旅の恥は上塗り EX

日帰りから泊まり
尚且つ
鬼有名所からウルトラマイナースポットまで
九州(主に北部)を拠点に
ダラダラ動きます。

H・I・M・U・K・A ⑥「それは君が見た光」

2016-11-27 | 絶景

国道218号線を通って
帰る途中の「日之影町」と
言うところにある





「道の駅 青雲橋」に寄りました。


目的は
「うずらの焼き鳥」と
「栗ソフト」と
その名の通り「青雲橋」です。


うずらは初体験なので
ちょっと楽しみにしてましたが
見た目のグロさ加減に
怖気付いてしまい断念。
食べると美味しいんでしょうけど。

ソフトクリームは
店員のおばちゃんと
常連のお客人らしき人の会議が
終らなそうなので
先に





「青雲橋」に行きます。

因みにこれは
「青雲橋」ではありません。笑

この橋を渡った先なんですが
橋の床面には




孫悟空だったり



サルカニ合戦だったり



金太……




(; ̄ー ̄)...ん?




君は金太郎なのか?

カッパではないのか?

しかしカラダが緑ではないので
カッパではないかもですが
この顔と、どう見ても皿に見える
アタマのてっぺん。

金太郎だとしても
お腹の(金)の字しか
正解ではないような気が……

悩みながら渡れば
あっちゅう間に





「青雲橋公園」に着きます。


そこからの眺めです。





ちょっと観にくいので





こうです。

橋の下には延岡に通づる
「五ヶ瀬川」が流れてます。

水面からの高さが137mで
東洋一のようですね。


しかも
ここにも鐘があります。

「幸せを呼ぶ鐘」です。





では
幸せを呼んでみます。


おおおっ!

重たい!

動かん!

鳴らん!


今まで
幸せを掴むどころか
しわ寄せばっかり
掴まされ気味の人生なので
こんなところでも
その負のチカラがぁぁぁ!


結局
鳴らせんまんま





戻って来ました。

しかも
ソフトクリーム売り場を見ると
未だにおばちゃん達の会議は
終わっておらず
仕方なく「栗ソフト」も
諦めることに。





幸せとは何なんだ!





「青雲橋」から
10kmほど進んだら
昨晩立ち寄った





「道の駅 高千穂」があります。

因みに
夜見たオブジェ。

昼間に見るとこんなんです。






「アメノウズメノミコト」と
「アメノタヂカラオノミコト」です。

昔の人は名前は
1回で憶えられない!

しかも
夜見ても怖かったけども
昼間見ても
大して怖さは変わらない!



急いで館内に入り





名物「高千穂牛コロッケ」を注文。





時間も遅くガラガラなので
後ろに居たカップルの
話し声だけが館内に響くのであった。





これ、何もつけなくて
このままでも美味すぃー!

やっぱ揚げ物は揚げたてを
上あごの皮めくらせながら
ギャーギャー言うて食べるのが
イチバンですね。




では
コロッケの幟の番をしてる
「天照大神」さまに
挨拶して帰るとします。




最後は
「夕方がイチバン怖かった」的な
お二人の画像でお別れです。



























オシマイ。











.

H・I・M・U・K・A ⑤「おかえり」

2016-11-26 | 絶景

無事に天下をとった後は
そこからクルマで約20分で着く





「延岡植物園」へ。


紅葉にはちょっと
遅かったようです。





入場無料のわりには
結構な広さです。





コスモスがまだ咲いてました。


しかしながら
恐ろしいくらい人がいない。

平日だからか?
それともさびれてしまったのか?

いや、さびれてにしては
キチンと整備されてる。

ま、時間も時間ですし。


さぁ、ここからお決まりの
バカ&サル並に
高いところを目指します!





薄々勘づいてはいましたが





階段が急。( ̄▽ ̄)

リメンバー3,333段。

ヒザも笑い疲れて
足が上がらない。。。

段数こそたいしてないですが
激烈急勾配&急階段で
思いの外、時間かかりました。





頑張った結果
見えてきた展望台。


景色はと言いますと







うーん……


天気よければ
まだ違うんでしょうが。


因みに
右に見えるオレンジの屋根群は
「九州保険福祉大学」です。




さ、降りるか。





駐車場に戻り
クルマに乗ろうとしたら電話が。


myマシンの
修理完了したようです。(๑•∀•๑)

午後3時。
思ったより早かったな。



代車とmyマシンを交換。
エンジンのかかりも絶好調!
電圧計も正常値。


よし!
明るいうちに帰ろう!



その前に
11時にチキン南蛮食べてから
まだ何も食べてないので笑
この地に来たらこれを食えの
第二弾といきます。


ホントは日向が本店(多分)
らしいので
そこに行きたかったのですが





「天領うどん」です。

宮崎のソウルフードと言えば
「チキン南蛮」「地鶏」
「肉巻きおにぎり」が
思い浮かびますよね。

あ、それと「冷や汁」も。


宮崎北部には
「天領うどん」があります!


食券制なんですが
自動販売機ではなく対面です。

なら食券制じゃなくてもよくね?
と言う気持ちを抑えながら
「天領うどん&ミニ牛めし」を注文。


ゴールデンタイムは
常に満席らしい。

この日は時間もズレてたので





おいちゃんの哀愁の背中が
目に付くほど空いてます。





これが
「天領うどん&ミニ牛めし」です。

要はつけ麺ですね。

「ミニ牛めし」がミニ過ぎて
笑っちゃいます。

これ
味噌汁椀じゃない?

でも
「天領うどん\320」
「ミニ牛めし\200」なんです。


僕の愛して病まない
瀬高町の「大力うどん」ほどでは
ないですが
なかなかのリーズナボー加減。



うどんhotにつけ汁hot!

11月ながら
この日は気温も高かったので
汗だくです。

欲を言えば
どっちか冷えててもよかったかな。

うどんに関しては
釜揚げなのでコシがなく
僕的にはちょい物足りないですが
このつけ汁が美味しい。

浮いてるのは
天カスではなく揚げ玉。
これだけ浮いてても
油っぽさがあんまりありません。
きっと油抜きしてあるんでしょう。

うどんも然る事乍ら
ミニ牛めしもミニ過ぎでも
なかなかの味わいです。

ウワサによると
他県からわざわざ食べに来る人も
多いんだとか。


いやぁ、美味しかったなぁ。

うちの近所にも出来んかなぁ。













.

H・I・M・U・K・A ④「15ヶ月ぶり」

2016-11-25 | 絶景

苔のむす山道を
スリップしないか
ドキドキしながら下り
5分もしないうちに





「宮崎ひでじビール行騰醸造所」
があるんです。


そうなんです。
去年の夏、宮崎に行った時に入った
地鶏料理屋で飲んだ地ビールが
美味し過ぎてアタマから離れず
インターネット等、探しに探して
ようやく辿り着きました!





行縢山から流れる行縢山水と言う
ミネラル豊富な天然の
湧き水が使われてるようです。

「ひでじ」とは
当時「ひでじビール」を立ち上げた
社長さんの名前から取ったみたいです。





左から
「ジンジャーハニーエール」です。

延岡市北部の北川町産の生姜と
蜂蜜を使った言わば
大人のジンジャーエールですね。


真ん中が
ひでじビールの大黒柱的存在の
「太陽のラガー」です。

ビールに関する要素を
とことん突き詰め
モルトとホップのバランスを
徹底的に追求したビールです。

ド下戸の僕には
何のことやらサッパリです。


最後の左が、そう
クソ下戸の僕でも美味しいと感じた
「花のホワイトヴァイス」です。

1年ちょっとぶりの再会です。

天山のアナコンダバイスみたいな
名前ですが
苦味が控えめな分
オレンジピールやコリアンダーの
ほのかなスパイシーさが
アクセントになってます。


元々、ハーブとか香草が苦手で
「パクチー」とか絶対ムリとか思い
口にした事なかったんですが
これがイケるんなら
パクチーも大丈夫かも?


他にも何種類もありましたが
今回はこれくらいで。(๑•∀•๑)




買い物が終わった直後に
電話が鳴りました。

仲間の神社マニアからでした。
面倒なのでシカトしようかと
思いましたが
出ようとしたら切れてしまい
仕方なくかけ直すことに。

どうやら神社マニアも
宮崎に来てたようで
日向、日南等まわってたみたいです。





「行騰山」を降り
再び延岡市街地へ。







「延岡城跡」に来ました。

「城山公園」とも言うみたいです。

400年以上前に築かれた城のようです。

元々は別の場所に築かれてたのが
鉄砲の普及による
戦法の変化に対応するため
2つの川に囲まれた丘陵に
築き直されました。

当時は「県(あがた)城」と呼ばれ
現在の「五ヶ瀬川」と
「大瀬川」を外堀として
城内に内堀を造ったそうです。


大手門をくぐると
恐ろし過ぎること書いてある
看板があります。





「千人殺し」て……


詳しくは
石垣の下の部分を外すと
石垣全体が崩れ落ち
軽く千人は殺すだろう的な
ことらしいんですが
その石垣が





これです。

下の部分とは多分





ここだと思うんですが
そこは誰が外すんだ?

外す人は命懸けではないのか?
外す前に千人から
殺られてしまうんじゃないのか?


熊本城の「武者返し」的な
感じなんでしょうなぁ。




しかし城というのは






階段が多い。(><)



ようやく





本丸に到着。

ここからの眺めも





良いですな。

右に写ってる山が「愛宕山」です。





よく観ると
さっき行った展望台が観えます。

意外と近い!



本丸には





「時を告げる鐘」が。


定時以外に鐘を撞くと
市民が混乱するので
来城者の鐘撞きは
ご遠慮下さいだそうです。





定時です。

ダメと言われると
撞きたくなるのが人の性。

しかしここは
グッと抑えてガマーンしないと。


上りは階段
下りは坂道。

ヒザを笑わせながら
降りるのでありました。


























.

H・I・M・U・K・A ③「物申す!」

2016-11-24 | 食らう。

感激「直ちゃん」から
歩いて5分。





「日向の国 虎屋」へ。


「虎屋」とは言っても
羊羹でもあんぱんでもなく
「破れ饅頭」の「虎屋」ですな。


これが「破れ饅頭」です。






完全に見た目は
ダルメシアンですが
季節限定で栗もあったので
2つとも買ってしまいました。


この「破れ饅頭」のルーツは
高千穂にあるらしく
天岩戸伝説に出てくる
アメノウズメノミコトが
手に持って舞った「おがたまの実」が
まさにその「破れ饅頭」に
似てたことから付いた名だそうです。

昔は「皇賀玉(おがたま)饅頭」と
言われてたのが
後に「破れ饅頭」と
呼ばれ出したそうです。


和菓子の命の餡は
北海道十勝産の「エリモ」と呼ばれる
極上品種が使われてます。


こんなの
ひと口でいっちゃいます!


甘味の質を決める砂糖にも
こだわってるようで
スッキリとした上品な甘さです。






ここでちょっと
物申したいんですが。。。

あくまでも個人的な意見で
前々から疑問に感じてましたが
最近、流行ってるのか
「甘さ控えめ」とか「上品な甘さ」とか
わざわざ甘いのが苦手な人に
寄ってるような
気がしてならんのです。

「甘過ぎるとカロリーが気になって……」

などと言う人の為に
甘味を抑えてるんでしょうよ。

カロリーなんか気になるなら
甘いモンなんか
食べるんじゃない!

下品なくらい甘過ぎる
お菓子が食べたーい!ヽ(`Д´)ノ


何度も言いますが
あくまでも個人的な意見です。




因みに他にもありました。





上が「鮎もなか」で
下が「鮎やな餅」です。

延岡は鮎漁が盛んなんでしょうね。

「鮎やな餅」は
手焼きの薄皮でケシの実をまぶした
求肥を包んでます。
トーテー鮎には見えませんが
これはこれで美味しい。


「鮎もなか」と来たら





トースターで焼いて食べてみろと
書いてありましたので





焼いてみました。( ̄▽ ̄)


いい反り具合です。
皮はパリッとして食感良く
甘さは3割増し!

今度、他の最中も
焼いて食べてみよっと。






クルマ戻ってくるまで
まだまだ時間あるので
マイナスイオンを浴びに
行こうかと思いまして。


延岡市街から約30分。

ひっそりヒンヤリした
山道を進んで





「行縢の滝」に到着。


「むかばきの滝」と読みます。

どうねじ曲げて読んでも
「むかばき」とはならない。

多分ここに来なければ
一生「行縢(むかばき)」と
読める日は来なかっただろう。



さぁ出発!








ん?




ここを登って行くのか?

直ぐそこにあるんじゃないのか?


もう一度さっきの案内板を見返すと
ここから更に30分くらい
歩くらしい。
しかも
道なのか道ではないのか
わからんような道を……

マイナスイオン浴びの時間を含めて
往復1時間ちょい。


すぐさまアタマの中に
幾つかの言い訳が。

靴も山道用ではないし
修理完了の電話が
いつかかってくるかもわからんし。


いつもだったら
間違いなく行くんだけども。。。











今回はやめとくか。( ̄−ω− ̄)











.

H・I・M・U・K・A ②「ラブラブプロジェクト」

2016-11-23 | 絶景

先ずは
延岡市全体を観に行きます。



「愛宕山」と言う小高い山があって
そこに展望台があります。
クルマだと5分くらいで登れます。

駐車場も広々してます。


ここは





「出逢いの聖地」です。

ドキドキします。(◎^▽^◎)


駐車場からすぐ





階段があり





あっちゅう間に到着。

これが





「日向灘&延岡の街」です。

なんとなーくですが
「BーCONタワー」から観た
別府市街に似てる様な気がします。

左端には「五ヶ瀬川」と
「大瀬川」が見えます。



展望台の下には





鍵かけモニュメントと鐘があります。

ここが「出逢いの聖地」と言われる所以は
その昔
天照大神の天孫ニニギノミコトが
稲作の地を求めて
ここ「笠沙山(愛宕山)」を訪れ
大変お気に召したそうで。

そんなある日
超美形のコノハナサクヤヒメと出逢い
恋に落ち結婚したと言う
神話だそうです。

生涯で1回くらいは
聞いたことある名前ですが
どんな人物なのかはサッパリです。

ここ愛宕山の
「鍵かけモニュメント」と「鐘」は
「ひむかラブラブプロジェクト事業」
によるもので
延岡市の「愛宕山」、
日向市の「クルスの海」、
美郷町の「恋人の丘」に
それぞれ
「出逢う」「願いが叶う」「結ばれる」
と言う神話や言い伝えが残ってることから
この3ヶ所を巡ることで
恋愛成就を祈願するもののようです。


もちろん、
そんなことは承知の助で
今回3ヶ所まわるはずだったですが
ご存知の通り
ここだけと相成りました。

残り2ヶ所は後日と言うことで!



鍵はかけてませんが
鐘はチカラまかせに鳴らしてきたので
なんか御利益あるでしょう!




階段を降りてると
登りでは気付かなかった石碑が。





左の看板に
訓み方が書いてありますが
それに対する訓み方も
どっかに書いといて欲しいです。


まぁでも
この意味がわかるようになれば
僕にも何かしらの変化が
起きるかもしれませんね。

何世紀先になることやら。





意味がわからず
アタマが痛くなってきたと同時に
お腹も鳴ってしまいました。

そう言えば
朝はバタバタで
朝ごはん食べてなかった。



という訳で、ブランチですが
延岡に来たらココで食え!的な
ところに行きます。


延岡駅からほど近い





「直ちゃん」です。


ウワサによると
チキン南蛮発祥の店だとか。

開店と同時に入りました。





店内も小綺麗な感じです。


来ました来ました
「チキン南蛮定食」です。





えっと……
僕如きの薄学野郎は
「チキン南蛮」と言えば
揚げた鶏肉に甘酢だれと更に
タルタルソースが
のっかってるものだと
記憶しております。

それに比べての見た目の
インパクトの無さに愕然。

これは
チキンカツ定食ではないのか?


などと侮るなかれ!

胸肉の柔らかさは勿論のこと
それ以上にこの衣が
サイコーです!( ̄▽ ̄)

どうやったらこの
ちりめんのような細い衣に
出来るのか
教えて貰いたいです。




元々は50年くらい前に
大人気だった洋食店の賄い料理で
鶏からあげの甘酢がけ的な
ものだったようで
それを当時働いていた
「直ちゃん」の先代が
「チキン南蛮」として進化させたようです。


一方、
タルタルソースONの「チキン南蛮」は
同じく大人気洋食店で働いていた
「おぐら」の先代が考案して
世に広めたと言う話。

結果的には「タルタルソースON」の方が
有名になってしまいましたが
なんのなんの!


この「ノンタルタルソース」
サッパリ系で僅かな酸味。
そして真骨頂の細かいサックリ衣。


これは美味し過ぎる!

いや、
美味し過ぎ過ぎます!


もちろん、去年の夏
1回の旅で同じ店に2度行くほど
気に入った「おぐら」の
「タルタルソースONチキン南蛮」も
好き過ぎますが
「直ちゃん」も激烈にイイ!

食べ終わったあとの幸せ感で
暫く何も考えられませんでした。




いやぁ、
延岡に来た時は必ず寄ろう。

























誰?











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