常楽院

福島県南会津町 真言宗

お寺で小坊主体験

2012-09-30 | Weblog
これから台風が来るんだろうか?と思うようなきれいな青空、「台風前の静けさ」と言うより、台風一過の青空です。でも風はやや強く、やっぱりこれから台風が来るんだろうね。TV等の報道では南の方は風、雨共に大変な様子。
近所の農家さんは、台風で稲が倒される前に、刈れる所は少しでも刈っておこうと一生懸命働いています。乾燥機の音が一晩中聞こえて来て、忙しい様子が伺えます。
今夜は十五夜様、朝の草むしりの後ススキや秋の野の花を摘んできて花瓶に挿しました。でも、今夜は十五夜の月はきっと見えないでしょう・・・と思い、昨夜外に出て一人で月見をしました。住職は疲れ果ててお休みでした。
うろこ雲がかかる夜空に真ん丸いお月様、つきの周りの雲がちょとだけ薄いオレンジっぽい色がかかりきれいでした。
おとといは、明るい月の周りに大きなカサがかかっていました。ちょうど訪ねてきていたお友達ご夫妻と4人で、「こんな大きなカサは初めて見たね。」と、しばし見とれました。
空を見ると、宇宙の大きさと自分の小ささを感じます。

さて、9月17日に南会津町の公民館の「親子で挑戦」の講座があり、住職と二人でお手伝いをさせていただきました。その様子を紹介します。

内 容 「一休さん講座」~お寺で小坊主体験~
参加者 公民館講座「親子で挑戦」の参加者
    寺の都合で日程が変わってしまい参加者が少なくなってしまいました。
    担当者さんごめんなさい

 
担当者さんの今日の狙いや日程の説明の後、住職の法話
住職の言葉や話にすかさず質問したり、あいずちを打ったり、反論したりと元気いっぱいの小坊主さん達。
阿字観(坐禅)は大丈夫かな?ちょっと不安

 
阿字観(坐禅)の説明は、常楽院職員見習い中の私の係。小坊主さん達に解かり易く説明するのは大変です。住職は模範演技(?)の係。

  
実際に座って手を組んで、静かに複式呼吸をしてみると不安は解消。小坊主さん達はしっかり瞑想(?)をしていました。法界定印(手の組み方)も様になっています。

   
 
次は鳴り物体験。
お寺で使う鐘や木魚等、音のする物を鳴らしてみました。

次はボランティア、草むしりを予定して下さっていましたが、大変暑かったので、お掃除をお願いしました。
  
本堂班 畳の雑巾がけや入口の掃除。
畳の目に逆らって雑巾をかける小坊主さんに「こうやって、畳の目に添ってかけると楽なんだよ。」と言葉を掛けると「あっ!ほんとだ。」と素直に直してくれる。畳の雑巾がけなんて、今はほとんど無いもんね。

  
外のお堂班。
あまり掃除が行き届いていないお堂を、丁寧に掃除してくださいました。「一番元気だった小坊主さんがとっても一生懸命に補記掃除をしてくれたぞ。」と住職がびっくりしていました。

 「疲れたぞー」 芝生の上でちょっと一休み。

 
最後はお茶の時間
ちょうど顔を出して下さった、御詠歌に来ているKさんもお手伝いして下さって、つめたい飲物とクッキー、煎餅で反省会かたがたお茶をいただきました。

元気でかわいい小坊主さんや保護者の方がたから元気を頂き、楽しい時間を過ごさせていただきました。
見習い中の私の勉強にもなりました。
参加して下さった皆さん、企画して下さった担当者さん、お手伝いいただいたKさん、本当にありがとうございました。

美紀さんご指摘ありがとう。
選考とは何ぞや?ですよね。正しくは線香でした。今後もチエックよろしくね。

物故者追悼会

2012-09-23 | Weblog
「暑さ寒さも彼岸まで」昔の人素晴らしい。本当にその通りです。このお彼岸ほどこの言葉を実感したことはありませんでした。
先日までのあの暑さはどこに行ってしまったんだろうと思うくらい、秋彼岸を迎えたら涼しくなってしまいました。そのうち雪が降り寒くなると「やっぱり暑いほうがいいね。」なんて言う様になってしまいそうです。
とは言え、今年の夏は暑かった。やっとホッとしています。
そんな涼しいお彼岸の入りに地区の老人クラブの方たちが集まり、物故者(亡くなられた方々)を偲びお参りをしました。福米沢老人クラブの恒例の行事です。


 
 
住職の読経の後、皆で一緒に「般若心経」を唱えました。御詠歌講の人達もいるので「般若心経」は慣れたものです。


丁寧に、心を込めて物故者のために選考を立て、手を合わせます。

お参りの後は、お茶の時間。亡くなられた方々の思い出話から自分の健康のこと、畑の作物のこと、猿や鹿、熊等に作物を食べられてしまったこと等、いろいろな話題で盛り上がりました。
みなさんお元気で、来年の物故者会を迎えて欲しいですね。

 あまりにも大きな花が咲いたので、こらえきれず咲いた朝には散っていました。可愛そうなのでコップにさしてみました。大きければ良いと言うものでもないですね。やっぱり身の丈に合った物がいいんですね。

黄色いトマトは普通でした。最近は赤トマトも甘くなってきているのであまり差を感じなかったのか、それとも私の味覚がダメなのか、とりあえづ 普通 でした。
黒や紫のトマトもあるのか・・・




何 これ! トマト?

2012-09-14 | Weblog
「早起きは3文の得」を実感。
午前4時チョッと過ぎ頃に作業着を着て外へ、夏は明るくなっている時間なのにまだ暗い、一輪車や草むしり鎌、竹箒などを準備しながら東の空を見ると、すっきりとした三日月と真っ直ぐその上に明けの明星・金星が見えます。
本当にきれいで、早起きして良かったと嬉しくなってしまいます。
日中はまだまだ暑いけど、朝夕は涼しく、吹く風に秋の気配が感じられます。秋はそこまで来ているようです。

昨日、黄色いトマトを頂きました。「もう柿ですか?」と言ったら、「これはトマトだよ」との事、確かにへたを見るとトマトだけど、上から見るとまるで柿です。

 
まるで柿ですよね。赤いトマトと比べてみました。かなり黄色い。
大根は白、ピーマンは緑、トマトは赤・・・の常識は今や通用しない世の中なんだなー、考えればピーマンには赤や黄色があるし、ミニトマトにはオレンジや黄色があるしなー


割ってみました。トマトっぽい。
味は? 住職が寺の会議で泊まりで出かけているので、今晩一緒に味見をしようと思います。楽しみです。

ちなみにパソコンで「黄色いトマト」を検索してみると『特に黄色いトマトには抗酸化作用があるとされるリコピンが多く、赤いトマトのリコピンより体内に吸収されやすい。具体的には動脈硬化やがんの予防、しわの改善や抗アレルギーに大きな効果がある。』と書いてあった。
「すごい!しわの改善、沢山食べなくちゃ、来年は私も作るぞ。」と思いきや、赤いトマトより作るのが難しく、味も条件が合えば甘みがありものすごく美味しいが、採る時期を誤るとかなりまずいとの事。私では無理だな。
頂いたトマトは採る時期大丈夫なのかな?

今年は暑いせいか、子供たちが小学校の頃に買ってあげたサボテンに花が沢山咲きました。
 例年より大きな蕾、今年は大きな花が咲くようです。楽しみです。

すずめの水浴び

2012-09-04 | Weblog
暑い、暑いと言っている内にもう9月、朝夕は過ごしやすくなり、夜は網戸にして寝ていると寒いくらいになりました。
芝生や、川の流れの上をトンボが沢山飛んでいます。
早朝に草むしりをしていると、今年も我が家の小さな、小さな川でシオカラトンボやオニヤンマが孵化する姿が見られました。「早起きは三文の得」ですね。でも、例年より目にするのが少なかったような気がします。暑かったせいでしょうか・・・

早起きが苦になる人も苦にならない人もいるようですが、私も苦にならない方です。
ただ、起きた時体が痛いのにはまいっています。勤めをしていた頃にはそんなことは無かったのですが・・・勤めのころはデスクワークが多かったしね。今は毎日雑草との戦争。体が痛いのも仕方がないか。農家の人達はすごい!

昨年から、我が家の小さな流れにすずめが遊びに来るようになりました。流れが浅いのですずめが水浴びをするのに丁度いいんでしょうね。気持ち良さそうです。さすがにすずめも暑いのでしょうね。


今年は古米を少しずつ芝生に撒いてみました。NHKラジオで「夏から秋は自然界にえさがあるので獲づけをしないほうが良い。」と言っていたので少しずつあげていたのですが、お盆に孫達が来たときは喜んであげて、大盤振る舞いになってしまいました。

  
芝生が伸びたので、芝の中に隠れるようにして食べています。最近はキジバトが2羽仲間入りをするように生りました。右の写真はキジバトです。

 
食事の後は運動。楽しい水浴びの時間です。