常楽院

福島県南会津町 真言宗

秋爛漫 とは言わないか?

2016-09-30 | Weblog
 明日から10月 昔高齢の方が「時間の流れるのが年々早くなる。いまにおめらもわかる。」と良く言われたけれど、最近時の流れの速さを実感、本当に早い!
 
 境内では彼岸花やわれもこうが咲き、ななかまどが色づきはじめ、やま帽子の赤い実がかわいい姿を見せ、芝生の上には桜の葉が舞い落ちている。秋だなー
 ところが秋は境内だけではなく、常楽院の食卓も秋が満載

  
 23日 りっぱな松茸を頂く。13cm・125gビックリです。早速1本は松茸ご飯に、おかずは焼いた秋刀魚や茄子漬け。残りの1本は焼いていただきました。

 翌日は栗を頂く。一部を栗ご飯にして、残りは渋皮煮を作りました。

 
 25日は千本しめじを頂く。ご飯、お味噌汁、茄子との炒め物などで頂く。

 そして今日はしし茸のご飯を頂きました。

 本当に本当に贅沢な秋の味覚満載の贅沢な食卓でした。みなさん本島にご馳走様でした。

 我が家では住職も従業員も茸採りはしないので(食べられる茸と毒茸の区別がぜんぜんわからない)嬉しいプレゼントでした。
 寒くなるのは嫌ですが、こんな秋は大歓迎です。


「あめときどき止む」?

2016-09-20 | Weblog
 「今日は1日雨かな」「台風の影響あるのかな」なんて話をしながら天気予報を見ていると、画面に「あめときどき止む」と画面に出る。「ええー???」
「晴れときどき曇り」「曇りときどき雨」なんて言うのはよく聞くけど、「あめときどき止む」そんな予報初めて聞いたなーと2人で画面を見る。でもそれは合ってる。今日はきっとそんな天気だと妙に納得。
いろんな表現があるんだなー。

 お彼岸の入り、地区の老人クラブの方々の仏故者会(地区の亡くなられた高齢者の方のお参り)が本堂でありました。
 今年は亡くなった会員さんは居られなかった様で、皆さんの表情も明るい。
 従業員の私も、一緒にお参りをさせていただきました。

 お茶菓子に饅頭の天麩羅を出しました。皆さん大変喜んでくださり、余った饅頭の天麩羅も「大好きなので頂いていい。」と持っていってくださいました。

 老人クラブの会員とは言え、みなさん畑や田圃の仕事に携わっておりまだまだ現役。私よりもはるかに元気。
 来年も皆さんそろってお元気で、お参りが出来ますように。

  

秋ですね

2016-09-14 | Weblog
 ひんやりした空気の冷たさで目覚める。
 ああ、秋なんだな。冷房設備などない我が家、夏場は窓を開けて寝ています。もう窓を開けたままでは寒くなったんですね。

 蓮やグラジオラスなどの夏の花が終わり、秋明菊や彼岸花、萩などの秋の花が咲き
 蝉の鳴き声が、気がつけば虫の音色に変わっていました。秋ですね。

 涼しくなり、外での仕事も楽になってきました。
 「お庭きれいですね。手入れが行き届いているんですね。」お参りにお出でになった方が、そう声をかけてくださいます。
 そう言われると「頑張んなくちゃね。」とは思うものの、少々疲れ気味。夏の疲れがでてきたのかな?

 
 秋の花に混じって、春のツツジが狂い咲き?このツツジは秋にも毎年少しは咲いてくれるのですが、こんなに沢山花をつけてくれたのは初めて。
 来年の春もちゃんと咲いてくれるのかな。

 
 矮小化された百日草。暑い夏から咲いてくれています。

  
 秋明菊や彼岸花が秋の訪れを告げています。

 パラリンピック、残された機能を鍛え競技に挑んでいく姿を見ると、人間ってなんてステキなんだと感激。
 「疲れた」なんて言ってられないなとは思うのですが・・・

誰が食べたのかなー

2016-09-07 | Weblog
 昨日の朝 境内裏の草むしりに行くと、台風の風のせいか梨が沢山落ちています。近寄ってみると食べられた梨が沢山あります。

 
 
 誰が食べたんだろう? 熊だったらガブリと食べちゃうだろうし、鹿も出てきているけどサルもいるとの事。こんなにあちこち食べ散らかすのだから人間でもなさそう。「誰だろう?気持ち悪いね。」と住職と2人考えたけど???

 朝食後伯父が来たので、住職と伯父が見に行って帰ってきた。「犯人が分かった。カラスだったよ。」
 午後朝の続きをむしろうと出て行くと、梨の木からカラスが一斉に飛び立つ。朝きれいに片付けたはずなのに、またまた見事に食べ散らかしている。

 デジカメを取ってきて、写真を撮ろうとレンズを向けると一斉に飛び立つ。「だめかー。」草むしりをしていると、カラスが来た気配は無いのにバタン・バタンと梨の落ちる音。そーっとカメラを向けると、気持ち悪いくらいに真っ黒になって一斉に飛び立つ。「よーし絶対撮ってやる。」とカメラを構えていると寄り付かない。「なにやってんだ。」と住職に笑われながら、しばしチャンスを狙ってみたけど、構えては逃げられ、構えては逃げられの繰り返し。とうとう取れないで終わり。またまたカラスの食事の後片付けをする羽目となりました。くやしいなー

 
 こんな風に石の上にきれいに並べて食べた後もある。何だかカラスにバカにされている気分です。
 まだ木に梨が残っているので、もう少しの間カラスの食事の後片付けをしなくてはいけないようです。

 でも、熊でなくて良かった。