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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

マジックから見るプロ野球 ~ 7月16日(月) 巨人独走の足音が聞こえる

2012-07-16 23:28:35 | 野球
最終順位が相手を上回ることへのマジック「上位マジック」と、それが点灯する可能性を示す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球ペナントレースの現在の状況を観察します。

<今日の結果>
ヤクルト 5 - 7 横浜 (横浜スタジアム)
巨人 2 - 0 阪神 (甲子園)
中日 0 - 3 広島 (広島マツダスタジアム)

西武 2 - 2 日ハム (札幌ドーム)
オリックス 1 - 2 ソフトバンク (福岡ヤフードーム)
楽天 0 - 5 ロッテ (千葉QVCマリン)

ロッテが楽天に勝ち、オリックスがソフトバンクに負けたため、ロッテの対オリックス上位マジック点灯指標が0.2に減少。オリックスは先週木曜日に自力優勝が復活したばかりだが、再び消滅のピンチ。

セリーグは、横浜がヤクルトに勝って、連敗を4でストップ。しかし広島が中日に勝ったため、横浜の広島からの点灯指標は0.5と変わらず。

巨人は阪神に勝って、対阪神の点灯指標がマイナス1.7に低下。阪神が巨人からの上位マジックを消滅させるためには、今後の直接対決で巨人に勝ち続けることを前提に、それ以外の試合において阪神の勝ち数が巨人を4上回ることが必要。

一方、中日は広島に敗れ、巨人とのゲーム差は4に拡大。マジックベースでは中日の対巨人点灯指標が8.1に増加。残り12の直接対決で、中日が9勝以上しなければ、巨人に対して上位マジックを点灯出来ない計算。

巨人の点灯指標は対中日 4、対ヤクルト 2.8、対広島 1.2、さらに対阪神、対横浜は上位マジックがすでに点灯。巨人がじわじわと独走し始めている。

<上位マジックの点灯動向>
2012年7月16日22:30現在

{ } 残り試合数
括弧なしの数字 上位マジック点灯指標 (表の後に説明文)
[ ] 残り直接対決試合数
( ) 上位マジック(Mの後の数字)と上位確定に必要なこれからの最高勝率
水色はそのチームに対してマジックが点灯していることを、ライム色はそのチームからマジックを点灯されていることを示している

セリーグ
(1) 巨人 {64}
中日 4 [12]、ヤクルト 2.8 [13]、広島 1.2 [12]、阪神 -1.7 [11] (M50, 0.781)、横浜 -2.4 [16] (M44, 0.688)
(2) 中日 {62}
巨人 8.1 [12]、ヤクルト 4.9 [13]、広島 3.3 [12]、阪神 1 [12]、横浜 -1.7 [13] (M46, 0.742)
(3) ヤクルト {67}
巨人 10.3 [13]、中日 8.2 [13]、広島 5.9 [14]、阪神 3.6 [14]、横浜 -0.2 [13] (M54, 0.806)
(4) 広島 {64}
巨人 10.9 [12]、中日 8.8 [12]、ヤクルト 8.2 [14]、阪神 4.7 [14]、横浜 0.5 [12]
(5) 阪神 {63}
巨人 12.7 [11]、中日 11.1 [12]、ヤクルト 10.5 [14]、広島 9.4 [14]、横浜 2.9 [12]
(6) 横浜 {66}
巨人 18.4 [16]、中日 14.7 [13]、ヤクルト 13.2 [13]、広島 11.5 [12]、阪神 9.2 [12]

パリーグ
(1) ロッテ {65}
日ハム 4 [13]、楽天 4.1 [13]、西武 4.4[14]、ソフトバンク 2 [12]、オリックス 0.2 [13]
(2) 日ハム {61}
ロッテ 9.1 [13]、楽天 6.2 [12]、西武 6 [12]、ソフトバンク 4.5 [12]、オリックス 2.2 [12]
(3) 楽天 {65}
ロッテ 9 [13]、日ハム 5.9 [12]、西武 6.9 [14]、ソフトバンク 4.9 [13]、オリックス 2.5 [13]
(4) 西武 {66}
ロッテ 9.7 [14]、日ハム 6.1 [12]、楽天 7.2 [14]、ソフトバンク 4.6 [12]、オリックス 3.2 [14]
(5) ソフトバンク {60}
ロッテ 10.1 [12]、日ハム 7.5 [12]、楽天 8.2 [13]、西武 7.5 [12]、オリックス 3.2 [11]
(6) オリックス {63}
ロッテ 12.9 [13]、日ハム 9.9 [12]、楽天 10.6 [13]、西武 10.9 [14]、ソフトバンク 7.9 [11]

<上位マジック点灯指標>
直接対決で対象チームに何勝すれば上位マジックが点灯するかを求め、小数点以下2桁目を切り上げた数値。

この数値がゼロもしくはマイナスになると対象チームに対して上位マジックが点灯。数値がプラスの場合は、大きいほど対象チームより上位に行くのが難しく、マイナスの場合は絶対値が大きいほど一度点灯したマジックの消滅が難しくなる。

また、数値が残り直接対決試合数を越えると、対象チームから逆に上位マジックを点灯されてしまう。

この点灯指標は勝敗に応じて、以下のような動きをする。

(A) チームと対象チームの両方が勝った場合、あるいは両方が負けた場合、指標の増減はなし。
(B) 直接対決でチームが勝って対象チームが負けた場合は1減少。チームが負けて対象チームが勝った場合は増減なし。
(C) 直接対決以外で、チームが勝って対象チームが負けた場合は0.5減少。チームが負けて対象チームが勝った場合は0.5増加。

(A) と (B) はマジック(の半値)と同じ動きだが、(C) のように直接対決以外での勝敗に対してはマジックと異なる動きをする。

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