旅の恥は上塗り EX

日帰りから泊まり
尚且つ
鬼有名所からウルトラマイナースポットまで
九州(主に北部)を拠点に
ダラダラ動きます。

ゲゲゲのやおよろず ⑨「ようこそのお参りでございます」

2018-05-04 | 神社仏閣

3日目です。






早朝の「出雲市駅」です。
夜とは違いスッキリしてます。



早起きして朝ごはんへ。

宿の1階が居酒屋だったので
そこでの朝食バイキングでした。





さすがに「出雲」となると
朝ごはんにも「出雲そば」が
あるんですよね。
感激してそばばっかり食べてました。






さぁ
この日最初は「日御碕」です。


「出雲市駅」から約20分。





「日御碕灯台」へ。





駐車場から灯台まで5分ほどです。





見えてきましたね。

近くまで行くと





でーん!

キレイな灯台です。


1903年に設置され
高さは43.65mと日本一を誇り
海面から灯台のてっぺんまでは
66.30mあるそうです。

外壁は前日に訪れた
「松江市美保関」から
硬質の石材を切り出して使った
キレイな石造りで
内壁はレンガ造りで施され
外壁との空間をあけた
特殊な二重構造となってますね。

歴史や文化的な価値が高いので
「世界の歴史的灯台100選」に選出
且つ、国の登録有形文化財にも
選ばれてます。


ほー。


そして
灯台に入ろうとしたところ
財布をクルマに忘れた事に気づきます。

灯台に入るのに200円かかります。
駐車場まで往復10分。
いつもなら間違いなく
取りに戻るんですが
いかんせんこの日は天気が悪く
更に風が強かったので灯台攻めを諦め
断腸の思いで灯台をあとにしました。




気持ちを落ち着かせ
「日御碕灯台」の目と鼻の先にある





「日御碕神社」へ。





立派な楼門です。

地元民が勧める「日御碕神社」

御祭神は「天照大御神」です。





「日沈宮」とも呼ばれてます。

その名前の由来は
創建の由緒が
伊勢神宮は「日の本の昼を守る」のに対し
日御碕神社は「日の本の夜を守れ」との
勅命を受けた神社であることに
よるらしいです。





参拝です。

楼門同様、朱が眩し過ぎます!










出雲に戻ります。







「出雲大社」到着。

前日の「佐太神社」同様
空気が一変した感がありますが
観光客が多すぎて
そらも少し薄くなってるような気が・・・。


外苑駐車場にクルマを置き
そのまま真っ直ぐ進むと





「神楽殿」が見えてきます。

そこから東に進むと
拝殿があるんですが
拝殿他、数ヶ所が工事中でした。

しかしながら





拝殿を工事してるとこなんて
そうそう見れるもんじゃないので
なんか得した気分。

なので拝殿の先の





ここで参拝です。





ここでは





御朱印帳も新調しました。





拝殿から東に歩き境外に出ると





「社家通り」なる趣のある道を
テクテク5分ほど進みます。





「命主社(いのちぬしのやしろ)」


正式名称は
「神魂伊能知奴志神社」
(かみむすびいのちぬしのかみやしろ)
です。

早口言葉ではありませんよ。

「出雲大社」の境外摂社ですね。


奥に進むと





なんとも僕の心を擽る巨木が!

むくの木ですね。
樹齢は1000年らしいです。
出雲市の指定天然記念物だそうです。

なんか森の主みたいな感じで
今にも話しかけてきそうです。
ちょっとゾクッとします。





参拝。

ここに来た理由は
巨木の他にもうひとつ。

ここの裏側です。





1665年の出雲大社御造営にあたり
この場所にあった大石を
石材として切り出したところ
下から銅戈と硬玉製勾玉が
見つかりました。

銅戈は銅鉾、銅鐸と並んで
弥生時代を代表する青銅器ですが
勾玉と一緒に見つかったのは
大変珍しいそうです。

銅戈は北部九州産
硬玉製勾玉は新潟県糸魚川産の
可能性が高く、この時代に
北部九州、北陸との交流が
あったことを物語っていると言う話。

パワースポットだと聞くと
とりあえずは行ってみるんですが
そういう気をあまり感じない
腐れ鈍感な僕でも
なんかここの空気感は
他と違う気がしました。

「出雲大社」に来たら
ここは必ず立ち寄った方が
いいですね。




もうちょい先に





「真名井の清水」があります。

御神祭は
「弥都波能売神(みづはのめのかみ)」で
昔から「出雲大社」の神事に関わる
神聖な清水とされてきたようです。







そろそろお昼の時間なので
駐車場に戻り、目の前にある





「出雲そば 八雲」へ。





「三段割子」です。

僕にしては
ちょっと少なめですが
あとでオヤツがあるのでwww

ここのも美味しい。
濃い目の出汁が
コシのあるそばにジャストミート!
三段なんてアッちゅう間です。
でもやっぱ前日の
「羽根屋」の方が良かったかな。





再びクルマ移動です。

「出雲大社」から約1km





和風駅舎の最高傑作「旧大社駅」


1912年に国鉄大社駅の開通により
開業され1924年に
新たに改築されました。

「出雲大社」の門前町に相応しい
純日本風の木造平屋建てで
和風趣向の際立ってますね。

JR大社駅は1990年に
廃止されてしまいましたが
その後、旧大社駅舎は2004年に
国の重要文化財に指定されました。





駅構内も
当時のままらしいです。





こう言うのは
ずっと残って欲しいもんですな。





お待たせ致しました
オヤツの時間です。



「勢溜の大鳥居」の正面
「神門通り」にある





出雲ぜんざいの名店
「日本ぜんざい学会 壱号店」





店内はさほど広くありません。

前にも記述しましたが
出雲地方で旧暦の10月に
全国から神々が集まる時
出雲では「神在祭(かみありさい)」
と言う神事が執り行われ
その折に振る舞われる
「神在餅(じんざいもち)」
その「じんざいもち」が
出雲のズーズー弁で訛り
「ずんざい」から「ぜんざい」となり
京に伝わったとされます。

「出雲地方」がぜんざい発祥の地と
言われますが、色々調べると
前日に行った松江市の
「佐太神社」辺りも
「出雲地方」なんではないか?
あくまでも自己分析ですが。


お品書きには
ぜんざいが3種類。

「出雲ぜんざい」
「縁結びぜんざい」
「ご縁ぜんざい」


そりゃあもちろん





「縁結びぜんざい」ですよ。

大粒の大納言小豆に
紅白の焼いた餅が入ってます。

「だんだん家」でいただいた
「すましぜんざい」を見た後なので
このビジュアルは安心しますwww

小豆が大粒なので食感が良いのと
焼いた餅のパリパリ感は
安定の美味しさです。



それと
日本ぜんざい学会は
出雲観光協会と連携して2007年に
10月31日を「ぜんざいの日」と
制定したそうです。

1031が「ぜんざい」と読める
半ばムリヤリな語呂合わせも
理由の一つのようです。

なので
ハロウィンを勘違いして
仮装で浮かれる前に
ぜんざいを食らえ!

































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