事故直後の各メディア報道:
「静岡県直営施設から民間委託施設(指定管理者)に移行した、ターニングポイントの時期の事故であった。」
事故発生直後、私達遺族の情報は、全て新聞記事↑やテレビのニュースに限られていた。
豊橋市教育長:「静岡県の不良パッケージを買わされた。」
事故状況以外に、実施施設の背景(状態)や立場も複雑で、私達は初めて知る話ばかりで混乱しきっていた。
*****
三ケ日青年の家指定管理候補 浜松の企業グループ 県教委方針
県教委は8日、2010年6月にボート転覆事故が起きた県立三ケ日青年の家(浜松市北区)の次期指定管理者に、同市東区の施設運営委受託業ヤタローなどで構成する企業グループ「三ケ日フィールドパートナーズ」を候補者として選定する方針を決めた。
県議会9月定例会に関連議案を提出し、可決されれば来年4月から3年間管理する。事故時の管理者の小学館集英社プロダクションン(東京都)は交代する。
3団体から応募があり、外部委員を中心にした選定委員会が審査して決めた。同グループは、近隣のマリーナとの救助協力態勢の構築、えい航の方法などを細かく定めた規定の追加策定など安全管理面の提案が高く評価された。同グループはヤタローをはじめ、施設管理業の東急コミュニティー(東京都)、ボート製造販売業のシップマン(浜松市北区)の3社で構成する。
県教委は事故報告書で「十分な引き継ぎができなかった可能性がある」と指摘し、引き続き期間を確保するために従来より指定管理者の選定時期を前倒しして作業を進めていた。社会教育課はカッター訓練など海洋活動の再開時期は未定としている。
↑ ↑ ↑ 上記静岡新聞記事は浜名湖マリーナ協会の事務方の代表Sさんからうちのパソコンに送信されたものであり、私達が住む東海地区(愛知・岐阜・三重)の新聞には掲載すらなかった。
7/21にその入札の報告に我が家に来たSさんと、
昨日入札結果の報告に来た静岡県教委課長から説明を受けなければ、
私達遺族は何も知らなかっただろう。
ただ入札の状況を感じたのは、
毎月うちへの弔問を続ける事故当時の民間委託施設担当者:「菜の花キャンドルは終了しました。」
静岡県教委:「入札にあたり、事故を起こした業者を他の業者と公平な視点での選定はできない。」
*****
娘の中学入学時に保護者説明会が行われた、1年生の野外学習「カッター訓練」。
中学の説明の冊子には、当日の栞に自主艇の記述はあっても、運営する業者が替わり、
浜名湖でのカッター訓練の実績がないという説明はなかった・・・
悪天候の中、実施を決めた引率教諭達にその認識はなかったのだろうか?
4月の入学式の午後に先生達が施設の下見に行った時、民間委託施設に移行した説明は受けたはずであろう。
悪天候の中、経験もなく大丈夫だと言う施設に、生徒の命を簡単に預けた教員達。
移行の報告がなかったとしても、自分達で調べることもできたはずである。
施設の背景や、陸の救急車と比べ、日本の海のレスキュー体制は非常に貧しいという事実を。
きっと今回の委託業者変更(H26からの3年間)の情報も、知らないままであろう・・
生徒が命を落としていることも忘れて、終わったことにしたい引率教諭達。
「静岡県直営施設から民間委託施設(指定管理者)に移行した、ターニングポイントの時期の事故であった。」
事故発生直後、私達遺族の情報は、全て新聞記事↑やテレビのニュースに限られていた。
豊橋市教育長:「静岡県の不良パッケージを買わされた。」
事故状況以外に、実施施設の背景(状態)や立場も複雑で、私達は初めて知る話ばかりで混乱しきっていた。
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三ケ日青年の家指定管理候補 浜松の企業グループ 県教委方針
県教委は8日、2010年6月にボート転覆事故が起きた県立三ケ日青年の家(浜松市北区)の次期指定管理者に、同市東区の施設運営委受託業ヤタローなどで構成する企業グループ「三ケ日フィールドパートナーズ」を候補者として選定する方針を決めた。
県議会9月定例会に関連議案を提出し、可決されれば来年4月から3年間管理する。事故時の管理者の小学館集英社プロダクションン(東京都)は交代する。
3団体から応募があり、外部委員を中心にした選定委員会が審査して決めた。同グループは、近隣のマリーナとの救助協力態勢の構築、えい航の方法などを細かく定めた規定の追加策定など安全管理面の提案が高く評価された。同グループはヤタローをはじめ、施設管理業の東急コミュニティー(東京都)、ボート製造販売業のシップマン(浜松市北区)の3社で構成する。
県教委は事故報告書で「十分な引き継ぎができなかった可能性がある」と指摘し、引き続き期間を確保するために従来より指定管理者の選定時期を前倒しして作業を進めていた。社会教育課はカッター訓練など海洋活動の再開時期は未定としている。
↑ ↑ ↑ 上記静岡新聞記事は浜名湖マリーナ協会の事務方の代表Sさんからうちのパソコンに送信されたものであり、私達が住む東海地区(愛知・岐阜・三重)の新聞には掲載すらなかった。
7/21にその入札の報告に我が家に来たSさんと、
昨日入札結果の報告に来た静岡県教委課長から説明を受けなければ、
私達遺族は何も知らなかっただろう。
ただ入札の状況を感じたのは、
毎月うちへの弔問を続ける事故当時の民間委託施設担当者:「菜の花キャンドルは終了しました。」
静岡県教委:「入札にあたり、事故を起こした業者を他の業者と公平な視点での選定はできない。」
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娘の中学入学時に保護者説明会が行われた、1年生の野外学習「カッター訓練」。
中学の説明の冊子には、当日の栞に自主艇の記述はあっても、運営する業者が替わり、
浜名湖でのカッター訓練の実績がないという説明はなかった・・・
悪天候の中、実施を決めた引率教諭達にその認識はなかったのだろうか?
4月の入学式の午後に先生達が施設の下見に行った時、民間委託施設に移行した説明は受けたはずであろう。
悪天候の中、経験もなく大丈夫だと言う施設に、生徒の命を簡単に預けた教員達。
移行の報告がなかったとしても、自分達で調べることもできたはずである。
施設の背景や、陸の救急車と比べ、日本の海のレスキュー体制は非常に貧しいという事実を。
きっと今回の委託業者変更(H26からの3年間)の情報も、知らないままであろう・・
生徒が命を落としていることも忘れて、終わったことにしたい引率教諭達。
来年度の指定管理者は、半年間の引き継ぎを現在懸命にやってみえます。
彼らの危機管理や運営を見守っていて下さい。