯を免れた場合でも、その指標が1のままであれば、オールスター直後のナゴヤドーム中日二連戦を一つでも落とせば、マジックが点灯する。
昨日サヨナラヒットを放った鳥谷が言ったように、阪神は球宴まですべて勝って、中日からの指標を少しでも上げておくことが極めて重要。
パリーグは、楽天が日ハムに勝利。残り直接対決数12で、日ハムの対楽天上位マジック点灯指標は6.5、楽天の対日ハムが5.6 に。ゲーム差では、日ハムがまだリードしているが、残り試合数などから楽天の方がやや有利な立場に立った。
またソフトバンクも首位ロッテを破って復調の兆し。パリーグは現時点で上位マジック点灯は一つもなく、見応えのあるペナントレース。一方、セリーグではすでに四つもマジックが出ている上に、近日中の点灯が濃厚なものが二つある。チーム間の極端な戦力格差解消などをセリーグはリーグとして検討するべき。
<上位マジックの点灯動向>
2012年7月15日22:30現在
{ } 残り試合数
括弧なしの数字 上位マジック点灯指標 (表の後に説明文)
[ ] 残り直接対決試合数
( ) 上位マジック(Mの後の数字)と上位確定に必要なこれからの最高勝率
水色はそのチームに対してマジックが点灯していることを、ライム色はそのチームからマジックを点灯されていることを示している
セリーグ
(1) 巨人 {65}
中日 4.5 [12]、ヤクルト 3.3 [13]、広島 1.2 [12]、阪神 -0.7 [12] (M52, 0.8)、横浜 -2.4 [16] (M45, 0.692)
(2) 中日 {63}
巨人 7.6 [12]、ヤクルト 4.9 [13]、広島 3.3 [13]、阪神 1 [12]、横浜 -2.2 [13] (M46, 0.73)
(3) ヤクルト {68}
巨人 9.8 [13]、中日 8.2 [13]、広島 5.4 [14]、阪神 3.6 [14]、横浜 -0.2 [14] (M54, 0.794)
(4) 広島 {65}
巨人 10.9 [12]、中日 9.8 [13]、ヤクルト 8.7 [14]、阪神 5.2 [14]、横浜 0.5 [12]
(5) 阪神 {64}
巨人 12.7 [12]、中日 11.1 [12]、ヤクルト 10.5 [14]、広島 8.9 [14]、横浜 2.4 [12]
(6) 横浜 {67}
巨人 18.4 [16]、中日 15.2 [13]、ヤクルト 14.2 [14]、広島 11.5 [12]、阪神 9.7 [12]
パリーグ
(1) ロッテ {66}
日ハム 4.1 [13]、楽天 5.1 [14]、西武 4.6[14]、ソフトバンク 2 [12]、オリックス 0.7 [13]
(2) 日ハム {62}
ロッテ 9 [13]、楽天 6.5 [12]、西武 6.5 [13]、ソフトバンク 4.4 [12]、オリックス 2.5 [12]
(3) 楽天 {66}
ロッテ 9 [14]、日ハム 5.6 [12]、西武 6.5 [14]、ソフトバンク 4.4 [13]、オリックス 2.6 [13]
(4) 西武 {67}
ロッテ 9.5 [14]、日ハム 6.6 [13]、楽天 7.5 [14]、ソフトバンク 4.4 [12]、オリックス 3.5 [14]
(5) ソフトバンク {61}
ロッテ 10.1 [12]、日ハム 7.7 [12]、楽天 8.7 [13]、西武 7.7 [12]、オリックス 4.2 [12]
(6) オリックス {64}
ロッテ 12.4 [13]、日ハム 9.5 [12]、楽天 10.5 [13]、西武 10.6 [14]、ソフトバンク 7.9 [12]
<上位マジック点灯指標>
直接対決で対象チームに何勝すれば上位マジックが点灯するかを求め、小数点以下2桁目を切り上げた数値。
この数値がゼロもしくはマイナスになると対象チームに対して上位マジックが点灯。数値がプラスの場合は、大きいほど対象チームより上位に行くのが難しく、マイナスの場合は絶対値が大きいほど一度点灯したマジックの消滅が難しくなる。
また、数値が残り直接対決試合数を越えると、対象チームから逆に上位マジックを点灯されてしまう。
この点灯指標は勝敗に応じて、以下のような動きをする。
(A) チームと対象チームの両方が勝った場合、あるいは両方が負けた場合、指標の増減はなし。
(B) 直接対決でチームが勝って対象チームが負けた場合は1減少。チームが負けて対象チームが勝った場合は増減なし。
(C) 直接対決以外で、チームが勝って対象チームが負けた場合は0.5減少。チームが負けて対象チームが勝った場合は0.5増加。
(A) と (B) はマジック(の半値)と同じ動きだが、(C) のように直接対決以外での勝敗に対してはマジックと異なる動きをする。