旅の恥は上塗り EX

日帰りから泊まり
尚且つ
鬼有名所からウルトラマイナースポットまで
九州(主に北部)を拠点に
ダラダラ動きます。

ノー切支丹⑥「ノーキリシタン」

2016-06-13 | 神社仏閣

これから
平戸の展望台からちょこっと見えた
「三重大塔」に行ってみます。




そーとー近いです。







ここから入ります。





夜はコワいだろうなー。





この上です。

滑るので気を付けて!






弘法大師の霊場として名高い
ここ「最教寺」に
30年ほど前に建てられた
三重大塔としては
日本一を誇る大塔です。

意外と最近みたいですが
平戸の新しい観光名所として
観光客や参拝者が
連日訪れるようです。






うーん……
こうやって観ると凛々しい。


平日だからか
人が全く居ない。。。

休日だと違うんでしょうね。







平戸にはもうひとつ

「牛蒡餅」なる郷土菓子が
あるそうです。


その「牛蒡餅」の代名詞だと
噂される店が





「熊屋」です。


「牛蒡餅」とは言え
牛蒡は使ってないそうです。

ただ牛蒡に似てると言うだけで
名付けられたそうです。

以前は黒砂糖を使って
作ってたので
その色と形だけで「牛蒡餅」でしたが
最近は
上白糖やよもぎ等で
バラエティ豊富な感じです。


それが







これです。

バラエティ豊富な牛蒡餅は
売り切れでした。(>


「湖月堂老舗」です。


店内は物産館的な感じです。

ここの「カスドース」は





これです。


上手く表現出来ませんが
「蔦屋」とはまた違って美味しい。

どちらか選べと言われたら
そーとー難しいです。



ここで
こんなものも買ってみました。






「顎」ではなく
「トビウオ」の方ですな。

蒲鉾です。


わさび醤油が
サイコーに合いました。

ただ
まわりに細いストローが
ついてるタイプなので
全部外すのがたいへーん!









さて
ちょっと遅めの昼ご飯。






「平戸瀬戸市場」です。


平戸は海鮮が美味しいんです。

ここも以前、雑誌で観て
1度来てみたかった場所です。






平戸大橋は目の前です。


ここの2階が





お食事処ですね。


ランチのオーダーストップ
ギリギリ時間の入店ので
申し訳なさを滲み出しながら
入りました。


メニューを見ずに注文したのが





「平戸和牛丼」です!


海鮮の町でウーシーを食うと言う
暴挙にでました。

平戸は和牛の町でもあるそうです。

しかも
料理が運ばれて来てビックリ。

後からメニューと見比べました。
普通は実物はメニュー写真よりも
劣るんですが
この和牛丼はメニューよりも
優ってます!

和牛てんこ盛りとはいかずとも
ドッサリのっかってます。

食べ応えアリアリでした。
これで980円也。


店を出て階段を降りると





看板はひっくり返されてました。(笑)





「平戸大橋」って
両端に公園があるんです。


こっちが





「平戸公園」側から。


で、こっちが





「田平公園」側。

どちらもスバラシイ眺めです。



ここから最終目的地へ。


「平戸大橋」から約15分。






「田平天主堂」到着。


大正時代に入ってから
3年の歳月をかけて
信者達によって建設された
ロマネスク様式の荘厳な
赤レンガ造りの教会です。

教会の傍らには歴代の信者達が
眠っている墓地があって
異国の地みたいな感があります。



これだけ教会やらお寺やら
まわっといて言うのもなんですが
僕自身、キリシタンでもなければ
教会、寺院のことについても
全く詳しくありません。

ただキレイな建造物や
その建造物が背負ってきた歴史を
感じたくて観て回ってます。

その度にスゴイと思い
帰ってからも色々調べたりする
こともありますし
ふーん……で終わる時もあります。


またそれも
良かったりします。











いやぁ、
キレイゴト言った後は
気持ちがイイ!











オシマイ。



























.

ノー切支丹⑤「ほぼ100パーセント」

2016-06-12 | 絶景

一旦下界に降りて
今度は平戸の商店街に行きます。




遊歩道を歩いていると





「幸橋」が見えてきます。


通称「オランダ橋」と言いまして
当時(350年くらい前)に
この場所に架けられてたのは
木橋だったんですが、
300年くらい前に石橋に
架け替えられたそうです。

オランダ商館が築造した
石造倉庫の技法で造られたと
言われてて、それが
別称「オランダ橋」の由来と
なってるみたいですね。


実際渡ってみましたが
渡った感じは
ふっつーの石橋でした。

でも、なんかイイ感じ。







「幸橋」から
商店街は歩いてすぐです。









「カスドース」


って聞いたことありますか?



甘い物好きなら
知ってる人は多いと思いますが
「カスドース」とは
南蛮菓子の名前です。


平戸名物「カスドース」



数年前、
テレビでそれを観た時は
衝撃でした。

長崎名物のカステラの
黄色い部分だけを乾燥させ
卵黄にくぐらせて
鍋で熱した糖蜜で揚げるように
浮かべた後に
グラニュー糖をまぶす。


甘党には堪らん製法ですよね。


これをテレビで観てからというもの
気になって気になって
夜も6時間位しか寝られなかった。

平戸と言っても
結構な距離があるので
なかなか行けない。
気持ちも薄れかけてたその時!

ついこないだ
またテレビで観てしまったもんだから
もうガマンの限界。

今回、
ここ平戸を訪れたのは
9割以上「カスドース」目的です。



しかーし!


「カスドース」販売店について
色々と調べた結果
何軒かある販売店の中
2軒ほどチョイスしました。

どうやら
平戸のツートップらしい。

「平戸蔦屋」と「湖月堂老舗」

2軒ともで買って
そんなに沢山あっても仕方ないし
かと言って
食べ比べもしてみたい……

そこで再度検索すると
どうやら「蔦屋」では
イートインが出来るらしい。

なので
「蔦屋カスドース」をイートイン
「湖月堂老舗カスドース」を
お土産と言う
天才的な考えが浮かびました。



早速





「平戸蔦屋」に到着。






店内は
ド和風丸出し感満載です。

店頭にならんでる商品を購入後
イートインスペースで食らう。

そんなシステムです。

「お飲み物は珈琲のみです」

そう言われ
飲めもしないヒーコーを注文。
200円でおかわり自由です。





ここでお好きなだけどうぞ。






これが念願の
「カスドース」です。

見た目に反し意外と
甘さが抑えてあります。

あの製法で?
とも思いましたが
ホントに思ったよりも甘くない。

それでも
2つともあっちゅう間に
なくなるほど美味しかった!

ヒーコーだって
キンキンの冷たさに負けて
3杯もおかわりしてしまいました。

カスドースサイコー!





ションテンガリアーそのままに
天下をとりに行きます。







「平戸城」です。


「亀岡城」とも呼ばれてます。
現在の天守は約50年前に
復元されたもので
櫓等も随時整備されてるようです。





パンフレットにもありましたが
天守からの眺めはサイコーです。







二の丸の石垣に沿って





「槇の並木」がありました。


樹齢が400年ほどで
「平戸城」と並んで
平戸の人気者らしいです。

槇並木として
こうした大木が列植されてるのは
他に類を見ないようです。




「平戸城」敷地内に





ありました!

「亀岡神社」





御朱印、いただいてきました。





「平戸城」繋がりで





「菓子処 津乃上」

ここにあるのが






「平戸城もなか」です。

大納言が詰まりに詰まってて
100円也。

もなかの皮が
上顎にくっつかず
イラッとしにくかったです!



























.

ノー切支丹④「後悔のうず潮」

2016-06-11 | ぶらぶら。

パンフレットに写ってた写真は
先程
なんの重要視もせず素通りして来た
「春日集落の春日の棚田」でした。


写真の撮り方が上手いのも
あるんでしょうが
激烈級のウルトラ絶景でした。

なんで行かなかったのか
未だに悔やむ気持ちが
渦巻いてます。

まぁ、次回の楽しみに
とっておきましょう。




このモヤモヤを掻き消すために
街ブラします。


目の前は海なので
そう言うところって





フェリー乗り場があったり





海の遊歩道があったり





ポストの上になんか乗ってたり





ラジバンダリ。






これから
「平戸の3大オランダ」を
観に行きます。

もちろん
勝手につけた呼び名ですが。










「オランダ埠頭」

意外と
海の水はキレイでした。






「オランダ塀」

右側の白いモコモコですが
漆喰で塗り固められとります。
商館を覗かれないためや
火事の貰い火を防ぐために
造られたようです。








「オランダ井戸」

深さは8mあり
海岸の近くにありますが
海水の侵入はないそうです。

上から覗いてみようと思いましたが
髪の長い白装束の女性と
目が合うとコワいのでやめときます。


井戸の前に





お地蔵様がいる建物があります。

貼ってある紙を見ると
「健康維持」と「ボケ予防」
だそうです。

ボケ予防に参ってみるかなと
扉を開けようとしたその時
ふと我に返り

(この年でボケ予防の祈願を
すること自体、
ボケてるんじゃないか?)

と気付いてしまい
お参りはやめときました。




さっきの
「オランダ塀」をのぼると





「オランダ塀坂」に出て更に





また階段が……

長崎ってホントに坂(階段)が多いな。


その先は






「フランシスコ・ザビエル」の
記念碑があります。

大理石造りだそうです。

これを見るためだけに
のぼってきました。(^-^)

あとはおりるだけです。

途中、
展望台があったので寄りました。





平戸市街が一望出来ます。


いい眺めです。



左から
「平戸大橋」「平戸城」
「最教寺の三重大塔」 「幸橋」
「平戸の城下町」「ザビエル記念教会」

全部いっぺんに観れます。



登ってきた方と反対から
降りたんですが
そこには





アジサイが咲いてました。

やはりキレイなものを見ると
心洗われるし目の保養にもなりますな。


そう思いながら
毎日鏡を見てます。





雨降り後なので
階段が滑り易くなってます。

1度転びかけたんですが
抜群の反射神経で立て直しましたよ。


ようやく





「按針(あんじん)坂」
まで降りてきました。


これで、ひとあんじん……
















…………。













.

ノー切支丹③「オーマイガー!」

2016-06-10 | 神社仏閣

「川内峠」から約10分。








平戸の中心街に着きました。
「川内峠」から意外と早かったです。


先ずは





専用駐車場へ。


駐車場から出るとすぐ





「教会坂」があり
見た目よりシンドい坂です。






「平戸ザビエル記念教会」


元々は
100年くらい前に別の地に
「カトリック平戸教会」と
言う名で建ち
それから20年程でこの地に
建て直されたそうです。


ザビエルの平戸訪問を記念して
名称も
「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」
と呼ばれてましたが
近年、
「平戸ザビエル記念教会」と
改められたようですね。


なんかワケアリか?



因みに





ザビエルの後ろアタマ&おケツです。





教会から
5分ほど下におりると







「寺院と教会の見える風景」
があります。



以前、
長崎市内を訪れた時に
「グラバー園」の近くに

「祈りのトライアングル」

と言って
神社、寺院、教会と
同じ目線から一度に見える場所が
ありましたが
その1つ足りない
ノー神社Ver.ですね。


ここに来るまでに
結構な階段をおりてきたんですが





帰りも来た道を戻るのかと
ゲンナリしてたところ
知らない土地でたまに出る
僕の天才的土地勘が
お寺の脇道から抜けれるよ的に
感じてしまったので
勘を信じて進むと
見事、早く抜けれました!

坂道はキツかったですけど。


階段か坂かどっちがキツいかと
問われると
どっちもキツいですがね。




クルマで3分。






平戸の街に到着。

画像から見ても分かるように
城下町ですね。

あとで気付いたんですが
ここの駐車場は
2時間まで無料でした。
なんと観光客思いなんでしょう!





いつも旅に出る時は
その行先地を調べ倒して
向かうんですが
やはり知らない場所と言うのが
必ずあります。

なので
現地に「観光案内所」があると
そこでパンフレットを
しこたま掻き集めるんですが


いやいや
先にブレックファストしないと。


朝からいろいろと
名所をまわりましたが
現時点での時間はまだ10時!

有名バーガーチェーンでも
朝ごはんの時間ですよ。



ここ平戸は
魚介類(特にヒラメ)が美味しいと
前々から話に聞いてました。

トーゼン
ヒラメに行くのが
セオリーなんでしょうが
なんのなんの
「鯛茶漬け」が美味しいとの
タレコミがありまして。

しかし
「鯛茶漬け」で有名な
お目当ての店は既に閉店。


なので





「旬鮮館」へ。

郵便局みたいなとこですが
ここにも「鯛茶漬け」はあります。

入って右が生け簀。
左がお食事処です。


席に座る前に
鯛茶漬けを注文。


因みに





ガラス越しの生け簀。





5分後。






念願の「鯛茶漬け」です。


店員さん曰く

「基本はダシをかけて
召し上がっていただきますが
鯛はヅケにしてあるので
そのままでも美味しいですよ」


確かにそのままでも
凄い美味しい!

ならばダシをかけると
どれくらい美味しさがUpするのか?



白いポットに
ダシが入ってます。


ん?


しかしこれでは
鯛茶漬けではなく
鯛ダシ漬けになってしまう。

みそ汁をかけると
鯛が猫にかわってしまって
台無しになるし。。。

いっそのこと
最初に出された湯呑みのお茶を
かけて食べるか。


しょーもないことを
アタマの中で考えてると
気付くとダシぶっかけて
全部食べてしまってました。


うまいわー。


これで700円也。


ヒラメの丼や定食でも
1500円ほどで
リーズナボー!





お腹も満たされたところで
さっきの「観光案内所」へ。











オーマイガー!











パンフレットを見て
愕然としました。。。












.

ノー切支丹②「はしごキリシタン」

2016-06-09 | 神社仏閣

灯台から生月大橋方面に戻り
20分程で生月島の中心街へ。



そこにあるのが





「カトリック山田教会」です。


山田集落の高所に建ってて
完成度の高いレンガ造りの教会です。


こうもり天井と言うのが特徴らしく
しかもその脇には大変珍しい
蝶の羽のステンドグラスに
彩られています。


因みに





正面と





駐車場です。

駐車場からは背伸びすれば
生月大橋が見えるかも。




更にクルマで3分のところに
「生月大魚藍観音」なる
観音様がいるんですが





駐車場からの観音様の
後ろアタマです。


「いきつきだいぎょらんかんのん」
と読みます。

普通は読めませんよね。


海難者や魚介類の霊を追悼し
漁船航海の安全を祈念して
建立されたようです。


ブロンズ像としては
日本屈指の大きさらしく
18mあるそうです。


いちばん分かり易く言えば
アムロの操縦してた
ガンダムと同じくらいの
大きさですね。





両端にいる狛犬も
土台を合わせれば
僕の身長よりもだいぶ高かったです。



着いた時は気付かなかったですが
戻って来ると駐車場に





1Lサイズの自動販売機!

僕が子供の頃はビンだったなぁ……




次の目的地がある
「紐差(ひもさし)」と言う町に
行く途中
「春日集落」を通ったんですが
その集落に
かくれキリシタンが切り拓いたとされる
「春日の棚田」の看板を見付けました。


棚田を含む「春日集落」は
世界遺産候補とも
言われてるようですが
おまり重要視せず
通り過ぎてしまいました。





目的地に到着。






「カトリック紐差教会」です。


紐差の町を一望する高台に建てられ
鉄筋コンクリート造で規模が大きく
礼拝空間が2階に設けられてるのが
特徴のようです。

裏には「十字架山」もあります。





そこから更に更に10分。

国道からちょっと
細い道を進んで着いたのが





「宝亀(ほうき)教会」です。

すぐ近くに幼稚園があるので
子供らのキャッキャ言う声が
聞こえてきます。


建築学上多くの特徴を持つ聖堂で
小さめですが平戸を代表する
キレイな教会のようです。







これから
平戸の中心街へ向かいます。



その途中にある
「川内峠」を通ります。





平戸島北部の大パノラマが広がる
爽快な道です。

小高い丘を登ると
360度の展望が開け
生月島、西彼杵半島
五島列島まで眺望できますよ。









天気が良ければ……











丘の上には





その昔
1人の塩行商人が
ひとつまみの塩をのせて
大成を祈願したところ
願いが叶えられ長者になったと
伝えられてます。

あいにく
塩は持ってませんでしたが
お願いはしておきました。







では、平戸中心街へ。

























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