<優勝確率とCS出場確率>
(現在の順位) チーム名 v 優勝確率 (%) cs クライマックスシリーズ出場確率 (%)
(1) 巨人 v 74.4 cs 99.1
(2) 中日 v 21.3 cs 92.2
(3) 広島 v 2 cs 49
(4) ヤクルトv 2.2 cs 49.6
(5) 阪神 v 0.1 cs 9.5
(6) 横浜 v <0.05 cs 0.5
「<0.05」は0.05%未満かつ0より大きいことを意味する
<順位確率表>
[順位] チームがその順位でペナントレースを終える確率(%)
(1)巨人
[1] 74.4 [2] 20.6 [3] 4.1 [4] 0.8 [5] 0.1 [6] <0.05
(2) 中日
[1] 21.3 [2] 53 [3] 18 [4] 6.4 [5] 1.3 [6] 0.1
(3) 広島
[1] 2 [2] 12.1 [3] 35 [4] 35.3 [5] 14 [6] 1.7
(4) ヤクルト
[1] 2.2 [2] 12.8 [3] 34.6 [4] 34.6 [5] 14 [6] 1.7
(5) 阪神
[1] 0.1 [2] 1.5 [3] 7.9 [4] 20.3 [5] 55.2 [6] 15
(6) 横浜
[1] <0.05 [2] <0.05 [3] 0.5 [4] 2.6 [5] 15.4 [6] 81.5
セリーグでは、やはり巨人が断然有利。優勝確率が74.4%もあり、CS出場に至っては99.1%で、コメントのしようがないくらい圧倒的優位。
しかし、中日も優勝確率が21.3%で、逆転優勝の可能性は確率論的にも大いに残っている。
一方、広島とヤクルトの優勝確率は2%程度の数字だが、勿論、これは優勝が絶望的と言うことではない。優勝するとすれば、50回に1回起こるくらいの出来事ということを示している。
実際、過去のペナントレースを見ると10ゲーム以上の差を逆転したケースもある。広島とヤクルトの優勝は、実現すればメイクドラマに等しい逆転劇となる。
そう考えると、阪神のCS出場も10%近く数字があるわけで、まだ十分に狙える範囲に入っている。とくに阪神の場合は、持っている戦力の割に現在の成績が悪すぎるので、後半戦で本来の力を発揮し始めれば、状況が一変するかもしれない。
横浜は、まずは5位浮上を狙って欲しい。「順位確率表」を見ると最下位でシーズンを終わる確率は80%以上と高いが、逆に5位以上の確率は20%近くある。オールスターで中村ノリがMVPを獲得した上に、ラミレスの調子も良いので、決して無理な話ではないと思う。
「パリーグ篇」は明日、アップする予定。
<計算方法>
ペナントレース後半戦のすべての試合について、その勝敗と引き分けをコンピューターに「くじ引き」で決めさせ、得られた最終勝率から最終順位を確定する。このようなペナントレース後半戦をN回、コンピューターに実行させて、チームが1位で終わるペナントレースの回数、2位で終わる回数、3位で終わる回数と、6位までを順にカウントしてゆく。得られた各々の回数をNで割れば、チームがその順位でシーズンを終える確率を求めることが出来る。この「順位確率表」から「優勝確率」や「クライマックスシリーズ(CS)出場確率」を求めた。
「くじ引き」では、引き分け確率は8%、勝ち負けの確率を5分5分とし、2012年7月23日現在の成績から N = 2千万回 (2 * 10^7) で計算した。計算時間は普通のPC1台で3分ほど。
この計算には、各チームの戦力分析などは入っていない。すべてのチームが全くの五分で戦うという前提なので、純粋に確率論的な「優勝確率」であり「CS出場確率」である。従って、未来の予測というよりは、むしろ現在の立ち位置の有利さを表していると考えるのが妥当。ただ、数値が高ければ高いほど、優勝やCS出場の可能性が高くなるのは間違いない。
(現在の順位) チーム名 v 優勝確率 (%) cs クライマックスシリーズ出場確率 (%)
(1) 巨人 v 74.4 cs 99.1
(2) 中日 v 21.3 cs 92.2
(3) 広島 v 2 cs 49
(4) ヤクルトv 2.2 cs 49.6
(5) 阪神 v 0.1 cs 9.5
(6) 横浜 v <0.05 cs 0.5
「<0.05」は0.05%未満かつ0より大きいことを意味する
<順位確率表>
[順位] チームがその順位でペナントレースを終える確率(%)
(1)巨人
[1] 74.4 [2] 20.6 [3] 4.1 [4] 0.8 [5] 0.1 [6] <0.05
(2) 中日
[1] 21.3 [2] 53 [3] 18 [4] 6.4 [5] 1.3 [6] 0.1
(3) 広島
[1] 2 [2] 12.1 [3] 35 [4] 35.3 [5] 14 [6] 1.7
(4) ヤクルト
[1] 2.2 [2] 12.8 [3] 34.6 [4] 34.6 [5] 14 [6] 1.7
(5) 阪神
[1] 0.1 [2] 1.5 [3] 7.9 [4] 20.3 [5] 55.2 [6] 15
(6) 横浜
[1] <0.05 [2] <0.05 [3] 0.5 [4] 2.6 [5] 15.4 [6] 81.5
セリーグでは、やはり巨人が断然有利。優勝確率が74.4%もあり、CS出場に至っては99.1%で、コメントのしようがないくらい圧倒的優位。
しかし、中日も優勝確率が21.3%で、逆転優勝の可能性は確率論的にも大いに残っている。
一方、広島とヤクルトの優勝確率は2%程度の数字だが、勿論、これは優勝が絶望的と言うことではない。優勝するとすれば、50回に1回起こるくらいの出来事ということを示している。
実際、過去のペナントレースを見ると10ゲーム以上の差を逆転したケースもある。広島とヤクルトの優勝は、実現すればメイクドラマに等しい逆転劇となる。
そう考えると、阪神のCS出場も10%近く数字があるわけで、まだ十分に狙える範囲に入っている。とくに阪神の場合は、持っている戦力の割に現在の成績が悪すぎるので、後半戦で本来の力を発揮し始めれば、状況が一変するかもしれない。
横浜は、まずは5位浮上を狙って欲しい。「順位確率表」を見ると最下位でシーズンを終わる確率は80%以上と高いが、逆に5位以上の確率は20%近くある。オールスターで中村ノリがMVPを獲得した上に、ラミレスの調子も良いので、決して無理な話ではないと思う。
「パリーグ篇」は明日、アップする予定。
<計算方法>
ペナントレース後半戦のすべての試合について、その勝敗と引き分けをコンピューターに「くじ引き」で決めさせ、得られた最終勝率から最終順位を確定する。このようなペナントレース後半戦をN回、コンピューターに実行させて、チームが1位で終わるペナントレースの回数、2位で終わる回数、3位で終わる回数と、6位までを順にカウントしてゆく。得られた各々の回数をNで割れば、チームがその順位でシーズンを終える確率を求めることが出来る。この「順位確率表」から「優勝確率」や「クライマックスシリーズ(CS)出場確率」を求めた。
「くじ引き」では、引き分け確率は8%、勝ち負けの確率を5分5分とし、2012年7月23日現在の成績から N = 2千万回 (2 * 10^7) で計算した。計算時間は普通のPC1台で3分ほど。
この計算には、各チームの戦力分析などは入っていない。すべてのチームが全くの五分で戦うという前提なので、純粋に確率論的な「優勝確率」であり「CS出場確率」である。従って、未来の予測というよりは、むしろ現在の立ち位置の有利さを表していると考えるのが妥当。ただ、数値が高ければ高いほど、優勝やCS出場の可能性が高くなるのは間違いない。