常楽院

福島県南会津町 真言宗

2021-04-24 | Weblog
 この地域においても猛威を振るっていたコロナ、どこどこの誰が感染したんだって、あそこの施設ががクラスターなんだってなどという話が聞こえてきたり、知人のお父さんや檀家さんでもコロナでお亡くなりに方が出てくるなど、住職と二人鬱々とした気持ちですごしていた。
 でも、芝桜が咲き、チオノドクサが咲き、八潮ツツジが咲き、水仙が咲き、桜草が咲き、住職の友人たちのお手伝いで境内の芝焼をするなど、まだまだ注意は必要だけどちょっと明るい気持ちで春を迎えた。
 常楽院では一番最初に咲く境内前のオオヤマザクラが散り、本堂裏山のカタクリやレンギョウ、桜が咲き、今は芝生の中にポツンと一本立っている八重の桜が満開、気持ちも少しずつ春を迎えている。
 マスクやマウスシールドを付け、距離を確保し、部屋の風通しに配慮し一年以上ぶりに写経や御詠歌を再開した。皆さん本当に久しぶりのあつまりで嬉しそうでした。
 当たり前の日常が早く戻ってきて、気兼ねなく日常生活が送れるようになったらいいなー