旅の恥は上塗り EX

日帰りから泊まり
尚且つ
鬼有名所からウルトラマイナースポットまで
九州(主に北部)を拠点に
ダラダラ動きます。

FMS

2017-12-21 | フェスティバル。







Fukuoka Motor Show
に行って来ました。


月曜日の最終日。


東京では
毎年開催されてるんですが
福岡では2年に1回です。




基本的に
MTのガソリン車にしか
興味はないんですが
なんか
もの珍しさを求めて
毎回来ております。



「マリンメッセ福岡」と
「福岡国際会議場」と
「福岡国際センター」の
3会場です。


メイン会場となる
「マリンメッセ福岡」は
国内メーカー勢揃いです。

各メーカーが何台かの
「コンセプトカー」を
展示してます。





「TOYOTA」です。
最近テレビCMでも観る





「Gazoo Racing」のマシンです。


いちばん目立ってたのは





このクルマ。


自動運転は当たり前。
前列のシートが180℃回転し
更にウィンドウの内側が
ディスプレイ化されて





移動中に車内で
会議が出来てしまう!

ゴイスー。






「HONDA」です。

「NSX」も「シビック」も





だいぶ
えげつなくなっとる…。

昔の「シビック」は
カッチョよかったなぁ。


コンセプトカーが
2台並んでましたが
どう観ても





「2000GT」と
「2代目VWゴルフ」にしか見えない!






「三菱」です。


これからのクルマは
乗降のし易さから





観音開きが増えると言うウワサ。




他のメーカーは
これと言って僕のアンテナに
引っかかるようなクルマは
なかったです(個人的意見)笑。




国産ばかりのフロアに
1社だけ異彩を放つ
イタリアメーカーが。





そう
「ランボルギーニ」です。





「ウラカン・ペルフォルマンテ」と
「アヴェンタドール」です。


いやぁ、シビレる!
やはり僕は「フェラーリ」より
「ランボルギーニ」が好きだー。

ウラカンのつや消し感が堪らん。

しかしさすがに
5リッター、6リッターはデカい。




会場を「国際センター」に
移しました。

ここの会場は
全部輸入車でした。



入っていきなりあるのが





「マクラーレン」ブース。


ここにも2台ほど
えげつないクルマが並んでます。





手前のが
「720S クーペ」

奥の黄色いのが
「570Sスパイダー」

720とか570とかだから
排気量かと思ったら
パワー(馬力)のことでした。
排気量は4リッターほどです。

しかし
このエコ時代に
4リッターやら5リッターの
クルマつくって大丈夫か?


それにしてもド迫力。





いちばん人が集まってたクルマが





「BMW」の
「i8」でした。

デザイン自体は
そんなに好きではないけど
やはり個人的には
このシザーズドアがイイ!

遠い昔に
「ランボルギーニ・カウンタック」を
見てからと言うもの
ガルウイングよりも
バタフライドアよりも
シザーズドアがお気に入り。





もうひとつの会場の
「国際会議場」にはなんと





「ミゼット」が!

1960年代のクルマですよ。
当時マツダにもあった三輪車。
今はもう
こんなのも走ってないですが
確か1990年代に
「ミゼットII」として
4輪で復活してましたね。








今回のモーターショーも
EVド素人の僕でも
少しは楽しめる内容でした。


また2年後の開催を
待っとります。


































.

H・I・M・U・K・A [弍] ⑤「天孫降臨」

2017-12-03 | 絶景

「高千穂」から
15分ほど北へ向かうと国定公園の





「国見ケ丘」に着きます。

ここから歩いてすぐです。






奥に阿蘇五岳の
「涅槃像」が観えますね。

いつも「阿蘇大観峰」から
観るとアタマは左ですが
ここはその反対側になるので
右がアタマですね。

一番奥に観える薄~い山です。


振り返った南側は





さっき歩き倒した「高千穂」です。


「天孫降臨と高千穂」

遠い神代の昔、この地上界が
あまりに乱れてたので
高天原の天照大神は
心配になり孫にあたる
「瓊瓊杵尊(ににぎみのみこと)」を
地上界に送り込みました。

高千穂の「二上峰」に
降り立とうとしましたが
霧が濃く昼夜の区別もつかず
道も分かりませんでした。

その時、その他に住む
「大くわ・小くわ」と言う
二人が現れて

「あなたが手に持っている
稲千穂を籾にして
辺り一面に撒き散らかせば
この霧は必ず晴れるでしょう」

と言われたので
その通りにすると
みるみる霧は晴れて
地上界に降り立つことが
出来たそうです。

それでこの地は
「智穂(ちほ)」(高千穂)と
呼ばれるようになったそうな。

おしまいおしま・・・

いや、まだまだ。



ここ「国見ケ丘」は
雲海でも全国的に有名です。

雲海というのは
いくつかの条件が重なって
現れるんですが
その条件というのが
「2、3日晴れが続く」
「朝晩と昼の温度差が15℃以上」
「適度な湿度」
「晴天で無風の早朝」
最もよく現れる時期は
9月末から11月上旬です。

この日は鬼霧だったので
残念ながら観れなかったですが
「国見ケ丘」は
涅槃像、雲海と共に
神々しい山々が見渡せる
絶好の展望ポイントなんです。


いやぁ、爽快です。






さてここから今度は
「五ケ瀬町」へ向かいます。





「三ヶ所神社」に来ました。

一ヶ所、二ヶ所はありません。
辺り見回してもここだけです。
ここだけで「三ヶ所神社」です。

ここは、思ったよりも
階段は短いです。





5分ほどのぼれば
拝殿に着きます。


「三ヶ所神社」は
五ケ瀬町と高千穂町をまたがる
二上山を御神体として祀っています。

おっと出ました!
先ほどの「天孫降臨伝説」にも
出た二上山です。

主祭神は
「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」
「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」

祭神は、またまた出ました
「瓊瓊杵尊」と「猿田彦命」
とどめは「管原道真公」


先ずは参拝。





この本殿は
1本の欅で造られてるそうです。

相当カイデーな欅だったんですね。
彫刻も凄くキレイです。





そしてそして
この本殿内に「海馬」の彫刻が
あるらしく
それに因んで「海馬守」が
大評判だそうです。

「海馬」が祀られてるのは
全国でも二ヶ所しかなく
その一ヶ所が「三ヶ所神社」です。
ここで一、二、三、全部出ましたね。

脳の海馬と言うのは
記憶に関わる大切なところです。
心理的なストレス等で
海馬を傷つけると物忘れや
様々な障害を引き起こすと言われてます。

そこで「海馬守」が
誕生した次第です。


最近
もの憶えが悪くなったのか
もの忘れが酷くなったのか
気のせいだとは思いますが
お守りに頼ると負けた気がするので
ここはスルーします笑











これから
「トンネルの駅」の向こう側
「高森町」方面へ向かいます。


その途中に立ち寄った





「道の駅 そよ風パーク」


ここは結構広くて
奥の方では人生の先輩方が
ゲートボールかグラウンドゴルフか
やってました。

この辺は
プルーベリーの産地らしいです。
目にもイイですからね。





高森町に入り
「月廻り温泉」から
ちょっと進んだところにある





「上色見熊野座神社」


(かみしきみくまのいます神社)

と読みます。
クマがいますと言う意味では
ないと思います。

とにかくここはスゴかった。





最初の鳥居をくぐった瞬間から
ピーンと空気が張り詰める感が。


しかも
この日訪れた神社で
一番石段が長かったです。

神殿まで15~20分かかりました。





長い石段の脇に
灯篭が並んでるので
更に緊張感が増します。





参拝です。


神殿は中腹にありますが
更に上を見ると





なにやら小さな光が。。。





これは多分、旧道でしょう。
現在はのぼり易くジグザグに
コンクリートで階段が出来てます。





分かり難いですが
こんな感じで。





大きな岩にポッカリと
大穴が開いてます。

これは「穿戸岩(うげといわ)」と言い
大きな岩に穴が開いてることから
どんな困難な目標も達成可能で
あることの象徴とされてます。

ちょいムリヤリ感満載ですが
そういうことです。


因みにですが、この穴は
阿蘇神社の神祭
「健磐龍命(たけいわたつのみこと)」の
従者だった
「鬼八法師(きはちほうし)」が
蹴破ったと言う伝説があります。

なんだか
聞いたような名前ですよね。

そう
あの高千穂でカイデーな石を
持ち上げて力自慢した
あの「鬼八」のようです。

結構な大岩に
これまた結構な大穴が開いてます。

鬼八の足はどんだけ
大きかったんだろうか・・・。


岩の下には
賽銭箱が置いてあるます。
ここでもお参りしときましょう。

こんなのが見れるなんて
のぼって来た甲斐はありました。


ただ
それと同じだけ
下らないといけないですがね。






帰りに南阿蘇の





「道の駅 あそ望の郷くぎの」
に寄りました。

帰り道にあったから
寄っただけですが
ここもすごく広い!





「親子水車」はあるし





夕焼けの「阿蘇五岳」がシミます。








家に帰り着いて
昼間に「道の駅 高千穂」で買った





「宮崎牛のご飯だれ」

去年、霧島に行った時に
「黒豚みそ」買ったのが始まりで
以来こう言うのにハマってしまい
食べとります。

しかもこれ
道の駅限定らしく
限定モノに弱い僕の心を
容赦なくえぐってきます。

宮崎牛って美味しい!
これだと
メシが何杯あっても足りん。










オシマイ。




























.

H・I・M・U・K・A [弍] ④「鬼八」

2017-12-02 | 絶景

「かまだせ市場」を軽く流し
歩くこと3分。







「高千穂神社」に到着。

平日にもかかわらず
観光バスがたくさん駐車場に
とまってました。

お年寄りの波を掻い潜り





お約束の階段です。
午前中の「くしふる神社」に比べたら
大したことないように思えます。

大したことありますけどね。



階段をのぼり切ってすぐ





ノッポな杉様が。

宮崎の巨樹百選のひとつで
樹齢は800年だそうです。

スゴいと思ってたら
目と鼻の先にも





同じくらいのが2本
立ってました。


ここ「高千穂神社」にも





「神楽殿」があります。

中でドンドコドンドコ聴こえるので
覗いてみようとすると





だったので
遠慮しときました。

お祓いかなんかかな?






では参拝。





ここで「くしふる神社」の
御朱印もいただきました。






さてさて。


ここから「高千穂峡」までは
クルマで7~8分ほどで
着くようですが
今、クルマをとめてる
駐車場からも結構歩いてきたし
また戻って行くのもなと思い
歩いて行く事にしました。

結果的には
歩いて20分ほどかかりましたが
歩く人なんか殆ど居ないのか
歩道が狭く通るクルマからは
(ここ歩くヤツなんか居るんか)的な
目で見られながら歩いたので
気分的に倍くらい疲れました。




そんなこんなで





「高千穂峡」に着きました!

だいぶ紅葉が進んでます。
時期的にはちょっと
遅かったかな的な感じですが
部分的には





まだまだこんな
キレイなとこもありました。

眩しー!


「高千穂峡」は
国の名勝・天然記念物に
指定されてます。



すぐ
遊歩道の入口もありましたが
ちょっと気になることがあっての
後回しです。

「高千穂峡」に
水族館があると言う情報を得たので
探してみると
激近の目の前にありました。





しかも
淡水魚の水族館でした。


むむむ。
これは怪しい。

怪しすぎる。
これは行くしかない。

余計なこと色々と考えたので
入ろうとした直前に
言葉の違う観光客団体が
入って行きました。


がっくし。


ま、いっか。
先に遊歩道に行こう。





この時期なのに
気温が高かったせいか
歩いてたら汗ダラダラです。


5分も歩くとすぐに





「真名井の滝」が観える
展望所があります。

五ヶ瀬川には数隻のボートが
浮かんでますね。
ボートの上のカップルも
浮かれてるんでしょうね。



50mほど先には





「鬼八の力石(きはちのちからいし)」
と言うカイデーな岩が。


高千穂郷一帯で
悪行の限りを尽くしていた鬼八が
「三毛入野命(みけいりののみこと)」に
退治される際
この石を持ち上げて投げつけ
力自慢したと言う伝説が
あるようです。







やはり
少し遅かったようです。

この辺も
一部分だけ





こんなとこもありました。
来年こそは
ベストシーズンで!


そこから
15分ほど歩いたら
ドライブインぽい所があるんですが
その一角にある





「ふる里茶房 石の蔵」へ。

ここの
「高千穂バーガー」が
絶品らしく、そのウワサに
吊られてやって来ました。





名前の通り
120年前の石蔵を移築し
古民家を解体した時に出た
古材を再利用して造られたそうです。


2階建ての
シャレオツ系の建物で
2階はフローリングで
靴脱がないといけないので
仕方なくブレた1階で笑





この他にも
色んなメニューがありますが
やはり





「高千穂バーガー」と
隣は「マンゴージュース」

高千穂バーガーと言うだけあって
「高千穂牛」が使われてます。
あんま聞いたことない牛ですが
和牛のオリンピックと言われる
「全国和牛能力共進会」で1位になり
総理大臣賞を受賞した
霜降り牛肉のようです。


高千穂牛のパテに
更に高千穂産の野菜だけを使って
作ったソースがベストマッチ。
しかもバンズは
古代黒米を練り込んで作られてて
風味がいいです。


ガブッといった瞬間
高千穂牛2頭が鼻の穴から
抜ける感じがします。

肉のルーシーがジュワっと。
これは美味しい。



高千穂牛恐るべし。





この味を口の中に残したまま
次の絶景へGO。。。




























.

H・I・M・U・K・A [弍] ③「言うほどではない」

2017-12-01 | 食らう。

再び
高千穂のメイン通りに戻ります。





が、
その前に少しだけ遠回りして





「トンネルの駅」へ。





トンネルがあるので
「トンネルの駅」です。


旧国鉄時代に
「高千穂線(延岡ー高千穂)」を
熊本の「高森町」まで
延長するために
高千穂、高森の両側から
トンネルを掘ったらしいです。

高千穂側は完成したんですが
高森側からは工事途中に
湧水しちゃったんですね。

なので計画は中止となり
今では
高森側は「湧水トンネル公園」
高千穂側はここ
「トンネルの駅」として
機能してるようです。





そのトンネルです。
焼酎かなんかの貯蔵庫に
なってるようです。

このトンネル
全長は1キロちょっと。
一番奥のちょい手前まで樫樽が
約5,000個並んでるそうです。

しかも見学無料!
入らない訳ないでしょうよ。





おぉ、暗い!





入口すぐの両端には
焼酎の出来る工程や
酒瓶などがありました。


その先は





ひょえー!

えげつない数の酒樽が。
これが1キロ弱
続いてるわけですよね?

ひんやりして気色良いです。

最奥まで行くと
シンドそうなんで
ある程度進んだら引き返・・・














「立入禁止」?


まだ5、60mしか
進んでませんけどー。

これは
常にこうなのか?
それとも
この日たまたまこうなのか?

たまたまこうなら
説明書きくらいあるはず。
と、言うことは常にこうか。

なら見学無料は
当たり前田のセサミハイチじゃ。


ちょっと短すぎるし。


戻るしかないので
ダラダラ引き返してたら
入る時はワクワクで
気付かなかったようですが
ショックで我に返ると
トンネル内の酒のオイニーが
ものすごい!

アルコールがちょっと苦手な
ド下戸の僕にはシンドい。



慌てて外に出て





「天孫降臨の滝」で
おウマさんと一緒に
ビミョーなマイナスイオンを
浴びながらリフレッシュ。



もちろん





物産館もありまーす。





高千穂に戻って来ました。




お昼は





「天庵」と言う蕎麦屋さん。

玄関は正面ではなく
左から入った奥にあります。





いつもながら
ゴールデンタイムを外してるので





お客人は殆ど居ません。


ランチメニューは3種類。

「千穂コース」
「高天コース」
「天照コース」

とりあえず真ん中の
「高天コース」で。





最初に出てきたのが





小鉢と稲荷寿司。

小鉢は冬瓜と手作りこんにゃく。
冬瓜も美味しかったですが
こんにゃくと味噌の相性も抜群。

稲荷寿司はあげが厚めで
シッカリ味が付いてました。





続いて野菜の天ぷらと
そば豆腐の揚げ出し。

揚げ出しは僕の期待値がデカすぎて
フツーな感じだったですが
問題は天ぷらです。

天つゆではなく蕎麦塩と言って
塩にそば粉を混ぜてあります。

僕は天ぷらは天つゆ派で
塩で食らうなどの
スカした食べ方はハッキリ言うて
好きじゃないです。

でも
塩しかないので仕方ない。




蕎麦塩サイコー!(*゚▽゚*)

バカウマですよ。
塩に目覚めそうです。
天ぷらがすぐなくなりました。






メインの蕎麦です。

「ざる」か「かけ」が選べるので
迷わず「ざる」にしました。

少し細めですが
手打ちだからか太さにバラつきが
あるのがまたイイ感じです。

蕎麦の風味は少なかったですが
喉越しがすごく良かった。

ただ、
ちょっと量が少なめです。
少食の僕には丁度いいですが
男性には物足りないかも。





デザートまでついてます。

「蕎麦寒天」です。

名前からして
あんまり甘くないんだろうなとは
思ってましたが、その通りで
甘党の僕には
デザート食べてる気が
全くしなかったです笑

個人的見解ですが
バカ舌の僕如きがエラそうに
評価するならば
揚げ出しとデザートを差し引いても
ここ「天庵」は
かなりの高得点です。

美味しかったです。
高千穂来た時はまた行きます。







ここから
歩いて10分くらいの
「高千穂神社」に向かいます。

ちょうど
道のりの半分くらいに





なんか
気になるじゃないか。

「高千穂がまだせ市場」





ん?



すぐ見つかりましたけど?


言うほどのことではない。




























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