常楽院

福島県南会津町 真言宗

すくすく伸びる子供たち

2012-05-25 | Weblog
運動会も無事終了。子供たちの元気な声が校庭一杯に響きました。
「自然の原風景 室井昭二写真展」も盛況。
昨日は檜沢小学校の3年生が、郊外学習と言うことで常楽院の歴史やマリア観音の学習にきました。
「お寺は何をするところですか?」「隠れキリシタンとはなんですか?」「常楽院を作った人はだれですか?」「犬や猫はどうして一緒のお墓ではないんですか?」等々、子供たちから沢山の質問が出て、会議で留守の住職に変わって対応した私は結構大変でした。
その2日前は2年生がきてゆきました。2年生は可愛い男の子3人しかおりません。でも、とても元気で先生も大変だな・・・・
数日前は、町立田部原保育所の元気な子供たちが散策にこられました。可愛い手を合わせてお参り。そして、木魚や鐘をたたき、獅子脅しや水琴屈の音を聞き、花の咲く庭を元気に散策してゆきました。お話もとっても上手に聞いてくれました。
常楽院はいつもよりにぎやか、子供たちの笑顔と明るい声に、渡しも元気を頂きました。

子供たちは水琴屈の音がとっても気に入っていました。


可愛い靴が行儀良く並んでいます。

皆でお参り。

もし、近くの方でこのブログを見てくださっている方がおいでになったら、明日26日、午後7時から、南会津歌舞伎保存会の方々が、練習着でですが本堂で歌舞伎の上演をして下さいます。是非おいでになってご覧になってください。一人でもお客様が多いと嬉しいです。

まるさんの学校は「プールの歌」があったんですね。応援歌や運動会の歌はありましたがプールの歌は初めて聞きました。今度聴かせてくださいね。

金環日食?

2012-05-21 | Weblog
今日の日本列島は、朝から壮大な天文ショウで盛り上がりました。
新聞によると、福島県内で金環日食が観察できるのは129年ぶりとか・・・
我が家では日食メガネを準備しそびれてしまったので、残念ながらTVでの観賞となりました。
と言うわけで、天文ショーの中、きわめて普通の日常生活を送りました。
金環日食の始まる頃に太陽に挨拶、徐々に暗くなる中、TVで太陽が欠けるのを見ながら「キングコングでザ・ピーナツが捉えられた時に太陽が隠れたのは、日食だったんだよね。」などと話し朝食を摂る。大分薄暗くなり、太陽の偉大さを感じました。
次に、徐々に明るくなるのを感じながら洗濯物を干しました。

せめてもと、写真展を行っている室井さんご夫妻、そして写真展に来て下さった方と一緒に「金柑の紅茶」を飲みました。金柑がフワッと香り、ホッとしました。でも、金環日食とは関係ないですね。


写真展も大盛況です。室井氏の写真仲間やお友達、新聞記事を見てきてくださる方、見た方に進められて来る方、本当に沢山の方においでいただき、室井氏と奥様はもちろん私達も感激しています。

来山された方々は庭の散策もして行きます。
芝桜、クリンソウ、大根草、クマガイソウ、藤等が花盛りです。

室井昭二写真展

2012-05-16 | Weblog
 感動の出会いを求めながら、南会津を主な撮影活動の場として、風景写真を撮り続けて来た室井氏の写真展を開催いたします。
 昨日、今日と同じ写真クラブに属している仲間の協力の下、50点の写真の展示が終了しました。
 春の桜、早春の花たち、草紅葉に降りた朝露、厳しい雪の中で息づく植物、水の流れなど優くそして厳しく見つめた作品が並んでいます。
 是非観に来てください。

 会期:平成24年5月17日(木)~5月27日(日)まで
    (時間 午前10時~午後4時まで)
 会場:常楽院本堂
    南会津郡南会津町福米沢

草むしりをしていると、隣の小学校から鼓笛隊の音が流れてきました。
あっ、小学校の校歌だ!「すくすく伸びる山の木の、素直な心明るい笑顔・・・良い子、強い子、元気な子・・・」私は、子供たちを育んでくれた檜沢小学校のこの校歌が大好きです。でも、年々子供たちが減り、隣の小学校と統合することが決まりました。そして校歌も新しくなるのだそうです。なんだかちょっと淋しいですね。
今日は通し稽古のようです。「よいしょ、よいしょ」の掛け声、これは1年生の綱引きのようです。「ひとつ、ふたつ・・・13,14」玉入れだな、「ドン、ドン、ドン」と響く太鼓の音は騎馬戦のようです。ああ、我が家の子供たちと同じ競技だなーーー懐かしくなりました。
運動会は20日、今度の日曜日です。どうぞ、良いお天気でありますように。

三春の滝桜・弘前の桜

2012-05-04 | Weblog
「今年は寒いので花は遅いよね。」と言っていたら、常楽院の本堂前にある大山桜と裏にある枝垂れ桜が4月28日の朝に咲き始め、気温が上がったせいかお昼には満開、翌日には散り始めてしまいました。今までの最短開花期間でした。もう少し楽しみたかったのですが・・・・残念、又来年の楽しみです。
今年は日本有数の桜を楽しませていただきました。
4月27日は雨模様との天気予報、「草むしりはできないので、滝桜を見に行ってこよう。」っということで三春に出かけました。ふ8時ちょと過ぎに付いたのですが、平日の曇り空の下にもかかわらず駐車場には沢山の車がありました。
駐車場に入る前の路上から見た時には「あれ、このくらいなの。」と思ったけど近くに行ったらやっぱりすごい、滝桜の名に違わない素晴らしさでした。
帰りは若松の鶴ヶ城に、満開の桜に感激。県立博物館の駐車場の所のピンク色の高遠桜は散り初めでしたが、とっても綺麗でした。


5月2日、住職に予定が入っておらず天気予報ではお天気も良くなさそうなので「よし!弘前に桜を見に行ってこよう。」と言うことで4時に家を出発して弘前へ、今日が満開とのことで平日にもかかわらず沢山の人が・・・やっぱり日本人は桜が好きなんだね!弘前はソメイヨシノも枝垂れ桜も満開、本当に春爛漫、素晴らしかったーーー
今までの花見は桜の花に感激して見てきました。でも今年は今までと見る視点が変わりました。
何百年、千年以上前から花を咲かせ続けている木の幹の力強さ、忍耐強さに感動してきました。あんなに古い幹が、あんなにやさしい若々しい花をつけていることに、本当に感動しました。




ところで、3月31日をもって退職させていただきました。
若い人達が成長してきて、そろそろ引退の時期と感じ、わがままをさせていただきました。
そんな訳で、思い立って「よし、出かけてこよう。」なんて、贅沢な時間を過ごさせていただいています。
でも、第2の就職口「常楽院」はなかなか大変、庭の掃除や草むしり、食事の支度、お客様の接待等等・・・爪の間には土が入り黒くなり、膝も腰も痛み、夜にはもうクタクタ・・・・これで無給なんだよね
でも、今やっていることが目に見えて、終わると気持ちがスッキリします。

これからは「晴耕雨読」晴れた日には草をむしり、花を愛で、雨の日には大好きな本を読み、写経をし、自分の時間を楽しみたいと思っています。