常楽院

福島県南会津町 真言宗

んだべえ

2017-06-22 | Weblog
 浅草と南会津を乗換なしで結ぶ東武鉄道の“特急リバティ会津”が、4月21日に走り始めました。
 今までは、浅草までは「新藤原」や「鬼怒川温泉」で乗換が必要で面倒だったのですが、乗ったまんまで東京に着くと言うのは楽ですね。(かく言う自分は、まだ乗っていない。)

 それを記念して、地元の酒屋さんの娘さんが考案、作成した大人のスイーツ「んだべえ」が売り出されました。

 ワンカップの容器に、地元の焼酎を入れて作ったプリンとムースの2種類。
 見た目は普通。でも、フタを開けるとフワッとお酒の匂い、口に入れるとほのかにお酒の風味。甘さ控えめの大人の味です。田島に来て、是非 ご賞味あれ。

 そこには、こんなラベルがついていました。然り!


 ちなみに「んだべえ」とはこの地域の方言。(似た言葉が、東北全般でつかわれているようです。)「そうでしょう。」と相手に同意を求める際に使われる言葉です。それに対し同意する時は「んだ。」、強く同意する時は「んだ、んだ。」と首を縦に振ります。
 方言ってあったかくていいですね。

 
 


もりあお蛙の卵?

2017-06-08 | Weblog
 境内の蓮の樽から蛙の鳴き声が賑やかに響いています。 数日後、その樽に泡状の丸いものがついていました。これは何???

  

 来客の方が「これ、もりあお蛙の卵でねえのか。」と言います。「エツ、もりあお蛙?」もりあお蛙の卵の話は良く聞きますし、TVなどでも水辺の木の枝の先に産卵された卵の画像を見ます。でも、こんな所に産むものなんだろうか?  確かに水はあるけど・・・
 翌々朝、卵(?)は樽の壁から水の上に落っこちていました。昨夜風が強かったからかなー
 残念、もう少し様子を見れたら泡玉の正体が分かったかもしれないのに。
 蛙の鳴き声は弱くなりました。

 六地蔵さんを寄贈してくれた方の奥様の一周忌に合わせ、開眼供養が行われました。
 一周忌に来られた皆さんが、それぞれ奥様のことを思い出しながらお参りをしました。
 お酒と旅が好きだった故人。何よりも、この地にある駒止湿原がだーーーい好きで、保護や案内の会で活躍していた故人。
 住職と同級生、職場も一緒だった故人。葬儀の時の読経は、涙でところどころつまっていました。
 
 
 そのお地蔵さんに、御詠歌に来ている檀家さんがかわいい前掛けを作ってきてくださいました。赤い前賭けがとても似合っています。
 来山された参拝の方が、頭をなでている様子が見られます。

子供はすごい

2017-06-01 | Weblog
 先日 町立保育所の子供達が着てくれました。
 昨年きてくれた時に叔父が仕事に来ていて、子供たちにオタマジャクシを捕ってくれ「ウワー 足がでている。」「ヌメヌメしてるー。」などと喜んでくれたので、今年も叔父に来てくれるようお願いしておきました。住職も従業員も見るだけなら大丈夫だけど、触るのはどうもねーーー

 
  住職が、お釈迦様の教えを涅槃図を前に「お友達と仲良くすると幸せになるよ。」と説明 子供たちにはちょっと難しかったかも

  
 オタマジャクシを手に「うわーヌルヌルだー。」と大喜び。子供たちは平気で撫でたり眺めたり        叔父が、生まれ他ばかりの鶏とウズラの雛を連れてきてくれました。みんな興味津々「撫でて良い。」
 子供はすごい。平気でヌルヌルのオタマジャクシを手にする。                       「うわー毛がふわふわ。」「かわいい。」と小さな手が沢山伸びてきました。
 お土産にナイロン袋に入れ、オタマジャクシをつれて帰りました。                     とってもいい体験になったようです。かわいい雛さん達疲れたかな?
 保育所でみんなで観察するんだそうです。立派な蛙さんになるといいね。

 
 子供たちを守ってくれる六地蔵さんの頭を撫でて「元気で大きくなりますように。」とお願いしました。
 六地蔵さんも子供たちに沢山撫でられて、嬉しかったかな。

 大人は(従業員だけかも)ぬるぬるが苦手、見た感じが好きになれないなんて思って手が出ないけど、子供たちは色んなことに興味を持ちどんどん手を伸ばす。
 すごいなー  このまんま色んなことに興味を持って学んでいって欲しいなー。と思った従業員でした。