週刊朝日12月12日号に、松たか子の紅白出場に関する興味深い記事が載っています。
記事によると、NHKは、今年の紅白歌合戦において、松たか子、神田沙也加、May J. の三人によるコラボを計画していたようです。
大ヒットした映画『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版で、松たか子はエルサ、神田沙也加はアナの声を担当していて、二人が一緒に歌うシーンもある。
三人がコラボすれば、劇中歌メドレーが可能で、その中で主題歌「Let It Go~ありのままで~」も披露できるので、歌による映画の再現となり、『アナ雪』ファンには嬉しい企画です。
ところが、松たか子が、紅白出場に難色を示し、どうしても首を縦に振らなかったそうで、『アナ雪』ショーの計画は主役を欠く危険が出てきた。
ある音楽業界関係者は「NHKとしては目玉企画に欠ける今年の『紅白』を盛り上げるためにも、何としてでも松さんを担ぎ出したい」と述べています。
松たか子は、2014年にもっともヒットした映画の主役キャラクターの声優を務め、かつ、もっともヒットした歌をうたった人物で、NHKが彼女の紅白出場を熱望するのは、無理からぬことです。
実際、松たか子の「Let It Go~ありのままで~」は、iTunes Store のトップソングや有線ランキングで、随分と長期間、1位の座をキープしていたと記憶しています。
しかも、松たか子は、1996年に紅組の司会を務め、97年には歌手として出場しており、そもそも紅白が嫌いと言うわけではなない。
NHKが紅白への出演交渉を、発表日ギリギリまで続けたとしても、不思議ではない。
ところが、松さんはOKを出さず、妊娠したことを発表、出場の可能性は極めて低くなってしまった。
「目玉企画に欠ける」と考えていたNHKは、おそらく大きなショックを受けたでしょう。
松たか子による『アナ雪』企画の頓挫が濃厚になり、新たな目玉を探さざるを得なくなったNHKが、白羽の矢を立てたのが、現在放送中の連続テレビ小説『マッサン』の主題歌「麦の唄」をうたう中島みゆきだったのだと思います。
紅白のチーフプロデューサーが直接出向くとはいえ、中島みゆきほどの大物歌手に、発表前日になって初めて出演依頼をするのは、常識では考えられないことです。
しかし、松たか子に出てもらって、長く時間を割いて行なう予定だった『アナ雪』ショーに最後までこだわったため、決断が遅れに遅れて、通常あり得ない直前オファーになってしまった。
こう考えると、すべての出来事が自然につながってきます。
実際、松たか子ではなく、中島みゆきが出演となると、進行プログラムを大きく変更しなければならず、NHKが躊躇するのはもっともです。
松さん、中島さん、いずれのケースでも、紅組の歌手数が白組より3組多いのですが、松たか子、神田沙也加、May J. がコラボで『アナ雪』ショーを行なえば、3人で1ステージなので、紅白の歌手数差を2組分圧縮することが出来る。
あとは、AKB48Gで一部メドレーを組めば、さらに1組圧縮できて、紅白のステージ数が一致する。
例えば、AKB48が1枠、SKE48とNMB48のコラボで1枠といった感じで、乃木坂は別に1枠を貰える。
しかし、神田沙也加とMay J. の二人による『アナ雪』ショーだと、圧縮出来るのは1組だけです。
中島みゆきは、雪の女王役は似合いそうだけど、『アナ雪』には入れられませんから(笑)。
すると、AKB48Gと乃木坂46であと2組分圧縮することが要求され、AKB48が1枠、SKE48とNMB48と乃木坂のコラボで1枠といった形になってしまう。
この段階で、乃木坂46からHKT48への「差し替え」が決断された可能性が高い。
乃木坂は、松たか子の『アナ雪』ショーが行なわれるという構想の中で、新人アイドルとして、独立した1枠を貰っていたのだと思います。
ところが、彼女の出演を諦めざるを得なくなったNHKが、出場歌手の発表直前に、もう一つ「目玉」を作ることを決断して、紅組をどこか1枠削るつもりで、中島みゆきへのオファーに踏み切った。
その結果、中島みゆきが発表当日の朝に自らNHKへ電話するはめになり、『ベストアーティスト2014』出演直前の乃木坂に涙の雨が降り、HKT48の指原莉乃は記者会見に行けず、ジバニャンと絡めなかった(笑)。
この辺が真相に近いんじゃないでしょうか。
ところで、もし松たか子が出演して、『アナ雪』企画が実現する場合、「Let It Go~ありのままで~」は誰が歌うんでしょう?
2014年最大のヒット曲は、松たか子の「Let It Go」なので、彼女が歌うべきという理屈はあるけど、その際、May J. はどうすればいいのでしょう(笑)。
気にせず、同じ曲を二回という考え方もあるけど、判断に迷うところではある。
実は、少し前に、May J. が、「紅白で何を歌うか考えている」といったことを述べたという話がネットに流れて、ちょっとした騒ぎになっていました。
そりゃそうですね、May J. と言えば「Let It Go」という印象は、ほとんどの人が持っている筈で、当然、紅白でもレリゴーだろうと、誰しも思います。
ところが、松たか子と一緒に『アナ雪』ショーを行なう場合、May J. が「Let It Go」以外の曲を歌う選択肢も出てきます。
彼女が本当にそういったコメントをしたのだとすれば、あるいは、「アナ雪」企画の内容を、NHKと話し合う中、「Let It Go」以外の曲を歌う可能性も出てきて、ファンがショックを受けないよう、事前にお知らせしたかったのかもしれません。
現時点では、松たか子が紅白に参加する可能性は低いので、英語版「アナと雪の女王」でエルサ役を担当したイディナ・メンゼルがサプライズ登場なんてことがない限り、May J. が「Let It Go」を歌うのはほぼ確実じゃないでしょうか。
というより、個人的に歌って欲しいです、May J. にレリゴーを(笑)。
中島みゆきのステージが『マッサン』特別ショーになって、ドラマゆかりの地から中継とか、主演俳優が登場とか、尺を取るような内容になってくると、『アナ雪』企画は抑えめになって、神田沙也加とMay J. がコラボせず、それぞれ普通に歌うステージも考えられます。
これまでの民放音楽祭で、神田沙也加とMay J. がコラボしたケースを、少なくとも、私は観たことがないです。
ただ、二人がコラボしないとなると、AKB48Gで3組分圧縮する必要があって、AKBファンにとっては納得出来ない話ですが、4グループによるメドレーしか方法がありません。
さすがに、48G運営が強く抵抗するだろうし、1枠4組のメドレーは詰め込み過ぎなので、可能性は低い気がするけど、May J. がコラボで『アナ雪』ショーに参加するのか、それとも単独枠で歌うのかは、AKB48Gのステージと無関係な話ではないと思います。
NHK『Rの法則』の公式サイトで、10枚目シングル収録の二曲、「何度目の青空か?」と「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」に関して、「グッときたフレーズ」をネット募集していて、また乃木坂特集をやってくれるようです。
この特集は、歌詞を詳しく紹介した上に、フルバージョンのスタジオライブを見せてくれるので、非常に楽しみですね。
『Rの法則』は中学高校生向けの番組で、未成年の飲酒問題には、とくに敏感な筈ですが、プロデューサーは文春記事を気にしていないようです。
1週刊誌のそんな小さな記事にいちいち反応するほど、スタッフは暇ではないということなんでしょうか(笑)。
乃木坂の紅白「落選」以降、文春報道が原因だとする記事をいくつか読みましたが、肝心な部分、『なぜ発表直前まで「内定」記事が出続け、HKT48の名前が出たのが当日の朝だったのか』そして「なぜ乃木坂とHKT48への連絡が発表のギリギリ直前になってしまったのか」を、説明出来ているものは皆無です。
もし、11月19日(水)の大和里菜の文春第2報を受けて、NHKが「内定」取り消しの検討に入ったのなら、そのことは選考関係者とパイプを持つ記者に伝わる筈で、HKT48の名前が紙面にちらほら出てきて、乃木坂出場に対するニュアンスが変化してもおかしくない。
しかし、19日以降も、発表前日、25日(火)まで乃木坂の「内定」記事が元気に出続け(笑)、HKT48の名前は一切載らず、いきなり発表当日の朝に、HKT48紅白!という報道がなされた。
しかも、報道のみならず、乃木坂46とHKT48への連絡がびっくりするほど直前になってしまって、乃木坂はメンバーがショックを受けて号泣し、HKTは中軸メンバーが初出場の記者会見に行けなかった。
19日の文春記事で選考会議の風向きが変わったのなら、NHKの担当者は乃木坂側に状況を伝える筈で、運営スタッフはメンバーに対して「ちょっとまだ分からないから」と釘を刺すだろうから、発表当日、全員が茫然自失なんてこと、ちょっと考えられない。
さらに、HKT48に対しても「出場して貰う可能性」がある旨を事前に伝える筈で、1週間前から事態が動いたのに、有名メンバーが発表記者会見に出て来ないなんて、起こらないでしょう。
どう考えても、発表前日の25日に、急に何かが起こって、乃木坂46からHKT48へ「差し替え」られたと見るのが自然です。
そして、この日、大きな出来事が起こっていた。
中島みゆきへの直前オファー、つまり『アナ雪』企画の見直しを含む、プログラムの変更です。
10月から11月にかけて、3回、文春記事が出たけど、乃木坂は、年末の大型音楽祭に去年より多く出演し、メンバーはテレビ、ラジオ、雑誌に引っぱりだこで、しかも、NHKの中学高校生向け番組『Rの法則』に特集第4弾が決定している。
文春記事を気にしているように見える、プロデューサーや編集者はいないですね。
紅白に関しても、中島みゆきの電撃参加によって、プログラムの変更が行われ、枠数の問題から、直前で乃木坂46からHKT48へ「差し替え」られたという自然な説明が出来ます。
加えて、事情は色々あるのだろうけど、書類送検までされてしまった歌手が、問題なく出場していて、「スキャンダル」に厳しい選考がなされているとは到底思えない。
もし本当に「内定」取り消しの原因が「スキャンダル」なら、紅白以外でも気にする人たちが出てきて、仕事のオファーが減り、乃木坂は、寂しい年末を送っているでしょう。
メンバーの体調が心配になるくらい、彼女たちが今忙しいことこそ、文春記事は何も影響していないことの証拠じゃないでしょうか。
関連サイト
松たか子の紅白に関する週刊朝日の記事
中島みゆきの紅白出場に関するスポニチアネックスの記事
NHK 『Rの法則』公式サイトの乃木坂の曲に関するアンケート
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
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松たか子は、2014年にもっともヒットした映画の主役キャラクターの声優を務め、かつ、もっともヒットした歌をうたった人物で、NHKが彼女の紅白出場を熱望するのは、無理からぬことです。
実際、松たか子の「Let It Go~ありのままで~」は、iTunes Store のトップソングや有線ランキングで、随分と長期間、1位の座をキープしていたと記憶しています。
しかも、松たか子は、1996年に紅組の司会を務め、97年には歌手として出場しており、そもそも紅白が嫌いと言うわけではなない。
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あとは、AKB48Gで一部メドレーを組めば、さらに1組圧縮できて、紅白のステージ数が一致する。
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中島みゆきは、雪の女王役は似合いそうだけど、『アナ雪』には入れられませんから(笑)。
すると、AKB48Gと乃木坂46であと2組分圧縮することが要求され、AKB48が1枠、SKE48とNMB48と乃木坂のコラボで1枠といった形になってしまう。
この段階で、乃木坂46からHKT48への「差し替え」が決断された可能性が高い。
乃木坂は、松たか子の『アナ雪』ショーが行なわれるという構想の中で、新人アイドルとして、独立した1枠を貰っていたのだと思います。
ところが、彼女の出演を諦めざるを得なくなったNHKが、出場歌手の発表直前に、もう一つ「目玉」を作ることを決断して、紅組をどこか1枠削るつもりで、中島みゆきへのオファーに踏み切った。
その結果、中島みゆきが発表当日の朝に自らNHKへ電話するはめになり、『ベストアーティスト2014』出演直前の乃木坂に涙の雨が降り、HKT48の指原莉乃は記者会見に行けず、ジバニャンと絡めなかった(笑)。
この辺が真相に近いんじゃないでしょうか。
ところで、もし松たか子が出演して、『アナ雪』企画が実現する場合、「Let It Go~ありのままで~」は誰が歌うんでしょう?
2014年最大のヒット曲は、松たか子の「Let It Go」なので、彼女が歌うべきという理屈はあるけど、その際、May J. はどうすればいいのでしょう(笑)。
気にせず、同じ曲を二回という考え方もあるけど、判断に迷うところではある。
実は、少し前に、May J. が、「紅白で何を歌うか考えている」といったことを述べたという話がネットに流れて、ちょっとした騒ぎになっていました。
そりゃそうですね、May J. と言えば「Let It Go」という印象は、ほとんどの人が持っている筈で、当然、紅白でもレリゴーだろうと、誰しも思います。
ところが、松たか子と一緒に『アナ雪』ショーを行なう場合、May J. が「Let It Go」以外の曲を歌う選択肢も出てきます。
彼女が本当にそういったコメントをしたのだとすれば、あるいは、「アナ雪」企画の内容を、NHKと話し合う中、「Let It Go」以外の曲を歌う可能性も出てきて、ファンがショックを受けないよう、事前にお知らせしたかったのかもしれません。
現時点では、松たか子が紅白に参加する可能性は低いので、英語版「アナと雪の女王」でエルサ役を担当したイディナ・メンゼルがサプライズ登場なんてことがない限り、May J. が「Let It Go」を歌うのはほぼ確実じゃないでしょうか。
というより、個人的に歌って欲しいです、May J. にレリゴーを(笑)。
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これまでの民放音楽祭で、神田沙也加とMay J. がコラボしたケースを、少なくとも、私は観たことがないです。
ただ、二人がコラボしないとなると、AKB48Gで3組分圧縮する必要があって、AKBファンにとっては納得出来ない話ですが、4グループによるメドレーしか方法がありません。
さすがに、48G運営が強く抵抗するだろうし、1枠4組のメドレーは詰め込み過ぎなので、可能性は低い気がするけど、May J. がコラボで『アナ雪』ショーに参加するのか、それとも単独枠で歌うのかは、AKB48Gのステージと無関係な話ではないと思います。
NHK『Rの法則』の公式サイトで、10枚目シングル収録の二曲、「何度目の青空か?」と「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」に関して、「グッときたフレーズ」をネット募集していて、また乃木坂特集をやってくれるようです。
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もし、11月19日(水)の大和里菜の文春第2報を受けて、NHKが「内定」取り消しの検討に入ったのなら、そのことは選考関係者とパイプを持つ記者に伝わる筈で、HKT48の名前が紙面にちらほら出てきて、乃木坂出場に対するニュアンスが変化してもおかしくない。
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しかも、報道のみならず、乃木坂46とHKT48への連絡がびっくりするほど直前になってしまって、乃木坂はメンバーがショックを受けて号泣し、HKTは中軸メンバーが初出場の記者会見に行けなかった。
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