てなわけでコミケ80のまどか☆マギカ関係のレイヤーさん写真をご紹介~。
この、その1だけで1日目の半分(コミケは全3日の日程)と書いたら、
どれだけまどか関係のレイヤーさんが多かったか分母の
多さに感動というか震撼さえ覚えるのではないでしょうか。とにかく熱いですヨ。
あいかわらず心霊スポットみたいな風景も混ざっておりますがタコの「魔女の棲家」イメージPhotoでありんす。
会場に現れたらどよめきを呼んだ『お菓子の魔女』にマミられたマミ!
ほかのカメコさんの写真をネットで観た様子では
これでホール内の歩きまわっていたみたいですね。受けただろうな。
取り外して単独でも展示可能というスグレモノ。お裁縫が得意なレイヤーさんで
お菓子の魔女は自作だったようです。よく出来ていましたよ。
とてもはつらつとした杏子。まどかが皆に魔法少女になって
何が欲しいかが決まった時に参加していたお茶会の時の杏子はこんな表情だろうか。
あぐらをかいてもらいました。
お菓子の魔女の使い魔のヒト。バロム1のアントマンみたいですネ。
東映の企画で実写セーラームーン風リメイクしたら使い魔たちもきっとこんなスーツに
新訳されてキグルミの魔女に率いられ、
「イー!!」とか「ヒヒイ~」とか奇声を発しながら
まどかたちと戦うのかもしれんなあ。「ウイッチ!ウイッチ!」「サバト!サバト!」
なんてシャウトもいいかもな~。1枚だけちょっと足をくずして
リラックスしてもらいました。
増殖と分離を繰り返しあちこちでグループを作っては撮影してるので
撮影面で全部を網羅できたヒト、フルコンプできたヒトははたして居るのだろうか。
それぞれを違う時間軸の魔法少女パーティーとして見るみたいな楽しさがありますね。
レイヤーさんサイドも夏コミに向けてまどかのレイヤーを絶対演る!
みたいな気合いもきっと入っていたことでしょう。
とてもクールな杏子。ソードをガッチリと振りこなしておりました。
まどか抜きの魔法少女パーティー。
マミさんには今日という今日はソッコーで片づけるわよ!の3話で見せた変身ポーズと
2話の魔女に襲われた女の人を受け止めた場面での座って変身ポーズをお願いしました。
シングルのまどか。まどかのコスはもともとまどかが想像して
マミさんに提出する用にノートに描いた魔法少女の
デザインが劇中に出てきています。最終回でノートを返してもらってましたね、
ピンクの髪とかフリルの多い衣装とか、
いかにも女の子が考えた魔法少女らしい衣装です。
演劇的というかコスプレっぽいほうがかえって劇中で意味を増すわけです。
そしてそこが終盤の辛い変身の
物悲しさにつながって観客の涙を誘うのDEATH。
魔法少女同士がいさかいを繰り広げたり、
魔女と魔法少女の世にもおぞましい関係が徐々に明らかにされていき、
魔女との戦いの混乱の中で無二の親友やあこがれの人を失い、
まどかが魔法少女としてこのコスチュームに託したささやかな夢が
無残にも裏切られていく。
本来まどかの魔法少女への夢がこもっていたこの衣装が夢の残骸のようでもあり、
せつないです。まどかにとっては殉教者のような思いを胸にしての変身が多く、
あまりハッピーな気持ちの中で魔法少女で居る時も少なかったように思えます。
それでもまどかは微笑んでいたのですが。よくストーリー上の効果を考えてデザインしてあるなと。
こうやってレイヤーさんが実際に着て見せてくれるたびになおさら思うのです。
といっても、すべてのセカイの絶望を希望に変えたのでしょうから、
まどかも魔法少女になれて最終的には喜びを得られたのではないでしょうか。
劇中、終盤でまどかはセカイの呪いを解き人々が平穏を得る代償に自分のそれまでの存在を
セカイから完全に消し去ってしまい、彼女がこのセカイに居たことを覚えているヒトは
「大切なおともだち」と称するほむほむ以外、居なくなってしまったのですが
この物語を見ていたヒトたちのココロにまどかという魔法少女が居たことは
記憶としていつまでも刻みつけられ、まどかが新しい魔法少女の神話となり
新たな魔法少女の物語を紡ぎ出すことでしょう。
まどか☆マギカという作品はそんな「忘れることのない神話の生成が継承されてゆく過程」を
はかなくも酷薄に描いた寓話なのです。
自作というドールさやか。こんな立体物の展示もあって楽しかったです。
擬人化QB。立派な魔法少女みたいですね。
女の子より男の子に営業力発揮しそうです。
ほむほむ、まどか、マミのパーティー。
ほむほむのヒトの銃の構え方がちょっと円谷ヒロインみたいに
フォーマルな感じで萌えです。
とにかく猛暑の中のコミケなので、心頭滅却しても火もまた涼し、とはいえず
QBはよく木陰で休んでおりました。「代わりはいくらでもいるんだけど
もったいないじゃないか」ってな感じにはいかず一休みしているときは大丈夫か!とか皆に声をかけられたりしてました。
時々中のヒトがいなくなって展示用のオブジェになってたり
してたけど、ほんとに乙でした。まさかきぐるみで3日間演じたヒトはさすがにいませんよね?!
4月以降、アキバでまどか関係の商品もいろいろ出てきて、電気街でも
QBを使ったポップがつぎつぎと描かれていた頃の写真も
いろいろ貼ってみます。
今年のアニメ界は良作が多かったのですが、牽引力としてまどかの存在は
大きかったんじゃないカナ。じつはここだけの話、311に
必死でタコも帰宅難民になりながら家に帰ってきたのですが、
(3月12日のブログ参照)まどかはオンエアするのだろうか?と思っての
こともあったのです。
もちろん家族も心配だったのだけど、このまま9話以降は
テレビでオンエアできるのだろうか?という気持ちでいっぱいだったのは確かです。
しかしまさか4月以降に時間を
とって残り3話放映するとは思わなんだ。
昭和の頃から何か事件があってアニメのオンエアが飛ばされる。
なぜかそういう回はターニングポイントの回だったり
作画がすごい回だったりすることも実際少なくありません。
正規の放送でその飛ばされた回を見たい、見たいと
マニアが騒ぐのはいつの時代も変わらない話だけど
深夜とはいっても、残り話数をきちんと枠をとって放映したというのは
画期的でしたね。
まどかという作品の持つ同時代の空気をつかんだ、ヒトのココロをつかむ
底堅い福音力が呼応しファンの声が高く実現したことなのかもしれませんね。
ビッグサイトで販売している「うめ物語」。まどかの生みの親の一人、
蒼樹うめ先生がパッケージイラストを担当した製品。
ちょっとタイムリーアイテムになったわけですがコミケ当日も売り切れたのカナ?
まどか関係製品の下に放射能測定器ガイガーカウンターの広告。これが2011年のTOKYOの
リアルなのです。ガイガーカウンターはリアルワールドの人々の体に刻々と満ちゆきつつ
ある穢れを読み取るこの時間軸でのソウルジェムなのだろうか?
そして、このセカイに魔法少女はいないのだろうか?
(コミケルポ中断ごめんなさいね。
あっ、この記事を書いてる間にブログのシステムが変わって
貼った写真に呼応して記事が書けるようになってる!記事製作中にシステムが進化していってる
のを目の当たりにするなんてちょっと感動。これは確認作業が省略できて
やりやすいな。ブログシステムの中のヒトありがとう!
そんなわけでコミケ☆まどかその2につづく)
つ【サーカスっぽい作画集】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12718291
よく見てるやつ。
プリキュアシリーズの作画。東映動画はナニゲにこんなの見せてくれるからあなどれない。
つ【レイズナー V=MAX VOL2】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3316925
これもよく見てるやつ。
吉田徹とアニメアールリスペクト。