今年の夏、住職の友人から田島万古焼きの急須や茶のみ茶碗を頂きました。
普通の茶のみ茶碗は外側に蛙がついているのですが、頂いたお茶碗の中にはかにさんがいました。ビックリです。
住職と二人で「このお茶碗ではお茶が飲めないね。洗うのが大変だよね、洗っているうちに足を壊してしまいそうだよ。」と言う訳で茶箪笥の中でお休みしていました。
先日ある集まりの中で「万古焼きのお茶碗頂いたんだけど使えなくてね。」と話すと、「エー珍しい。かえるは見るけど蟹は見たこと無い、持って来てみて。」と言う事になり持参。「やだ、ほんとに蟹だ。作るの大変だろうね。」「良かったら持って行って。」と言う事で分ける。
そうか確かに珍しい。お茶を飲まなくても飾りにしても良いか。と言う事で従業員も1個持ち帰る。そこに持っていかなければ陽の目をみず、もしかしたら数年後に捨ててしまったかもしれない。持って行ってみて良かった。
人に言われて価値が分かる物って、沢山あるよね。
【 田島万古焼きとは 】
全国でも珍しい手の指紋を生かして焼いた手捻りの万古焼きで、温かなぬくもりを感じる陶器です。土は地元の山で掘った粘土を使っています。
始まりは江戸時代なんだそうですが戦争などで途絶えてしまったそうです。
昭和48年 田島町関本の室井勝三氏が復活させ、現在は2代目勝己氏、3代目勝全氏が引き継いでいます。
無事蛙「かえる」と良い目が出る「サイコロ」がモチーフとなっているようです。サイコロは急須の蓋のつまみの中に入っており「カラコロ」とかわいい音がします。
使うほどに艶が出てくるのですが、ドジな従業員は良い艶が出てくると欠けらしてしまい「割る人がいないと新しいものが売れないからね。」と住職に皮肉られたり、笑われたりしています。
普通の茶のみ茶碗は外側に蛙がついているのですが、頂いたお茶碗の中にはかにさんがいました。ビックリです。
住職と二人で「このお茶碗ではお茶が飲めないね。洗うのが大変だよね、洗っているうちに足を壊してしまいそうだよ。」と言う訳で茶箪笥の中でお休みしていました。
先日ある集まりの中で「万古焼きのお茶碗頂いたんだけど使えなくてね。」と話すと、「エー珍しい。かえるは見るけど蟹は見たこと無い、持って来てみて。」と言う事になり持参。「やだ、ほんとに蟹だ。作るの大変だろうね。」「良かったら持って行って。」と言う事で分ける。
そうか確かに珍しい。お茶を飲まなくても飾りにしても良いか。と言う事で従業員も1個持ち帰る。そこに持っていかなければ陽の目をみず、もしかしたら数年後に捨ててしまったかもしれない。持って行ってみて良かった。
人に言われて価値が分かる物って、沢山あるよね。
【 田島万古焼きとは 】
全国でも珍しい手の指紋を生かして焼いた手捻りの万古焼きで、温かなぬくもりを感じる陶器です。土は地元の山で掘った粘土を使っています。
始まりは江戸時代なんだそうですが戦争などで途絶えてしまったそうです。
昭和48年 田島町関本の室井勝三氏が復活させ、現在は2代目勝己氏、3代目勝全氏が引き継いでいます。
無事蛙「かえる」と良い目が出る「サイコロ」がモチーフとなっているようです。サイコロは急須の蓋のつまみの中に入っており「カラコロ」とかわいい音がします。
使うほどに艶が出てくるのですが、ドジな従業員は良い艶が出てくると欠けらしてしまい「割る人がいないと新しいものが売れないからね。」と住職に皮肉られたり、笑われたりしています。