常楽院

福島県南会津町 真言宗

文化財防火訓練

2018-01-29 | Weblog
 ここ数日 雪・雪・雪 毎日毎日 雪との格闘が続いている。
 せっかく片付けたのに、ズズッ ズズッ ドシ~~ン 家が揺れた。まるで地震のようだ。アーァ また片付けなくちゃ。
 先日など我が家の除雪隊は3時30分に起きて除雪スタート(普段はもう少し遅いのだが、天気予報で大雪との事だったので早く起きて始めたとの事。)朝食に帰ってきたのは9時近く「駐車場、参道、車庫の前、地区公民館やゴミ集積所などを除雪して町の除雪を待ったがなかなかこなかったので遅くなっちゃた。」との事。町の除雪機が道路を除雪してから参道の除雪をしないと参道入口に雪がドッサリ残ってしまって車が入れないのだ。朝食後またまた除雪に、本堂やお堂の前、本堂の裏などの除雪。やっと終わったと思っていると、屋根からの落雪でまた除雪、隣家の屋根の雪が落ちてまた除雪。そんな日が冬季間は当たり前、本当にご苦労様です。
 かく言う従業員もスコップやスノーダンプで応援。松の木の枝の雪降ろしも大変。大雪の年に何度か枝を折っているので、頑張って下しています。腰が痛い! 体が資本。

 そんな中、昨日は町の「文化財防火訓練」でした。
 10時丁度に「119」に電話をしてください。このように伝えて下さい。後は聞かれたことに答えて下さい。」訓練火災とは言えちょっと緊張。受話器を握って時計とにらめこ。
 壇等さんや地区の方が本堂から荷物を持ち出し、公域消防、地区の消防団の方々が消火。冬季は消防車が参道を入れず、本堂は町道から離れているのでホースをつないでの消火。水路の水が少なく水の勢いが悪いなどがあるも消防団員の方々はてきぱきとしっかり取り組んで下さいました。
 所長さんの講評の中に「住職さんの好意で駐車場の除雪をきれいにやっておいて下さったので今日は良かったが、雪が積もっていている中で機材を運んだりホースをつなぐにはもっと時間がかかる。」と言う事がありました。
 そうだなー、いつもいつもきれいだとは限らない。まずは火事を出さない。それが一番!

 終わった後住職と従業員は「もしもの場合に何を持ち出すかリストを作っておいたほうが良いよね。寺総会等でそれを伝えることも必要かも」「過去帳がなくなってしまうと大変なので保存の方法を考えよう。」「小さい消火器や防火布も良いかも。」等防火やいざと言う時の話もしました。 良い訓練となりました。

  

幸喜(後期)高齢を目指して

2018-01-12 | Weblog
 「新しい年を迎えました。」と言っても何が変わったわけでもなく日々が過ぎてゆ行く、変わらないことが幸せなのかも、なんて思いながら日々を過ごしています。
 朝のラジオ体操の時に バランスを取るのが下手になったなと感じる。
 物を取りに行って違うことをやってしまいそのまま戻り、ア~ァそれをやりに行ったんじゃないんだよなー、あれをとりにいったんだよなー。とため息。
 夜になると「ごめん携帯で私の携帯呼んで。」と住職にお願いして笑われている。
 そんな事を感じながら、それでもそれなりに元気に過ごしています。

 先日の成人の日、「我が家の孫たちが成人の日を迎える頃は後期高齢になっているよね。元気で居たいよねー。くたびれた後期高齢者でなく幸喜高齢者を目指そうよ。」と話し合いました。
 よし、幸せと喜びの多い高齢者を目指すぞ!!

 と言う事で(という訳ではないのですが)今日も元気に雪と格闘と相成りました。

  
 あちこちで雪がひどいと言うニュースが流れているけど、ここ田島は日ざしの優しい気持ちの良いお天気。住職は道の雪を飛ばす。

 
 従業員は雪に埋もれた橋の掘り出し。雪がしまって重い。結構積もっている。

 その後本堂や客殿のところの雪片付け。雪が積もった所に先日一晩雨が降り、屋根の雪が大分落ちたのでそれを片付けたのでだけど、がちがちに凍っていてなかなかスコップが徹らない。それでも何とか崩して、崩れたところを住職が除雪機で飛ばす。

 疲れたー! 終わって一息つくと汗をかいて体が冷えて来る。風邪を引かないようにしなくちゃ。
 明日体の痛みが出るかな? それならまだまだ若いけど、きっと数日後だろうね。なんて思いながら今日の日が終わりました。