常楽院

福島県南会津町 真言宗

寺庭散策

2010-05-29 | Weblog

今日はふるさと南会津会の皆さんが、南会津町にやってきました。常楽院にも寄られました。40名くらいだったかな?庭を見たり本堂の中で木製の灯篭を見たり、水琴屈の音を聴いたりして楽しんでいってくださいました。私は朝5時からつつじの散った花びらや藤、石楠花の花の終った物を積んだり大忙し、「きれいですね。管理管理が大変でしょ。」「明るい雰囲気でいいですね。」「気持ちがが清々します。」と褒めてくださいました。やってよかったーーーでもきれいにして、皆さんに見ていただくのは大変だ」でも明日もほどほどに頑張るぞ



27日の日は町立保育所の可愛い皆さんが春の遠足に来てくれました。寺の境内に元気な声が響き渡りました。裏の池のめだかを見つけたり、橋を渡って山を散策したり、きっとご先祖様も喜んでくれたでしょうね。大人になってから、お寺に遠足に行ったっけなんて思い出してくれたらいいな・・・



「人が集まるお寺にしたい。」と言うのが私たちの思い。こんな風に人が来てくださるのは嬉しいですね。


※あやなみさん家のマンデビラは咲きそうなんですね。うちのマンデビラはまだまだです。あやなみさんが会津に住んでいたなんてビックリしました。


幸福の木の花

2010-05-25 | Weblog

常楽院の庭は、石楠花と芝桜が終わり今は藤とつつじが咲いてとても良い香りが漂っています。画像がないので写真を撮ったらブログに載せますね。(花の咲いている間に間に合えばですが・・・)


香りと言えば、先日仕事から帰ると居間がとても良い香りに満ちていました。俗に幸福の木と呼ばれるドラセナの花が咲いていました。蕾が出てから大分長い時間を要しました。ドラセナの花が咲くと木が枯れてしまう等と言う人もいますが、今の所元気です。ドラセナの花は木が大きくなってから(1メートル以上)やっと咲くそうですが、我が家のドラセナはまだ小さいのに花を付けてくれました。優しい可愛い花です。


 


名前 : ドラセナ・フレグランスマッサンゲアナ


      花の香りが良いのでフレグランスと言う言葉が入っているのだそうです。


幸福の木の名前の由来:ハワイでは、家の前にドラセナを置いておくと良い事があると伝えられてきて、そこからそうよばれるようになったそうです。


南会津町では最近大きな交通事故が続けて起きたため、白バイや覆面パトカーが走っています。取り締まりも厳しく、何人もスピード違反で捕まったそうです。安全のためなら走っているだけでも効果があると思うのですが、そんな訳には行かないようです。軽トラックで走っていた高齢の方が、後からバイクが追いついてきたので追い越されまいとしてスピードを上げたら、それは白バイだったそうで、スピード違反で捕まってしまったと嘆いていました。白バイとはどんなものか知らなかったとか・・・・・白バイやパトカーがいるから気をつけるわけではなく、自分のためにも気をつけて運転しなくちゃね。


一番きれいな季節

2010-05-16 | Weblog

藤、牡丹、八重桜、山吹、石楠花など沢山の花が咲き乱れ、あちこちで花祭りが行われています。本当にきれいな季節です。


田島も今日はとても気持ちの良いお天気でした。空はすっきりと晴れ、木々の芽が萌え出で、空気が爽やかで、風が花の香りを運んできます。チュウリップ、花桃、石楠花、水仙、むしかりなど春の花が優しく咲いています。特に今一番きれいに咲いているのは芝桜です。常楽院の一番きれいな季節です。草むしりも木の葉の掃除や花の手入れは大変だけど、花が咲くと「やってよかったーーー」と思います。お客様が来て、「きれいですね。」「心が和みます。」なんて言われると、お世辞かな?なんて思っても嬉しいですね。今年は寒くて、いつもの年のように早朝の草むしりが出来ません。先日出たら寒くて、手がかじかみ大変でした。でも、明朝からは出れそうです。頑張るぞー!


是非、常楽院の庭を見にきてください。単純なので褒められたら又頑張ってしまいます。


  


裏庭の芝桜と花桃です。


  


本堂前の芝桜。薄いピンクに少し濃いピンクの線が入っています。


 


河川の所の芝桜。


花を見て怒る人はいないと言いますが、本当だなーと思います。花を見ていると優しい気持ちになります。世の中戦争なんかしていないでみんなで花や木を植えたらいいのにね。戦争がなければ米軍基地なんて要らないのにね。


 あやなみさんの春の園芸も始まったのですね。マンデビラ、沢山咲くといいですね。これから山開きが続きます。沢山楽しめそうですね。私も若い頃は山登りが好きで、あちこちの山に登りました。どうしてこんな大変な思いをして登るんだろう。なんて思いながら登りますが、山頂に立った時のなんとも言えない達成感は言葉に出来ない位すばらしいものでした。また登ってみたいなとは思いますが、お休みは庭の手入れや法要に追われてダメですね。その前に足腰が弱っていて、体力的に無理かな。と言うことで私は裏山で楽しむことにします。ちょっと寂しいかな。


こどもの日

2010-05-06 | Weblog

5月6日(木)暑い一日でした。一気に我が家の桜や水仙、ムスカリ、花桃、芝桜等の花が開きました。会津若松市では33℃だったそうです。沖縄の一部は梅雨にはいったとか・・・先日まで寒くて雪が降ったりしたのに、春が駆け足で過ぎてゆきます。もっとゆっくりだといいのになー


昨日はこどもの日でした。子どもたちが小さかった頃は鯉のぼりをあげたり、武者人形や兜を飾ったものですが、今は面倒になってしまい天神様を飾って終わりにしています。本当はきちんと出してあげたほうがよいのは解かっているのですが・・・そのうちきちんと飾りたいですね。


 


この天神様は私の父親のものでした。子どもが生まれた時どうしても会津天神が欲しくて探したのですが、はと胸だったり顔立ちが納得できなかったりで、子どもの時から見慣れた父親の天神様がやっぱり良くて、一体頂いてきたものです。


会津天神は「日本一美男子な天神様」といわれており、今から約400年前、会津藩主だった蒲生氏郷公が京から職人を呼んで作られたのが始まりで、学問の神様と言われている菅原道真公を祀ったものだそうです。


ところで、今は「こどもの日」と言うと家族がいろいろな計画をたてて祝ってくれますが、我が家では、私が小さい頃はどこかに出かけるとか美味しいものを食べる等と言うことはなかったような気がします。その代わり役場か福祉協議会かどこから来てくれていたのか定かではないのですが音楽を鳴らしながら車が来て、飴や煎餅(?)などのお菓子を頂いた記憶があります。子どもたちがいっぱい並んでみんな笑顔でした。


病気や厄払いをするために菖蒲や蓬等を軒先に飾ったりお風呂に入れたりしましたが、この辺では新暦ではまだ大きくならないので旧暦でやっていました。菖蒲湯に入り、頭が良くなるように、お腹が痛くならないように等と頭やお腹に菖蒲を巻いて邪気祓いをしたものでした。菖蒲の香りが爽やかに感じたられました。


一つ一つの行事が簡略化されてしまい、今の高齢者が元気なうちにきちんと残さないと残らなくなってしまいます。残しておきたいですね。