仏像の修理 正面の修理を終えましたから 背面の修理にかかりました。
大きな作品ですから 裏返しにするのに4人の方に
お手伝いをお願いして そっと裏返しにしました。
子供の部分 ちょうど木の芯が通っていますから
どうしても 割れが入ってしまうのでしょう。
痛々しく かわいそう。
お尻の部分 大きな部材が貼り付けられています。
お尻に部分が貼り付けられていることは
全体を見たときに分かっていました。
部材が足りず貼り付けたものだと思っていましたが・・・・・
そっと剥がして見ましたら・・・・中から書き物が出てきました。
部材が足りないのではなく 胎内に納めるためだったのです。
その様なことはお聞きしていませんでしたから 開けてびっくり!!
これは関係者の方達と相談しないといけません。