常楽院

福島県南会津町 真言宗

彼岸花が咲いています

2013-09-25 | Weblog
 秋彼岸のお中日も過ぎ、気温がぐっと下がってきました。「暑さ寒さも彼岸まで」と良く言われます。当たってるー。
 先日まで「今年は暑いねー」「暑くて良く眠れない。」なんて言葉を交わしていたのに、今日も冷たい雨が降っています。一雨ごとに寒くなるんだね。ちょっと淋しい気がします。

 そんな中、家の周りに100本位の真っ赤な彼岸花が咲いています。と言ってもあちこちに固まっているので、そんなに咲いているようには見えません。
 お彼岸の頃に咲くので、彼岸花と呼ばれるそうですが、サンスクリット語の「天界に咲く花、、赤い花」と言う意味の「曼珠沙華」とも呼ばれています。おめでたいことが起こる兆しに、紅い花が振ってくると言う仏教の経典から来ていると言う事です。
 花言葉は「想うのはあなた一人」「また会う日を楽しみに」「情熱」「独立」など沢山あるようです。でも、おめでたいとされている割には、「悲しい思い出」「あきらめ」などと言う花言葉もあるようです。お彼岸に亡くなった人を想うので、そこから来ているのかな・・・
 

 御詠歌の全国大会が10月末にあるので、只今練習中。
 なかなかうまく唱えられず、所作もバラバラ、大丈夫かなーーーー

カエルの日向ぼっこ

2013-09-12 | Weblog
 朝夕はとても涼しくなり、日も短くなりました。
 夜は、綿毛布だけでは寒くて寝れなくなりました。なんとなく寂しい感じがします。
 草むしりの時間も大分短くなってきてしまったよー それに反して草はなんとすくすくと育っていることか
 今週の土曜日の朝は、いつもの住職の友人達が草むしりに来てくださるとか・・・
嬉しいよー 感謝感激雨霰

 蓮の花もすっかり終わり、今日は蓮の枝を切り取りました。冬仕事にはちすの中にちりめんの布を入れ、本堂に花の変わりに置くはちすの花を作りたいと思っています。
 暖かい陽射しが心地よいのでしょう。蓮の葉の上で青ガエルが日向ぼっこをしていました。と言うより目を閉じて昼寝でもしているのかな?
 1時間以上たっても同じ格好で動きません。本当に気持ちが良さそうです。

 

かすみそうさん、エプロンを持ったお手伝いさん大歓迎です。
ちなみに、常楽院でも灰皿は出ません。初めは住職もお客様に気を使い灰皿を出していたのですが、「お寺だって公共の場なんだから」といつも私が片してしまうので、今は出さなくなりました。お客様もそれが当たり前になった様で、吸いたい人は外で吸ってくるようになりましたよ。

「飲み所 常楽院」と泡盛

2013-09-07 | Weblog
 『飲み所 常楽院』を開いて、どの位になるだろう。
 いつの間にかごく内輪で、そんな名前がついていました。
 
 住職がまだ副住職で他に仕事を持っている頃、友人や職場の付き合いで飲んで、良くタクシーで帰ってきました。
 タクシー代数千円。“エッ、どうして!この距離なのに”聞いてみると数人一緒に乗り、あちこち送り届けて最後に常楽院に帰ってくるとの事。納得、確かに数千円の距離になるのです。「それなら私が送迎するから、そのタクシー代を私に頂戴。」「そうだな。」と言うことで契約成立。それ以後のタクシー代はかなりの額になるが、一度も払ってもらった記憶が無い。
 『飲み所 常楽院』もそうだったのだろうか?
 確かに飲みに行くと、高給取りでもないのに良く会計をしていた。「これ今日の会費に。」と出す人にも「大丈夫、大丈夫。」と、何だか良い格好をすることが多かった。「上司の人の所ではそれはしないでね。失礼だから。」と言う私の言葉などなんのその、「頂いたものはみんなに還元しなくては。」などと言う屁理屈の元、いつも楽しく飲んでいました。
 でも、私の身内や親戚、職場の人の飲み会も良くセッティングしてくれ、接待してくれるのですから、あまり文句も言えない立場なのです。
そんなことから「家で出来る飲み会は家でやろうか。」なんて、私が言ったのかもしれない。

 寺関係、ボランティアや御詠歌の集まり、友人、知人、住職が理事をしているNPO法人やOB会の集まり、いとこ会等など、数えればきりが無いほどいくつもの会議や懇親会を引き受けることになってしまいました。
 その都度、俄か女将の私は大変。料理などたいして出来もしないのに、酒肴の準備をしなくてはならない羽目になってしまったのです。料理本やインターネットとにらめっこしながら、なんとかかんとか・・・冷や汗ものです。
 でも、そんな私を助けてくれる心強い友人もいて、感謝、感謝です。
 
 私が退職をした時、「今度無給になるんだから、飲み会1回につき飲み所代1万円ね。」「いいよ。」と決まったはずなのに、タクシー代と同じ。一度も払ってもらった試しがありません。
 
 でも、人とお酒をこよなく愛する住職の周りには、いつも笑顔と楽しい会話を沢山持った人たちが集まってくれます。そんな中にいると、大変だと思いながらも楽しい気持ちになります。
 それに、お料理のレパートリーも少しは増えたし・・・良しとしましょう。

 そんな『飲み所 常楽院』で、住職の仲良しの友人の縁で、ひょんなことから『福島泡盛同好会IN会津』の 第一回泡盛を楽しく飲み語る集い が開かれました。
 俄か女将は友人の協力をいただき、酒肴つくりに大奮闘でした。
 
 
わざわざ広島から、泡盛を広げる活動をしている住職の友人の友人が来られ、地域の方も集まり、泡盛と会話を楽しみました。
会長や事務局も決まり、今後活動を広げていく様です。
関心のある方は 南会津町高野の星義道氏にご連絡ください。
詳細は星義道氏のFacebookをご覧ください。

あやなみさん、私も電気代値上げ反対です。でも、ここ田島は本当に涼しくなりましたよ。ところで、蓮の実の中の芽の形が観音様の手のひらに見えて、不思議です。

まるさん、あまり真剣に考えすぎないことです。いくら能力があっても、一人の力で出来ることには限りがあります。周りの人の力を借りながら、必要とされる事にきちんと対応していくうちに役割が見えてくるのではないでしょうか。
肩の力を抜いて、まるさんの癒しの笑顔でほどほどに頑張りましょう
 

蓮の実を食べてみました

2013-09-02 | Weblog
 7月13日に開き始め、私と住職は勿論、来山された多くの方を楽しませてくれた蓮の花も、昨日で最後の一輪が咲き終わりました。
 この辺では、蓮の花を栽培しているお家はあまりなく珍しいせいか、わざわざ蓮を観に来られた方もおいでになりました。
 冬は凍らないように植木鉢を池に入れたり、樽を洗って乾かないように新聞紙を濡らして入れたり、春に池から出してひっくり返し土を消毒し、蓮根を整理して植え替え、肥やしは何がいいか考えたり、(ちなみに今年は煮干を粉末にして油粕と一緒にして植え込み、追肥に粒の栄養剤?をあげてみました。)苦労したので、皆さんに「きれい!」と言って観ていただけると嬉しさ倍増です。
 咲き始めが速かったので「もしかしたらお盆までに咲き終わってしまうかも。」なんて思っていたら、昨日まで楽しませてくれました。ありがとう。

 
最後の一輪。他はすっかりはちすになりました。今年は41本咲きました。

これは蓮の実です。食べられると言うのであまり硬くならないうちに採って割ってみました。すると白い実が出てきて薄皮がついています。それを剥いて割ってみると、なんと なんと緑の芽が出来ているではありませんか、びっくりです。これを植えると芽が育つんだろうか?
インターネットで調べると生でも、煮ても焼いても食べられるとのことだったので芽を取り除いて食べてみました。食感、味ともに生の栗と同じでした。
もし硬くならずにあれば、今度の御詠歌の練習日に皆さんにご馳走してみようと思います。