常楽院

福島県南会津町 真言宗

12月12日

2018-12-12 | Weblog
 今日は12月12日 数え12歳の子供が「十二月十二日」と書いて、ご近所や親戚などに配り火の用心を呼びかける日です。頂いた家ではご祝儀を出し、台所などに逆さに貼り火の用心を心がけます。
 なんでも12月12日は、大泥棒石川五右衛門が釜茹でになった日とのこと、それだったら泥棒よけではないのかな? ちょっと不思議
 と言う事でインターネットで調べてみました。

 関西の方では確かに泥棒除けで玄関などに貼るとのこと。そうですよね。
 じゃ、どうして家のほうは火の用心なんだろう?
 読み進めてわかりました。「十二月十二日」を反対からだと「ヒニトオクツキニクイ」と読めるとのこと。そういうことで逆さに貼るんだ。納得。

 最近子供が少なくなって「十二月十二日」を書いてくる子供がいなくなってしまいました。なので古くなっても剥がさないで、大事に貼っています。
 今年は住職の友人のお孫さんが書いて持ってきてくださいました。嬉しいです。
 
 「火の用心」を心がけなくてはいけませんね。


 一番左が今年頂いたものです。