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ミスチルHOMEスタジアム・ツアー@日産スタジアム初日

2007-09-09 12:44:16 | ミスチル

昨日は心配していた台風の影響もなく、快晴! 
夕暮れどきに会場入り、3時間にもおよぶミスチルライブを、堪能してきた!


会場は日産スタジアム。たいがいどっかしらに「HOMEツアー」の何かしらが装飾されているようなもんなのに、どっからみても単なるサッカースタジアムで、記念に撮影するポイントが一切なくて気分の盛り上がりに欠けた。でもみんな、なんとなく仕方なく、サッカースタジアムのエントランスを記念に撮影していた(笑)。


↑でもこれじゃあ普通にサッカー観戦しに来た日の日記みたい(笑)。


毎回そうやって始まるように、開演予定時刻18時を10数分まわったところで照明が落ち、今回も映像からのオープニング。無機質なロボットたちが何かを作っているようなカンジのCG映像。そして注目の一曲めは、いきなり『彩り』! メロディーも歌詞の意義も大好きで何回も聞いてきたけれど、やっぱりライブで歌われると全然響き方が違う。「何てことのない作業が回り回り回り回って 今 僕の目の前の人の笑い声を作ってゆく」。桜井さんは観客席を指差しながら、そう歌った。そうだよ、まさに桜井さんがしていることこそが、今日ライブ会場に来ているみんなの笑顔をつくっている、そんなことをストレートに感じた。去年のapで初めてこの曲が披露されたときや家で聴いているときとはまったく違う感じ方だった。まさにそういうことをしている本人がコトバにすると歌詞はすごく説得力を持って迫ってくるし、それがキレイ事でもなんでもなく、ホントにそうだなぁと実際に見せてもらったようで、何だか一曲めからとっても感動してしまった。


そんなカンジで幕開けたライブは、今回の「HOME」というアルバムの枠を超えて、でもコンセプトはしっかり「HOME」で温かいカンジに、懐かしい曲目白押しの構成だった。 MCで桜井さんは、“HOMEっぽい曲”という言い方を多発していたけれど、それは「僕たちにとってのHOMEとは何だろう」と考えたときの、ミスチルの原点というか、転機となったものや、大切にしているもの、そういう意味らしかった。ということで、懐かしい名曲が次々と流れて、会場は大盛り上がりっ

曲順は覚えてないけれど、『CROSS ROAD』『Tomorrow never knows』『星になれたら』『シーソーゲーム』)、『my life』)など! シーソーゲームはもうライブで聴く機会はないだろうと思っていたので、かなりテンション上がった。けど、歌詞間違えが数カ所あり、ちょっとグダグダ?(笑) そしてmy life! あたしのミスチルランキングのなかでもかなり上位にランクインされてるこの曲、今年1日しか実現しなかったapbankfesで歌われたこと知って、かなり嫉妬していたので、桜井さんのMCで「次の曲は、まだラブレターが62円だったころ…」と言った瞬間、奇跡勃発!と発狂しそうだった。あたしはライブで聴くのは初めて。やっぱりよかった~。ちょっと古き良き、みたいなかわいらしさがあって。「いいことばっか あるわけないよ それでこそ mylife」。


懐かしいとこ以外では、最近のライブでは定番化しつつある『終わりなき旅』『名もなき詩』『Dance Dance Dance』などが歌われたり、『HERO』『Sign』『Any』など何回聴いても音楽に飲み込まれたり、歌詞に励まされる曲が選曲されていた。そして予想外に始まったジョン・レノンの『IMAGINE』(一部分だけ)、かなりよかった! うまかったし。そこからの『CENTER OF UNIVERSE』への流れも、かなりいいアレンジであり、メッセージ性もあった。日常っぽさにテーマが置かれたであろう中で、ちゃんと世界へのつながり、視野も忘れない。そして、ほんの数日前に久々に聴いて、やっぱ好きだなぁと感心していた『Worlds end』も予想外にきけちゃったので、かなり嬉しかった! 去年のライブではこの曲のときセットが飛行機型になってそれがすごく好きだったんだけど、今回はセット自体はシンプルだったため、飛行機のくだりのときは、スタジアムの空を見て飛行機を探したりしてみた。結構いっぱい飛んでたから、それで満足(笑)。

桜井さんが、みんなで歌いましょう、6万5千人の大合唱!、とMCしたときは、え、今日6万5千人もこの会場にいるの!?とびびったけれど、続いて流れた曲は、『口笛』だった。スクリーンに歌詞が映し出され、そよ風のようにさわやかな曲をみんなで大切に歌う。桜井さんは耳栓をぬいて、それを聴いたりしていた。自分が放ったコトバを、メロディーを、6万人による大合唱で聴くのって、一体どんなカンジなんだろぅ。きっとそれはそれで、私たちが普段受けるのとはまた別な力を持って、響いたのかな。なんて想像してみる。


HOMEのアルバムからの選曲は、『しるし』『ポケット カスタネット』『もっと』『フェイク』、アンコールしょっぱなの『Wake me up!』、くらい。これはこれで後になって驚きだった。お気に入りの『Another Story』と『あんまり覚えてないや』は鉄板だと思ってたので、それが聴けなかったのがかなり想定外で、残念だった。あと『箒星』もかなり盛り上がる曲なので楽しみにしていたんだけど、星になれたらを聴いた瞬間、あ、もう星系はないかな…と予感してたら、ホントに歌われなかった。でもまぁ箒星は、今後歌われることもあるだろうし、いつの日かのサプライズで。


アンコールでは、みんな大好き『innocent world』も演奏され、そしてライブラストに披露されたのは、まだリリースされていない新曲、11月に公開される映画「恋空」の主題歌でもある『旅立ちの唄』。お別れの曲なんだけれども、明日からまた新しい一日が始まる、そのことのお祝いの曲でもあり、みたいなことを歌う前に言っていた気がする。
ちょっと残念だったのは、新曲だけに、歌詞がきれいに聞き取りきれなかったこと。新曲のときはぜひ、今回口笛の演出でしたように、歌詞をスクリーンに出してほしぃと思う! 


待ちに待ってたライブは、とてもさわやかな、それでも終わってみればかなり消耗しきったほどに大満足の3時間だった。ライブはたいがい、一部すっごくコンセプチュアルに深い世界観へと入っていく部分があって、照明が赤でチカチカして、曲のアレンジがすごくてちょっと長めに演奏されて引きずり込まれて…みたいな部分があるんだけど、今回はフェイクが多少そうであったくらいで、でも全然くどくなく、今回はやっぱりテーマがHOMEなので、身近なカンジにスーッと入ってくるカンジにしたのだなぁ、といった印象だった。曲自体も、日常の考え方だったり物の見方のヒントだったりするようなものばかりで。


席はアリーナ席Dブロックで、後ろかなぁと予想していたら、Aから順に前方から後方へ向かっていく並びでたしかJブロックまであったので、結構前のほうだった。オペラグラスいらず! …でも2列前の人がとっても身長のお高い人で、あたしのまん前のスクリーンを全カバーしてくださって、つい昨年の有馬記念を思い出してしまった

でもでも、とってもいい時間だった!





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