旅の恥は上塗り EX

日帰りから泊まり
尚且つ
鬼有名所からウルトラマイナースポットまで
九州(主に北部)を拠点に
ダラダラ動きます。

G.W.ニコル

2018-05-07 | ぶらぶら。

先週の話ですが
佐賀県は「有田」に
行ってまいりました。



自分の中で幾つかある
毎年恒例行事的な遠出です。






「有田陶器市」

今年は祝日と重なったために
人は多かったです。
芋洗いです。


毎年行ってると
「陶器市」自体はもう
とりあえず掘り出し物を
見つけたら買う的に
サラッと流して
あとは他の観光地をまわったり
してたんですが今回は久々に
ゆっくりとまわってみました。








朝早くから出て
高速のサービスエリアで





「ばくだん大王」の「デミデミ」を
食べました。

前から気になって気になって
昼寝も出来ない状態だったので
店の前に立った時は感激でした。

色々種類はありましたが
この「デミデミ」が
一番人気らしいので。

たこ焼きのような
お好み焼きのような粉物の上に
デミグラスソースとマヨネーズ
更にスライスチーズがのり
アラレっぽい物をトッピング。

そのままなのか
混ぜて食べるのか?
とりあえずそのままパクリ。

見た目通り濃い味です。
うーん・・・
やはりたこ焼きともお好み焼きとも
表現しづらい。

もちろん美味しかったですが
自分の中で余りにも
期待が大き過ぎて・・・。
あんまり期待に胸膨らまし過ぎても
ダメですね。

次行った時は
違うの食べてみよう。





現地到着。

陶器市は
「有田」の他に「波佐見」や
「アリタセラ(旧陶磁の里プラザ)」等
数ヶ所あります。

各々少し離れた場所にあるので
そこは
無料シャトルバス移動です。

シャトルバスと言うても
チャイチーなマイクロバス的な
バスではありません。
「有田波佐見間」は
カイデーな貸切バスが走ってます。

今年はゆっくりまわれたので





ソフトクリーム食べたり





「カレーパン」食べたり





「ありた鶏のから揚げ」食べたりと
充実した陶器市でした。




帰りに
「武雄市」と「白石町」の境にある
この時期ツツジがキレイな
「歌垣公園」に行きましたが
ちょっと遅かったみたいです。

でも
このまま帰るのもなんなので
公園の上にある





「肥前犬山城」へ。

以前一度来てますが
ここに来るまでがかなりの急勾配で
僕のマシンでも2速じゃないと
上りきれないくらいです。

しかし注目すべきは
上りよりも下り!
見た目のえげつなさ満点で
軽いジェットコースター気分です。
下りてる間
尻の穴がゾワゾワしっ放しです。





ここら辺は
高い建物がないので眺めがイイ!






山を降り
「武雄温泉駅」付近へ。





「大藤」と言うお食事処で
ちょっと早めの晩ご飯です。

早めの時間にもかかわらず
数組のお客人がいましたね。


ここのイチオシメニューが





「がばい丼」です。

武雄市の
ブランド豚「若楠ポーク」を
ソテーしてトンテキにしてあります。

それが海苔と玉ねぎののったご飯に
乗っかってるんです。

最初はそのまま食べます。
良い豚は脂が甘いと言いますが
まさにその通り。
肉質も柔らかくて甘辛い味付けが
ベリーナイスです。

それから
添えてある温泉卵を絡めて食べると
これは堪らんです。





こちらが
「海鮮大漁丼」です。

タレに漬けてある刺身を
好きなようにご飯にのせて
食べるスタイルですが
これまたタレが少し甘めで
白飯との相性がバツグンです。

白飯が先に無くならないように
調整して食べるのが大変でした。

いやぁ、美味しかった。
ごちそうさまでした。







いつも遠出する時は
スケジュールぎゅうぎゅう詰めなんで
たまに余裕もって行動するのも
いいもんですね。








オシマイ。


































.

ゲゲゲのやおよろず ⑩「飛ぶアゴ」

2018-05-05 | アクアリウム

オヤツを堪能し
ベストコンディションで
これから島根県西部の
「浜田市」へ向います。


出雲からは
約100kmありますので
ぼちぼち寄り道しながら。


南に約20km
出雲市南部の





「須佐神社」へ。


神話の国出雲地方を潤す
神戸川の上流に祀られている
延喜式内の古社で
ヤマタノオロチを退治した英雄である
「須佐之男命」と「稲田比売命」の
御子の子孫と伝えられる
「須佐家」が代々仕えてる神社です。





全国には「須佐之男命」縁の神社は
数多くありますが
ここは唯一「須佐之男命」の
御魂を祀る神社で、神祭は他に
「稲田比売命」
「足摩槌命」
「手摩槌命」と
ヤマタノオロチ退治に登場する
四神が祀られてます。





参拝。


山あいの田園風景に建つ
小さな神社ですが
境内の中には不思議なパワーが
満ち溢れていて
日本一のパワースポットだと
各メディアから注目されているそうです。










更に西に向かって「大田市」へ。





「物部神社」到着。

石見国一之宮で主祭神は
「宇摩志麻遅命(ウマシマヂノミコト)」
です。

ここは
勝負運アップの神らしいですよ。

以前、「シンボリルドルフ」と言う
競走馬がいましたよね。
そのオーナーが大田市出身で
競馬の世界では有名らしく
ここ「物部神社」の
氏子と言う縁もあり
その父親の「パーソロン」の像を
奉納したと言う話があるそうです。





多分これ。





参拝。


「出雲大社」に負けない
荘厳な「春日造り」は
「春日造り」としては日本一です。

御神紋の「ひおい鶴」は
全国唯一だそうです。

ここは巫女さんの対応か
シビれるくらい良かったです。











更に40km西へ。

「浜田市」に到着。





「しまね海洋館 アクアス」


水族館ですね。
憶えておいででしょうか?

某大手携帯電話会社のCMで
白戸家が訪れて
おじいちゃんだったか
おばあちゃんだったか
バブルリングを出すシロイルカが
いましたよね?

あのシロイルカがいるとこが
ここなんです。
当時はモノスゴイ
人気だったみたいです。

僕はあのCMが流れる前から
知ってましたけどね。
なんの自慢にもなりませんがwww


そんな派手な水族館ではないですが
結構イイのいますよ。





「回るイワシ」





「カラフルなクラゲ姫」





「飛んでないトビウオ」





大きい水槽だってありますよ。





「エイ」のカワイイ裏側や





「ヘッドがハンマーなシャーク」の
シビれる裏側や





ちょっとキモイ
「ダイオウイカ」の
ホルマリン標本まで!

オーマイガー。






ペンギン館に行ってみます。





おー
なんかドキドキする。





作りものみたいなホンモノです。

外のペンギンプールでは
激カワな飼育員さんが
みんなにごはんをあげてました。
僕も激カワ飼育員さんに
貰いたかったですが
モノが小魚なので遠慮です。





ペンギンて
こんなに種類がいるのか!

また長崎の
「ペンギン水族館」に行かねば。










「シロイルカ」のプールに来ました。

「シロイルカ」って
北極海周辺の冷た~い海に
生息してるそうです。




プールの水も
冷たいんやろなー。






まだまだたくさんの種類の
生き物が居ますが
それはここに来てのお楽しみと
言うことで。。。










夕方になり
そろそろ帰る時間です。

なんせ
ここから自宅まで
6時間かかりますので。


帰りに「浜田市街」に寄って
「浜田城跡」に行きましたが
何らかの作業中で
中には入れないようでした。

若しかしたら
別の入口があったのかも知れませんが
ここは次の機会に。






いやぁ
今回は街をまわらず
ほぼクルマ移動でした。
僕のポンコツマシンも
よく頑張ってくれました。

往復で1650km走りました。

去年の四国(香川&愛媛)は
愛媛に路面電車があったので
走行距離は1200kmほどでした。

よくやってくれます。




今回も美味しい旅でした。















オシマイ。


































.

ゲゲゲのやおよろず ⑨「ようこそのお参りでございます」

2018-05-04 | 神社仏閣

3日目です。






早朝の「出雲市駅」です。
夜とは違いスッキリしてます。



早起きして朝ごはんへ。

宿の1階が居酒屋だったので
そこでの朝食バイキングでした。





さすがに「出雲」となると
朝ごはんにも「出雲そば」が
あるんですよね。
感激してそばばっかり食べてました。






さぁ
この日最初は「日御碕」です。


「出雲市駅」から約20分。





「日御碕灯台」へ。





駐車場から灯台まで5分ほどです。





見えてきましたね。

近くまで行くと





でーん!

キレイな灯台です。


1903年に設置され
高さは43.65mと日本一を誇り
海面から灯台のてっぺんまでは
66.30mあるそうです。

外壁は前日に訪れた
「松江市美保関」から
硬質の石材を切り出して使った
キレイな石造りで
内壁はレンガ造りで施され
外壁との空間をあけた
特殊な二重構造となってますね。

歴史や文化的な価値が高いので
「世界の歴史的灯台100選」に選出
且つ、国の登録有形文化財にも
選ばれてます。


ほー。


そして
灯台に入ろうとしたところ
財布をクルマに忘れた事に気づきます。

灯台に入るのに200円かかります。
駐車場まで往復10分。
いつもなら間違いなく
取りに戻るんですが
いかんせんこの日は天気が悪く
更に風が強かったので灯台攻めを諦め
断腸の思いで灯台をあとにしました。




気持ちを落ち着かせ
「日御碕灯台」の目と鼻の先にある





「日御碕神社」へ。





立派な楼門です。

地元民が勧める「日御碕神社」

御祭神は「天照大御神」です。





「日沈宮」とも呼ばれてます。

その名前の由来は
創建の由緒が
伊勢神宮は「日の本の昼を守る」のに対し
日御碕神社は「日の本の夜を守れ」との
勅命を受けた神社であることに
よるらしいです。





参拝です。

楼門同様、朱が眩し過ぎます!










出雲に戻ります。







「出雲大社」到着。

前日の「佐太神社」同様
空気が一変した感がありますが
観光客が多すぎて
そらも少し薄くなってるような気が・・・。


外苑駐車場にクルマを置き
そのまま真っ直ぐ進むと





「神楽殿」が見えてきます。

そこから東に進むと
拝殿があるんですが
拝殿他、数ヶ所が工事中でした。

しかしながら





拝殿を工事してるとこなんて
そうそう見れるもんじゃないので
なんか得した気分。

なので拝殿の先の





ここで参拝です。





ここでは





御朱印帳も新調しました。





拝殿から東に歩き境外に出ると





「社家通り」なる趣のある道を
テクテク5分ほど進みます。





「命主社(いのちぬしのやしろ)」


正式名称は
「神魂伊能知奴志神社」
(かみむすびいのちぬしのかみやしろ)
です。

早口言葉ではありませんよ。

「出雲大社」の境外摂社ですね。


奥に進むと





なんとも僕の心を擽る巨木が!

むくの木ですね。
樹齢は1000年らしいです。
出雲市の指定天然記念物だそうです。

なんか森の主みたいな感じで
今にも話しかけてきそうです。
ちょっとゾクッとします。





参拝。

ここに来た理由は
巨木の他にもうひとつ。

ここの裏側です。





1665年の出雲大社御造営にあたり
この場所にあった大石を
石材として切り出したところ
下から銅戈と硬玉製勾玉が
見つかりました。

銅戈は銅鉾、銅鐸と並んで
弥生時代を代表する青銅器ですが
勾玉と一緒に見つかったのは
大変珍しいそうです。

銅戈は北部九州産
硬玉製勾玉は新潟県糸魚川産の
可能性が高く、この時代に
北部九州、北陸との交流が
あったことを物語っていると言う話。

パワースポットだと聞くと
とりあえずは行ってみるんですが
そういう気をあまり感じない
腐れ鈍感な僕でも
なんかここの空気感は
他と違う気がしました。

「出雲大社」に来たら
ここは必ず立ち寄った方が
いいですね。




もうちょい先に





「真名井の清水」があります。

御神祭は
「弥都波能売神(みづはのめのかみ)」で
昔から「出雲大社」の神事に関わる
神聖な清水とされてきたようです。







そろそろお昼の時間なので
駐車場に戻り、目の前にある





「出雲そば 八雲」へ。





「三段割子」です。

僕にしては
ちょっと少なめですが
あとでオヤツがあるのでwww

ここのも美味しい。
濃い目の出汁が
コシのあるそばにジャストミート!
三段なんてアッちゅう間です。
でもやっぱ前日の
「羽根屋」の方が良かったかな。





再びクルマ移動です。

「出雲大社」から約1km





和風駅舎の最高傑作「旧大社駅」


1912年に国鉄大社駅の開通により
開業され1924年に
新たに改築されました。

「出雲大社」の門前町に相応しい
純日本風の木造平屋建てで
和風趣向の際立ってますね。

JR大社駅は1990年に
廃止されてしまいましたが
その後、旧大社駅舎は2004年に
国の重要文化財に指定されました。





駅構内も
当時のままらしいです。





こう言うのは
ずっと残って欲しいもんですな。





お待たせ致しました
オヤツの時間です。



「勢溜の大鳥居」の正面
「神門通り」にある





出雲ぜんざいの名店
「日本ぜんざい学会 壱号店」





店内はさほど広くありません。

前にも記述しましたが
出雲地方で旧暦の10月に
全国から神々が集まる時
出雲では「神在祭(かみありさい)」
と言う神事が執り行われ
その折に振る舞われる
「神在餅(じんざいもち)」
その「じんざいもち」が
出雲のズーズー弁で訛り
「ずんざい」から「ぜんざい」となり
京に伝わったとされます。

「出雲地方」がぜんざい発祥の地と
言われますが、色々調べると
前日に行った松江市の
「佐太神社」辺りも
「出雲地方」なんではないか?
あくまでも自己分析ですが。


お品書きには
ぜんざいが3種類。

「出雲ぜんざい」
「縁結びぜんざい」
「ご縁ぜんざい」


そりゃあもちろん





「縁結びぜんざい」ですよ。

大粒の大納言小豆に
紅白の焼いた餅が入ってます。

「だんだん家」でいただいた
「すましぜんざい」を見た後なので
このビジュアルは安心しますwww

小豆が大粒なので食感が良いのと
焼いた餅のパリパリ感は
安定の美味しさです。



それと
日本ぜんざい学会は
出雲観光協会と連携して2007年に
10月31日を「ぜんざいの日」と
制定したそうです。

1031が「ぜんざい」と読める
半ばムリヤリな語呂合わせも
理由の一つのようです。

なので
ハロウィンを勘違いして
仮装で浮かれる前に
ぜんざいを食らえ!

































.

ゲゲゲのやおよろず ⑧「国フォー!」

2018-05-03 | キャッスル!キャッスル!

これから
松山市街地へ向かいます。



とは言っても
10分も走れば「宍道湖」です。


「県立美術館」のそばに
「宍道湖夕日スポット」があるんですが





あいにくのお天気。

向こうに見える小さい島は
「嫁が島」です。

湖に落ちた若い嫁とともに
浮かび上がったと伝えられる
伝説の島です。
夕日がキレイで有名な
「宍道湖」ですが
その中でも一等地と言うのがココ。

国道9号線沿いにある
「宍道湖夕日スポット」です。





向こう岸に見えるのは
「松山市街」です。

ここの広場は美術館前だけに





色んなモニュメントがあります。


中でもちょっと有名スポットへ。





12羽のウサギがいます。





前から見るとこんな感じ。

「宍道湖うさぎ」と言い
この前から2番目のウサギに
シジミの貝殻を供え
西の方角を向いて優しく撫でると
良縁や幸せが舞い降りるらしいです。

辺りを見渡すと
意外とシジミの貝殻って
落ちてたんですよね。
なんでこんなとこに?みたいな。
いくら宍道湖周辺だからって
ここで漁やってるわけでもないのに。

でもやりませんでした。
自分にハズいから。






「松江市街」に来ました。


「松江城」を観に。

その前にちょっと遠回り。

「松江城」の裏手に駐車して
北側の堀沿いにある





「塩見縄手」と言う通り。

武家屋敷などが立ち並んでて
歴史と趣を感じます。

松江市の伝統美観指定地区で
日本の道100選にも定められてます。






武家屋敷は改修中でしたけどね。




堀を半周まわって






大手門へ。

チラッと観えてますね。
ここから天守まで
5分くらい歩きます。

これがシンドいんですが
あんまり近いとすぐ
攻め立てられますからね。





ほー。
帰ったら家ん中探してみよ。





「松江神社」もあります。





なかなか険しい道のりですが





ようやく一の門の発券所へ。



そこから振り返ると





「松江城天守」です。

黒いボディがカッチョイイ四重五階の
現存天守12城のうちのひとつで
2015年7月に国宝に指定された
松江市のシンボルです。

フツーに観るだけでも
カッチョイイのに国宝となると
その10倍はカッチョよく観えます。

しかしながら
そのキレイな外観には
似合わない無骨な装いで
バリバリ戦闘モードな顔を持ちます。


靴を脱がないといけません。

下駄箱番号は





天守に入る前に





天守の入口を守る
「付櫓」を通ります。

壁に幾つか四角い穴があります。
この穴は「狭間」と言って
鉄砲を撃つための小窓です。
大河ドラマとか観ると
よく出てきますよね。

だいたいの狭間は
内側から外に向けて
敵を撃つための穴ですが
なんとこのヤル気マンマンの
「松江城」の狭間は
天守から付櫓に向けても
穴が開いてます。

万が一狭間に入られても
天守だけでも戦っちゃるぞ的な
意思の表れでしょう。

おーこわおーこわ。





天守に入るとすぐ地階になっていて
井戸や塩の貯蔵庫がありました。

籠城した時に備えて
飲み水や備蓄食料を
確保してたんでしょう。



それと
「松江城」を国宝指定に決定づけた
「祈祷札」もありました。

築城年(1611年)が書かれた札が
さっきの「松江神社」で見つかり
天守地階の跡に
ピッタリんこだったので
これで天守の築かれた年代が
特定されることとなり
国宝の仲間入りとなりました。





いやぁ
いい眺めだ。



「松江城」から
裏手の方へまわると





「城山稲荷神社」があります。





狛犬もズラー並んでます。

ここも





結構な階段ですよ。


左側の階段は何用(誰用)なんだ?


怪談で有名な「小泉八雲」が
通勤の途中でよく立ち寄ったそうです。

この階段ものぼったんでしょうね。
かいだんだけに・・・。( ̄▽ ̄)





参拝のあと
拝殿の裏に回ります。





「石キツネ」が並んどります。

かつてここ「城山稲荷神社」には
二千体を超える「石キツネ」が
ありました。

今でも約千体の「石キツネ」が
あるんですが
その中でたった一体だけ
玉を持った「石キツネ」が
居るそうです。

それを見つけることが出来れば
願いが叶うと云われてます。

拝殿の周りに気色悪いくらいの数の
「石キツネ」が並んでて
結構探してみたんですが
なかなか見つからない。

情報が古いのか?

ネットの写真を見ながら
これじゃないか?的なものも
ありましたが
石なので折れてたり割れてたり
欠けてたりと
なかなか判別つきません。

気になって仕方ない。




気になって仕方ないと言えば
天守から神社に来るまでの途中
こんなとこがありました。





「奥去口ノ跡」?

あんな看板がありながら
「関係者以外通行禁止」て。

気になって仕方ないやないか!




松江市は





マンホールのフタも
「武家屋敷」でした。









松江市街から
5kmほど北に進むと





「佐太神社」がありまして。


「出雲国二ノ宮」であるこの神社
一之宮の座を「出雲大社」と
争ったほどの由緒正しい神社です。

正殿に猿田彦大神を祀ってあります。
日本が神無月(10月)の頃に
出雲は神在月となり日本中から
八百万(やおよろず)の神が
稲佐の浜に集まりますが
その時に一番最初に集まるのが
この「佐太神社」で
そこから猿田彦大神が
出雲まで案内すると言われてます。





拝殿が「正殿」「北殿」「南殿」と
三ヶ所あって
「正殿」は国の重要文化財です。
ちょっとだけ
大分の「宇佐神宮」に似てます。

そんなに大きい神社ではないですが
モノスゴイ気を感じた気がします。
神社好きな人は絶対に
行った方がいいと思いますね。






参拝後に駐車場に戻ります。
その駐車場の目の前に





「佐陀乃だんだん家」
と言う店があります。

「だんだん」とは出雲の言葉で
「ありがとう」や「感謝」の
意味らしいです。

ここで
ぜんざいをいただきます。

なんでもこの辺りは
「ぜんざい発祥の地」らしいんです。

なに?
ぜんざい発祥の地は
出雲ではないのか?
そう疑いながら中に入ります。





中には年配の奥さんが
いらっしゃいました。

なんでもこの方は
「佐太神社」のヌシカンさんの
奥さんだと言うウワサ・・・。

ここのぜんざいは
3種類あるそうです。


「お供えぜんざい」
「すましぜんざい」
「小豆ぜんざい」

名物の「すましぜんざい」を注文。





お?
これがぜんざいか?


日本海で獲れた小鯛と昆布とで
丁寧に取った黄金のすまし汁。

佐太神社近くで獲れた
餅米と小豆を使ったご神紋入り餡餅。

初冬にしか獲れない貴重な岩海苔。

見た目はほんとに
すまし汁みたいですが
中の餡餅を箸で崩すと
辛うじてぜんざいぽくなります。

しかもこの岩海苔はなんだ?
甘いもんに塩気なんぞ必要なかろう。

って気持ちは
180度かわりました。

出汁のきいたすましと
餡子と岩海苔の塩気が
激烈で絶妙なバランスで
鬼パリピゲロうま!



神在祭の時に神前にお供えされる
小豆と餅を神様たちが発つ神送りの日に
小豆雑煮としてお供えし
そのお下がりをいただくと言う
風習があります。

これを「神在餅(じんざいもち)」
と言い、出雲訛りの発音から
「ぜんざい」と聞き取られて京に伝わり
全国に伝わっていったそうです。

松江藩の地誌「雲陽誌(うんようし)」等
幾つかの古文献にも
佐太神社の神送りと神在餅の
記述があることから
「ぜんざい発祥の地」と
言われてるようですよ。


なるほど納得。

しかし
このぜんざいは美味しかった。





だいぶ暗くなってきたので
そろそろチェックインしに行きます。


出雲市駅付近に向かいますが
その前に


「出雲市駅」から
5分ほど離れた場所にある





「献上そば 羽根屋」へ。


出雲そばランキング
常に上位の名店だそうです。

名前の通り明治時代に
後の大正天皇に「出雲そば」を
献上して以来、皇室や皇族に
愛されてるそうです。


出雲そばと言えば「割子」
ただ「割子」だけでは
寂しいと感じましたので





「天ぷら割子」で。


丸い漆器にそばが入り
基本は3段です。
ツルッと喉越しが良くて
エンドレスで食べれます。

天ぷらはもう言うまでもありません。
サクッとした天ぷらって
天つゆや塩なんかつけなくても
そのまんまでも美味しいですよね。
通ぶってるわけではないですがwww







宿からの夜景です。





「出雲市駅」です。


やはり山陰と言うだけあって
ちょっと灯の数が少ないかなぁ。
































.

ゲゲゲのやおよろず ⑦「オロチ」

2018-05-02 | 神社仏閣

さて
おやつも食らったことですし
ここからが
御朱印ハンターの本領発揮です。




「がいな鬼太郎」から
最初の社まで小一時間ありますが
その前の難関。


「境港」から「中海」を抜けるのに
「江島」と「大根島」を通るんですが
「江島」に渡る時の
「江島大橋」がえげつない。

某自動車メーカーのTVCMにも使われた
通称「ベタ踏み坂」





写真は境港側からなんで
そこまで大したことないんですが
江島側からの方がスゴい!

江島側からも撮ったんですが
上手く撮れてなかったので
どこぞから拝借しました。





合成でもCGでもありません。

橋自体が巨大なので
境港側からだと緩やかですが
距離がスゴく長い。

江島側からだと頂上までの
距離が短いので傾斜がキツい。
なのでこんな絵面です。
さすがに僕のマシンでも
ベタ踏みしましたwww







松江市八雲の





「熊野大社」へやって来ました。





さざれ石の隣で
キレイにツツジが咲いてます。





「出雲大社」と並ぶ古社で
出雲の国一之宮として崇拝されてます。

火の発祥として知られる神社で
御祭神はヤマタノオロチを
退治した伝説を持つ
「須佐之男命(スサノオノミコト)」で
姫を助けたことから
愛の神、救いの神と言われてます。





参拝。










「熊野大社」から10分。

わりと近い場所にある





「須賀神社」へ。


鳥居をくぐると





ちょっと高い位置にあります。


ここは「須佐之男命」と
「奇稲田比売命(くしいなたひめのみこと)」が
造ったとされる「日本初之宮」

「須佐之男命」がヤマタノオロチを
退治したあとに
「奇稲田比売命」を伴って
八雲山の麓に至った時に
「吾此地に来て、我が御心すがすがし」と
言ったことから
この地域を「須賀」と
言うようになったそうな。








今度は北上します。





「神魂神社」


「かもす神社」と読みます。

「伊弉冉尊(イザナミノミコト)」を
主祭神として
巨大な自然石を積み上げた石段や
古代出雲の神々の里らしい
佇まいを見せてます。





本殿は現存する大社造の社殿のうち
最も古いと言われ
国宝に指定されてます。





これですね。











「神魂神社」から
10分ほど西に進んだ





「八重垣神社」へ。


ヤマタノオロチ退治ゆかりの神社です。

「八重垣」と言う名前には
意味がありまして。

神話の時代
「稲田姫命」が最後の生贄として
ヤマタノオロチから狙われた時に
「大垣」「中垣」「西垣」「北垣」
「万垣」「万定垣」「袖垣」「秘弥垣」
と呼ばれる八つの垣(垣根)を
現在の八重垣神社の裏山の
山林に造って
その中に「稲田姫命」を隠して
オロチをおびき寄せたそうです。

この八つの垣根に由来して
「八重垣神社」と言う名前に
なったと言われてます。






参拝のあと
本殿からちょっと離れた場所に





「鏡の池」があります。





オロチからの避難中
日々の飲料水や姿を写し整えた池で
「姿見の池」とも言われてます。





社務所で売ってる「占い用紙」に
100円か10円硬貨をのせ
浮かべてお祈りします。

早く沈むと良縁が早く
遅く沈むと縁が遅いと言われます。

数人の女性がやってました。
誰も居なかったら
僕もやってたかなぁ。

































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