*ハッピーとラッキーのあいだ。

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畑の楽校!~その2~

2010-07-19 19:34:07 | 畑の楽校
昨日日曜日、畑の楽校2回目に参加してきました
・・本来ならばこの三連休は毎年恒例ap bank fes旅行だったのだけど・・、やむを得ない事情により旅行はキャンセル・・。まぁその代わりに、繰り上げ当選で無事に2回目の畑に行くことができました。、といって慰める・・。


さて、2回目の楽校最初の作業は、来月皆で収穫予定のオクラ畑の雑草抜き
 
もう、雑草も主役級に生い茂っちゃって、どれが本物かわかりにくいほど
。これが無農薬の激しさ。

土の上には黒いビニールがかぶせてあって、穴があいてる部分に苗を植えて育ててるのだけど、その穴からオクラ同様に雑草も繁り放題・・。その穴にはえてるオクラ以外の雑草を丁寧に抜き取る作業をしました。

作業後は、すっきり。来月までには大きな実をたくさんつけてくれよ~


オクラ畑の隣に、見たこともない植物が・・

うり? スイカ????
帰りに寄った野菜直売所で判明したのだけど、これは白ナス。初めて見た・・ってか初めて存在を知ったゎ。


今日はノータッチだったけれど、先月の楽校で植えた落花生畑の様子をのぞきにいくと・・
 
いつも食べるあの落花生の豆部分を先月植えたのだけど、無事に大きく葉を茂らせてた。黄色いかわいいお花も。これもいずれ収穫をするので、成長を見守って行きたいと思う


さぁそして本日のメイン、その1、トウモロコシの収穫。まずはどういう目で選んだらいいのか話を聞く。

ヒゲが茶色くなってる物が熟している物だそう。それと、トウモロコシのヒゲって、トウモロコシの粒の分だけはえてるんだって。なんでも、一粒一粒とつながっているのだとか。

みんなでトウモロコシ畑をうろうろ物色して、一家族5本ずつ収穫。娘もお気に入りを見つけて、両手でしっかりつかみ、上向きにはえてるトウモロコシを、下に下げて折るようにしてもぎました。娘は大好きなコーンを自ら収穫して大喜び


次の作業は本日のメインその2、枝豆の出荷作業のお手伝い。

↑収穫されたまんまの姿で山積み状態の枝豆たち。これをまずは脱穀機にかける作業。

枝豆なので脱穀機にかけても脱穀されるわけではなくて、雑草や葉っぱもついたまんま、根元からそろえてもって機械に入れてワサワサすると、機械前方に不要な葉っぱなどが風と共に吐き出され、機械内部に枝豆部分が落ちる仕組み。

さらに枝豆部分が落ちる機械内部はベルトコンベアになっていて、枝豆たちは横に流れていくので、そこで人が第一次選別をする流れ。一粒だけのさやは出荷できないので、パッと見でわかる一粒くんたちや、明らかな虫食いはこの時点ではじく。
 
一次選別された枝豆は、今度は洗浄機にかけてきれいにおそうじ。機械のスイッチを入れると、ブラシの毛束がいくつもついたようなローラーが2、3個ゴロゴロ回転して、上からは水がチョロチョロ。
洗浄を経た枝豆は、今度は二次選別にかけられます。

↑これが、出荷できない物たち。明らかな虫食い、一粒は選別しやすいけれど、ちょっとした傷、あと薄っぺらいものや、ちょっと黄色っぽく熟しすぎたものもNGなのだとか。
収穫、脱穀、一次選別、洗浄、二次選別、グラムを計って袋詰め。出荷までのその流れ、そして人の目で手で選別を丁寧にやってるなんて意外だった。今までその工程は考えたことなかったから・・。

そうやってみんなで選別して、はじかれた枝豆たちは、お弁当タイムにゆでてふるまわれました。多少傷があっても中身は普通。とてもおいしくいただきました。もぎたてのコーンもゆでてもらえたのだけど、本当に甘くておいしかった。ただでさえコーン、枝豆大好きな娘は・・パクパク食べ過ぎなくらいに食べて、まわりを驚かせてました


そして本日午後のお楽しみタイムは、「ばらっぱまんじゅう」作り。

これがばらっぱ、という葉っぱで(サルトリイバラの葉っぱ)、これにのっけて蒸すから「ばらっぱまんじゅう」。その昔、換金作物が米、麦、サツマイモであったころ、この時期に麦の収穫、同時にサツマイモを植える作業を暑い中していたので、一段落ついたときに収穫した小麦でまんじゅうを作り、ちょうど今の時期にとれるばらっぱにのせて蒸し、その香りを楽しんだのだそう。。

粉をこねて皮を作ったら、娘も自分の分、あんこを中に一生懸命つめてました。ちょうど先週ばぁばと一緒に餃子を作ったばかりだったので、あんをつめるカンジはわかったようで(笑)。

スタッフの方々が暑い中汗だくになりながら炊いてくれた釜に蒸し器をのせて蒸すこと15分ほど・・

娘の餃子まんじゅうも無事にできあがり。味が素朴な分、はっぱの香りがほのかにして、畑で汗を流したあとにこの甘味・・。おいしかったし、昔の人々と同じような状況で味わえて、とてもよかった~


昨日は収穫物のトウモロコシと枝豆がお土産でお持ち帰り。なので今日、さっそく収穫祭風に晩ご飯に登場させました。

ちょうど朝日新聞のレシピコーナーで「トウモロコシご飯」がのっていて、トウモロコシと枝豆の炊き込みご飯だったので、さっそく作ってみた。大葉のおにぎりにするのもレシピ通りなのだけど、この大葉で巻くあたりが、夏の恵みをさっぱりと仕上げてくれてとてもよかった! 
畑の隣の直売所で買ってきたナスとズッキーニを使って、夏野菜スープも。トウモロコシご飯に使ったトウモロコシの芯をゆでてだしをとりました。これは畑で教えてもらった調理法。生の状態でコーンの粒をとった後の芯をゆでると、それだけでかなり甘いコーン風味のだしがとれます。・・ちょっと甘すぎたので、トマトも入れてさっぱり仕立てに。でも後味にコーンの甘みが広がって、味わい深いスープになりましたょ~
あ、さりげなく、出し惜しみしてたミニーちゃん鍋も使ってみました(笑)。


楽しみにしていた旅行がなくなっての畑の楽校だったけど・・やっぱり自然のなかに浸って過ごす1日は、本当に楽しくて最高だったな

次回はお盆の最中の日曜日です。



畑の楽校その1の記事はこちら




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