人として生きる 丁字村ブログ

この時代に 人の温もりを感じて感謝できる生き方って どんな立場であろうと同じです。幸せになるためには考え方が大切です。

ギャバ

2007年03月02日 09時35分03秒 | Weblog
古くから、哺乳類動物の脳にはγ-アミノ酪酸(ガンマ-アミノブチリル酸; GABA;ギャバ)が多く含まれていることが知られていました。1950年に哺乳類動物脳から抽出されてから、多くの研究がなされ、中枢神経系における代表的な抑制系の神経伝達物質であることが明らかにされました(1)。
近年では抑制神経伝達物質としての作用の他に、他の生理作用や類似化合物の研究がなされています。また健康食品市場においても「発芽玄米」の有効成分の一つとして注目を集めています。
 ギャバはアミノ酸の1種で、脊椎動物に存在するばかりでなく植物にも存在することが知られており、漢方でも棕櫚(シュロ)や黄ぎ(おうぎ)が高血圧症の改善物質としても用いられてきました。
人間においては、脳への酸素供給量を増加させ、抗痙攣作用、抗不安作用、脳の代謝機能亢進などの神経伝達物質として重要視されています。