常楽院

福島県南会津町 真言宗

秋満載

2017-09-23 | Weblog
 今日はお彼岸のお中日、朝から大忙し。
 お団子を丸め、揚げを煮詰め、ご飯を炊き酢飯にしてお稲荷さんをつくる。
 昨夜中途半端にしておいた食用ほうずき(3畳の畑でとれたもの)の皮を剥き、ほうずきジャムをつくる。
 今日はバタバタなので朝の「ラジオ体操」はお休み。後ですることとする。

 本堂の花はお彼岸の入りに挿しておいたので、後で花の水を取り替えればいいし。

 お茶やお団子、お稲荷さん等をお供えして頂き朝食を摂ろうとしたら、「おはようー。」と玄関で参道入口のおばさんの声、「オツ 来たぞ。」と住職。
 春、秋のお中日に重箱につめておはぎを届けてくださるのです。それが絶品。我が家の子供たちはどこでおはぎを頂いても、おばさんの作るおはぎが最高とのこと。特に長女はこの節になると「Kさんのおはぎがたべたい。」と言ってよこします。残念ながら届けられませんが。

 境内もすっかり秋
 夏にみんなを楽しませてくれた蓮の華はハチスになり、トンボが羽を休ませています。


 そして、数種類のしゅうめいぎく、しゅうかい堂、彼岸花、シオンなどの秋の花に変わりました。


 
 居間では昨年の8月に買った胡蝶蘭が、一本だけ花を咲かせてくれました。嬉しいー

 住職の知人が持ってきてくださった弦梅もどき、吾亦紅、ほうずきを生けました。我が家のほうずきも沢山切りました。外も中もすっかり秋です。
  

 
 3畳の畑には夏野菜の名残のオクラの花が咲いています。野菜の花の中で一番好きな花です。

蜘蛛の芸術

2017-09-14 | Weblog
 朝焼けがとても綺麗な朝でした。でも今は曇り始め、台風が「そっちにもいくよ。」と言っているような空の色になってきました。
 台風の季節、ひどい被害が出ないといいなー。

 
 先日の小雨の上がった朝、草むしりに出ると屋根の所に綺麗な蜘蛛の巣が・・・
 細い糸がルールに従って編みこまれていて、そこに雨水が留まり『すごいなー、きれいだなー』なんて見とれてしまいました。
 線路も何も無い空中で、蜘蛛はどうやって糸を張っていくんだろう??? 芸術だな!

 芸術といえば以前あやなみさんがコメントして下さった、桃山時代の最高傑作と言われる智積院の障壁画、落ち着いた中の華やかさ(従業員の個人的な感想)本当に芸術ですよね。
 従業員は書も絵も苦手です。子どもが小さい時「お母さんライオン描いて。」と言われ、頑張って描いたのに「これライオン?犬にしか見えないよ。」とがっかりされたり、写経で手本をなぞっているのにそのとおりに書けずどうしても自分の字になってしまったり。才能のかけらもないのです。
 でも、そういうものを見たり聞いたりするのは大好き。ワクワクします。
 従業員の傑作って何だろう。
 ちょっと不ぞろいの、個性豊かな子どもたちかな(?)」

 才能ゼロと思いつつも、世界中のすべての子どもたちが幸せで豊かな人生を送れることを願って「般若心経」百巻を目指して書いています。それがなかなか進まず、百巻達成は何時のことやら・・・
 

 
 

熱中症かな?

2017-09-07 | Weblog
 例年、お盆上がりにお墓に立てた先祖供養の紙のお塔婆や葦、古くなったお塔婆、白木のお位牌、短くなってしまったお線香などをお参りして塩で清め炊き上げしています。
 今年も数日前の暑い日、水の流れていない川の中で炊き上げました。例年だと朝の涼しいうちに行うのですが、今年は10時ごろからになってしまいました。
 すこしづつ燃やし終わって立ち上がったらめまい、一気にだるい感じになりちょっと変。汗は沢山かいていた。舌先と手先の軽い痺れと吐き気、頭痛。
 「まずい、もしかしたら熱中症かも?」
 直ぐに家に戻り衣服を緩めスポーツドリンクを少しずつ飲む。血圧102/60mmhg まあまあ。脈拍126 少し多い。症状が軽くなるまで横になる。
 落ち着いてからシャワーを浴び着替え。

 他の症状が落ち着いても脈拍が何時もの数に戻るのには少し時間がかかりました。軽い熱中症だったんだろうね。

 近所の人が暑い中仕事をしていると、「熱中症にならないように水分を摂ったほうが良いよ。無理しないでね。」なんて声をかけているのに・・・反省

 でも、ここ数日一気に気温が下がり過ごしやすくなりました。「これから寒くなってやだね。雪囲いしなくちゃ。」「涼しくなって嬉しいけど、やっぱり暑いほうが良いね。」なんてご近所さんの立ち話(笑)人間はわがままだー
 先日の 早朝の気温は11℃、住職は朝ストーブをたきました。ちょっと早いと思うけど。

 
 今年も裏の山百合が沢山の花をつけてくれました。1本手折り玄関に挿したらにおいが強くて駄目でした。
 外でみるものなんですね。