先日12/18は2年半前に命を絶たれた、娘の月命日だった。
事故から2年半が過ぎた12/18に、二つのことをした。
(1)学校側の生徒への謝罪 (2)市長へ和解文の取り組みの質問状提出
***(2)市長へ和解文取り組みの質問状提出***
12/19朝日新聞 →
豊橋市長宛て
遺族が質問状
ボート事故防止策で
浜名湖ボート転覆事故で亡くなった西野花菜さん(当時12)の父友章さん(53)が18日、豊橋市役所を訪れ、市長宛ての質問状を出した。裁判の和解で市が約束した再発防止策について、現在までの取り組み状況をただしている。
西野さんの両親は引率教員にも事故の責任があるとして市などを提訴。今年10月24日、 「市が再発防止に向けて不断の努力をする」との内容で市と和解した。
質問状では①生徒の生命及び身体の安全を守るのは第1次的に学校の教職員だと自覚させるため、どんな取り組みをしているのか②教職員の研修計画と今後の体制―について、来年1月25日までの回答を求めている。
▼ ▼ ▼
平成24年12月18日
豊橋市長
佐原 光一 様
西野 友章・光美
質 問 状
日頃は、市民生活の向上や、暮らしの安全にご尽力くださり、深く感謝申し上げます。
さて、章南中学校外学習における浜名湖カッターボート転覆事故につきましては、平成24年10月24日に私たち遺族と和解が成立しました。そのなかで豊橋市は,各学校において,校外学習の実施に伴う安全管理体制及び危機管理体制等について,本和解の趣旨を踏まえた検証を十分行うとともに,今後二度とこのような事故が起こることのないよう,安全指針及び安全対応マニュアルの改定等の体制の整備と,その実効的な運用の確保に最大限努めるとともに,各学校における学校行事,学校教育の場において,生徒の生命及び身体の安全を守るのは,第一次的に教育職員であることを強く自覚し,意識を高く持ち続けるために,研修等に努め,再発防止に向けて不断の努力をすることを約束されました。
この再発防止のお約束を豊橋市長様から、私達遺族をはじめ市民の皆様にお約束頂いて2ヵ月近く経ちます。そこで、お約束いただいた豊橋市の各学校における校外学習の実施に伴う安全管理体制及び危機管理体制等の豊橋市の取り組み状況について知りたく、下記に質問させていただきます。お忙しい中とは存じますが、本質問のご回答期限を、平成25年1月25日までとさせて頂きたく、よろしくお願い致します。
<質問事項>
1. 学校行事、学校教育の場において、校外学習の実施に伴い、生徒の生命及び身体の安全を守るのは、第一次的に各学校の教職員であることを強く自覚させるために、どのような取り組みをしていますか。あるいは計画されていますか。
2. 各教育職員が、生徒の安全に対する意識を高く持ち続けるために、どのような研修を計画されていますか。また、再発防止に向けての不断の努力は、今後どのような体制で臨まれるのでしょうか。
以上、2項目について、ご回答のほど、よろしくお願い致します。
*****
12/21金曜弔問
私はそろそろ、夏に話のあった卒業アルバムの、娘の写真掲載方法への回答がある頃だと、章南中に質問する気持ちでいた。
章南中主幹教諭:「卒業アルバムの花菜さんの写真2枚を、(作成途中のアルバムの箇所を指差し)こことここに載せたいのですが。」
私:「 載せる写真って? 私達は夏に教頭に、写真の載せ方を検討することをお願いしたんですよ!
なぜ娘が同級生と一緒に卒業できなかったかがわかるものにして下さい。
大人になった同級生達が、あの残酷な事故を理解できるものにして下さいと。
娘は交通事故死や、病死ではないんです。
学校の事故によって 殺 さ れ た んです!
娘の写真掲載はお断りします。
娘が2010年4月に同級生と笑っている卒業アルバムを見て、
私達が喜んで見れると思いますか? 」
主人:「 順番が逆です。
どういう載せ方をするか を説明してもらい、どの写真にするかはその次です。 」
期待していたボート事故についての記述は、アルバムにはまるでなかった。
普通の学校卒業アルバムにある、2010年 2011年 2012年 の世相が掲載されているだけであった。
*****
12/20市教委の月命日弔問
私:「今私達は、卒業アルバムへの娘の写真の載せ方について 章南中ともめています。」
卒業アルバムは各学校の判断で作成されることを教育長に確かめ、章南中との卒業アルバムの見解の違いを説明した。
教育長:「 同じ事故の犠牲者でも、命を落とした西野さんの花菜ちゃんと、同級生とは雲泥の差がある。
アルバムを見る保護者も同じ感情だろう。
1 VS 94(同級生) 」
主人:「 章南中の卒業アルバムの内容は、市教育委員会に任せます。」
*****
2011年11月 事故情報プレートを要望した時と同じだ。
一番大事なことが理解できない章南中。
私の被害者意識が強すぎるのだろうか? 私は狂ってますか? 私は間違ってますか・・・
事故から2年半が過ぎた12/18に、二つのことをした。
(1)学校側の生徒への謝罪 (2)市長へ和解文の取り組みの質問状提出
***(2)市長へ和解文取り組みの質問状提出***
12/19朝日新聞 →
豊橋市長宛て
遺族が質問状
ボート事故防止策で
浜名湖ボート転覆事故で亡くなった西野花菜さん(当時12)の父友章さん(53)が18日、豊橋市役所を訪れ、市長宛ての質問状を出した。裁判の和解で市が約束した再発防止策について、現在までの取り組み状況をただしている。
西野さんの両親は引率教員にも事故の責任があるとして市などを提訴。今年10月24日、 「市が再発防止に向けて不断の努力をする」との内容で市と和解した。
質問状では①生徒の生命及び身体の安全を守るのは第1次的に学校の教職員だと自覚させるため、どんな取り組みをしているのか②教職員の研修計画と今後の体制―について、来年1月25日までの回答を求めている。
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平成24年12月18日
豊橋市長
佐原 光一 様
西野 友章・光美
質 問 状
日頃は、市民生活の向上や、暮らしの安全にご尽力くださり、深く感謝申し上げます。
さて、章南中学校外学習における浜名湖カッターボート転覆事故につきましては、平成24年10月24日に私たち遺族と和解が成立しました。そのなかで豊橋市は,各学校において,校外学習の実施に伴う安全管理体制及び危機管理体制等について,本和解の趣旨を踏まえた検証を十分行うとともに,今後二度とこのような事故が起こることのないよう,安全指針及び安全対応マニュアルの改定等の体制の整備と,その実効的な運用の確保に最大限努めるとともに,各学校における学校行事,学校教育の場において,生徒の生命及び身体の安全を守るのは,第一次的に教育職員であることを強く自覚し,意識を高く持ち続けるために,研修等に努め,再発防止に向けて不断の努力をすることを約束されました。
この再発防止のお約束を豊橋市長様から、私達遺族をはじめ市民の皆様にお約束頂いて2ヵ月近く経ちます。そこで、お約束いただいた豊橋市の各学校における校外学習の実施に伴う安全管理体制及び危機管理体制等の豊橋市の取り組み状況について知りたく、下記に質問させていただきます。お忙しい中とは存じますが、本質問のご回答期限を、平成25年1月25日までとさせて頂きたく、よろしくお願い致します。
<質問事項>
1. 学校行事、学校教育の場において、校外学習の実施に伴い、生徒の生命及び身体の安全を守るのは、第一次的に各学校の教職員であることを強く自覚させるために、どのような取り組みをしていますか。あるいは計画されていますか。
2. 各教育職員が、生徒の安全に対する意識を高く持ち続けるために、どのような研修を計画されていますか。また、再発防止に向けての不断の努力は、今後どのような体制で臨まれるのでしょうか。
以上、2項目について、ご回答のほど、よろしくお願い致します。
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12/21金曜弔問
私はそろそろ、夏に話のあった卒業アルバムの、娘の写真掲載方法への回答がある頃だと、章南中に質問する気持ちでいた。
章南中主幹教諭:「卒業アルバムの花菜さんの写真2枚を、(作成途中のアルバムの箇所を指差し)こことここに載せたいのですが。」
私:「 載せる写真って? 私達は夏に教頭に、写真の載せ方を検討することをお願いしたんですよ!
なぜ娘が同級生と一緒に卒業できなかったかがわかるものにして下さい。
大人になった同級生達が、あの残酷な事故を理解できるものにして下さいと。
娘は交通事故死や、病死ではないんです。
学校の事故によって 殺 さ れ た んです!
娘の写真掲載はお断りします。
娘が2010年4月に同級生と笑っている卒業アルバムを見て、
私達が喜んで見れると思いますか? 」
主人:「 順番が逆です。
どういう載せ方をするか を説明してもらい、どの写真にするかはその次です。 」
期待していたボート事故についての記述は、アルバムにはまるでなかった。
普通の学校卒業アルバムにある、2010年 2011年 2012年 の世相が掲載されているだけであった。
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12/20市教委の月命日弔問
私:「今私達は、卒業アルバムへの娘の写真の載せ方について 章南中ともめています。」
卒業アルバムは各学校の判断で作成されることを教育長に確かめ、章南中との卒業アルバムの見解の違いを説明した。
教育長:「 同じ事故の犠牲者でも、命を落とした西野さんの花菜ちゃんと、同級生とは雲泥の差がある。
アルバムを見る保護者も同じ感情だろう。
1 VS 94(同級生) 」
主人:「 章南中の卒業アルバムの内容は、市教育委員会に任せます。」
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2011年11月 事故情報プレートを要望した時と同じだ。
一番大事なことが理解できない章南中。
私の被害者意識が強すぎるのだろうか? 私は狂ってますか? 私は間違ってますか・・・
同級生や保護者の心的状況を考えて載せ方を工夫すればいいのであって、事故の記載が何もないのは社会的に与えた影響をかんがみてもおかしいと思うんじゃないですか。
ない方が大人社会が信用できないと思うのでは。
事故のことを直接書くのではなく、命の日がなぜできたのかなど記載されるように工夫されたらいいんじゃないですか?
昨晩、急遽PTA役員を召集して、アルバムについて検討したようです。
1VS94と書きましたが、保護者の多くは事故について触れたくないようです。
事故を起こし生徒の命を守りきれなかった学校として、毅然な態度で取り組んで欲しいと思うのは、難しい注文でしょうか。
いつも冷静なコメントをありがとうございます。
子どもの苦労する姿を見たくないと思うのは親心だと思いますが、実際にあるべきものを見せないようにしたり、うわべを取り繕ったり、苦難を避けるようにしていると、たとえそれが親心でも、それは子どものためにならないと思います。
やはり、何も記述がないのは、世間的に見ておかしいと思います。
やはりどのようにして前向きに載せることができるか、載せ方を本来はPTAと学校と西野さんが一緒に考えるのがいいんだと思います。
生徒が大人になった時にアルバムを見て何もなくて納得するでしょうか?
でもそのことは、今は置いておいて、
今はどちらも歩み寄って、今の感情に左右されるのではなく、長い視点に立って、卒業アルバムについて現生徒と、一緒に卒業したかったはずの花菜さんの両者のことを考えて、どのようなものにするのがいいの考える必要があると思います。
学校行事中の事故なのですから。
今日は、娘の同級生のお友達がたくさん弔問に来てくれました。
あやさんからも、深く考えたコメントを頂いて、嬉しかったです。
あやさんのコメントを参考に、機会があったら提案してみたいです。
いつもありがとうございます。
卒業アルバムには、
命の日ができたいきさつや、
12月19日の東愛知新聞に載っていた、生徒の感想
「自分の夢をかなえることで、花菜さんの分もかなえてあげたい」
「命を大切にすることを胸に刻んでいきたい」
など前向きな思いを載せる内容にするのが卒業アルバムとしてふさわしいと思います。
いつも適確なコメントをどうもありがとうございます。