冬囲い終了。
今朝の気温は3℃。暖房がないととても寒い。
「今年は幸が深くて早いぞ。」地域の皆さんがそういいます。カメムシが多くて早く家に入り、カマキリの巣が高いのでと言うことからの推測らしい。
と言うことからではないのでしょうが、蓮の花の整理、境内や玄関、ミニミニ花見山などの冬囲いが終了。すっかり晩秋の景色になりました。業者さんや住職のお友達の協力を頂き1週間ほどかかりました。
外気が一桁になってきたので外に出していた君子蘭、観葉植物などの鉢の室内への取り込みも終わり、ほっと一安心。いつ冬が来ても大丈夫。
そんな秋が始まったある日、叔父の家族が墓参りに来ました。
叔父は数年前、前立腺癌で亡くなりました。64歳、早すぎる死亡でした。
叔父は亡くなる前、住んでいた横浜でなく、実家の墓でもなく、私の嫁いだ寺の墓地に埋葬して欲しいと叔母に話していたそうです。そんな叔父の希望で常楽院の墓地に埋葬されました。
それまでは叔父には会っても叔母やいとこに合う事はそんなになかったのですが、それ以後は毎年必ずお墓参りに来るので、一緒に食事をしたり墓参りをしたりで親しさが増しました。叔父の同級生も時々墓参に来てくださいます。
「これが、あの人の願いだったのかもね。」と叔母のつぶやき。
自分の家族と自分の故郷の家族の縁が切れないように、それが叔父の願い立ったのかもしれない。私もそう思いました。
その日は小雨の日でした。掃除を始めた叔父の家族と従業員の会話。
従業員 「雨だから、後で私がするからいいよ。」
叔母 「そう 悪いわね。」
従弟の嫁「何言ってんのよお母さん。」
叔母 「だって、せっかくそう言ってくれるんだから。」
従弟の嫁「お墓参りは、そこにいる人が気持ちよくいられるようにしてあげるのも目的よ。わたしに実家ではそうしているよ。」
従弟 「そうだね。」
と言うことで、従弟とお嫁さん、従姉たちは箒で掃き清め、タオルでせっせと墓石を拭き、「来年は細かい所をこするのに、靴ブラシを持ってこようね。」などと話をしながらお掃除完了。
叔母と従業員は笑いながら、彼らの姿を眺めていました。
その後、綺麗になった叔父の墓に花を挿し、線香を立てお参りをしました。
若いお嫁さんから素敵なことを学びました。気持ちの良い日でした。
今日は母の月命日。実家のお嫁さんから「今日来るんでしょう。」と電話がありました。お団子を作って待っているので、お墓参りをしてお茶でも飲みましょうとのこと。
母が難病でなくなってはや20年。お嫁さんも忘れないでいてくれるようで嬉しい。
あやなみさんアドバイスありがとうございます。「墓無い人は、常楽院へ」はやっぱりまずいですよね。
「分譲墓地あります。」が、あたりさわりないですね。
今朝の気温は3℃。暖房がないととても寒い。
「今年は幸が深くて早いぞ。」地域の皆さんがそういいます。カメムシが多くて早く家に入り、カマキリの巣が高いのでと言うことからの推測らしい。
と言うことからではないのでしょうが、蓮の花の整理、境内や玄関、ミニミニ花見山などの冬囲いが終了。すっかり晩秋の景色になりました。業者さんや住職のお友達の協力を頂き1週間ほどかかりました。
外気が一桁になってきたので外に出していた君子蘭、観葉植物などの鉢の室内への取り込みも終わり、ほっと一安心。いつ冬が来ても大丈夫。
そんな秋が始まったある日、叔父の家族が墓参りに来ました。
叔父は数年前、前立腺癌で亡くなりました。64歳、早すぎる死亡でした。
叔父は亡くなる前、住んでいた横浜でなく、実家の墓でもなく、私の嫁いだ寺の墓地に埋葬して欲しいと叔母に話していたそうです。そんな叔父の希望で常楽院の墓地に埋葬されました。
それまでは叔父には会っても叔母やいとこに合う事はそんなになかったのですが、それ以後は毎年必ずお墓参りに来るので、一緒に食事をしたり墓参りをしたりで親しさが増しました。叔父の同級生も時々墓参に来てくださいます。
「これが、あの人の願いだったのかもね。」と叔母のつぶやき。
自分の家族と自分の故郷の家族の縁が切れないように、それが叔父の願い立ったのかもしれない。私もそう思いました。
その日は小雨の日でした。掃除を始めた叔父の家族と従業員の会話。
従業員 「雨だから、後で私がするからいいよ。」
叔母 「そう 悪いわね。」
従弟の嫁「何言ってんのよお母さん。」
叔母 「だって、せっかくそう言ってくれるんだから。」
従弟の嫁「お墓参りは、そこにいる人が気持ちよくいられるようにしてあげるのも目的よ。わたしに実家ではそうしているよ。」
従弟 「そうだね。」
と言うことで、従弟とお嫁さん、従姉たちは箒で掃き清め、タオルでせっせと墓石を拭き、「来年は細かい所をこするのに、靴ブラシを持ってこようね。」などと話をしながらお掃除完了。
叔母と従業員は笑いながら、彼らの姿を眺めていました。
その後、綺麗になった叔父の墓に花を挿し、線香を立てお参りをしました。
若いお嫁さんから素敵なことを学びました。気持ちの良い日でした。
今日は母の月命日。実家のお嫁さんから「今日来るんでしょう。」と電話がありました。お団子を作って待っているので、お墓参りをしてお茶でも飲みましょうとのこと。
母が難病でなくなってはや20年。お嫁さんも忘れないでいてくれるようで嬉しい。
あやなみさんアドバイスありがとうございます。「墓無い人は、常楽院へ」はやっぱりまずいですよね。
「分譲墓地あります。」が、あたりさわりないですね。