常楽院

福島県南会津町 真言宗

おじぞうさんの前掛け

2020-06-25 | Weblog
 六地蔵さんの前掛けが色あせてしまいました。困りました。さあどうしましょう。
いままでは2人高齢の女の方が作ってくださっていたのですが、お二人とも「針仕事が出来なくなったので、この次は誰かに頼んでけろ。」と言われていたのです。
お二人は様子を見て、おじぞうさんの為にと作って掛けて下さっていたのです。
 困ったなー・・・ こういうものってお願いして縫っていただくものなのかなー 誰にお願いすればいいのかなー いまの時期ってみんな忙しいしなー

 よし、自分で作ってみよう。 ということで赤い布と糸を準備し取り組みました。
大きなお地蔵さんの前掛けはそれでも良かったのですが、小さな六地蔵さんの前掛けはフリルをつけるのがとても大変でした。
ミシン目が少しくらい外れたり、二度縫いになったり、フリルの幅がバラバラだったりは目をつぶることにして何とか出来上が、り、ほっと一息。

 色あせた前掛けを外し、ちょっと不細工だけど一生懸命作った出来立ての前掛けをかけました。
よく見ないと出来の悪いところはわかりません。なかなか良いじゃないかと自己満足。

 
 どうぞ、世界中の子供たちが幸せに成長しますように。

 それにしてもお二人さんは器用だったんだなーと感心
 そして、頼まれなくても「これ、お地蔵さんに掛けてけろ。」とニコニコしながら縫ってきてくださったお二人に改めて感謝です。
 ありがとうございました。

華鬘(けまん)

2020-06-09 | Weblog
 コロナウイルス感染拡大で御詠歌や写経などお休みしていましたが、この地区は落ち着いているので写経を始めました。皆さん「久しぶりに落ち着いた時間を持てて気持ち良かった。」と喜んでくださいました。
心配しながら再開したけどよかったー

今回初めて来られたTさんが本堂で「これはなんですか?」と上を見あげました。

「これは華鬘と言って、本堂の中をかざるもので、昔は生花で作られたそうですよ。」
「そうなんだー 初めて見た。」
きっとよそのお寺さんにもあるんでしょうけど、きづかなかったんでしょうね。
ちょうど仏壇のはなも華鬘そうだったので「この花はたいつりそうですが、この華鬘に似ているので、けまんそうとも呼ばれているんですよ。」
仏壇にはピンクのケマン草がダイコンソウが活けてありました。
境内にはピンクと白のけまん草が咲いています。

あーーーー横になっちゃた。ま、いいか

先日石屋さんがこの花に目をとめられ「この花は何という花ですか、初めて見ましたいうきいれいですね。」というので、梅雨時になったらおわけしますよと約束しました。
もしかしたら珍しい?