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■福寿の歳時記

2024-01-04 | ●歳時記2)

■■■■■■■■■福壽の歳時記 ■■■■■■■■

           
(日本の習わし、元旦に は歳神様を迎え、御節料理をいただく)

季句 (名だたる俳人や作家の新春の句)    
    日本がここに集まる初詣   山口誓子    
    風雅とは大きな言葉老いの春 高浜虚子    
    居直りて九十齢の屠蘇を祝ぐ 冨安風生       
    一人居や思う事なき三が日       夏目漱石
    初日さす硯の海に波もなし     正岡子規  


時候  冬暁    風光る   春の寺 寒明   春陽    芳春  
祭事    拝賀式   御用始め 歌会始め   新年会 出水   お水取り
     ・十日戎(10日)
     ・成人の日(11日)
     ・大寒(20日)
     ・初天神(25日)

                                                                          (出典:朝日島根能)
風物  年立つ、松の内、小正月、初日、初風、
味覚  葵酒、晩三吉、鯖, 鰯、寒鰤、甘鯛、ひらめ, 牡蠣
花木  寒菊、水仙、冬葵、カトレア、枯菊、枯連
野菜  冬采、白菜、玉ねぎ、大根,人参,セロリ, パセリ,すずな  せり、
住い  春の炉、春暖炉、釣釜、春障
遊楽     歌留多、双六、羽子板、蹴鞠、独楽、初芝居 
挨拶  春の候、寒冷の候、(冬は2月3日頃まで)

 
    

■■■■日本内外の主な行事 (1月)■■■■■■■■■  
01日●元旦  初詣、書初め、お屠 年詞
01日●国連安全保障理事会、日本の非常任理事国の任期開始
02日●サッカー天皇杯全日本選手権決勝(国立競技場)
02日●新年一般参賀、初夢、書初め
02日●東京箱根往復大学駅
04日●御用始
04日●東京証券取引所大発会
06日●小寒日
07日●七草
07日●バングラデッシュ総選挙
08日●成人の日
08日●全国高校サッカー選手権決勝
10日●十日戎
11日●鏡開き
11日●H2Aロケット48号機打ち上げ
13日●岸田首相と米国バイデン大統領の会談(米国)
13日●大学入学共通テスト
13日●台湾総統挙
14日●大相撲初場
15日●小正月 どんど焼き
15日●テニス全豪 オープン
15日●世界経済フオーラム(ダボス会議)スイス
15日●警視庁創立150年
 

16日●国連気候変動に関する政府間パネル総会(IPCC)トルコ
17日●阪神大震災から29年、湾岸戦争から34年
17日●芥川賞、直木賞発表
17日●通常国会招集予定
18日●冬土用入り
20日●大寒
20日●日本の小型月着陸実証探査機SLIMが月面直陸の予定

20日●京都市長選挙告知
21 日●全国都道府県対抗男子駅伝
23日●米国東部ニューハンプシャー州民主党予備選24日●経団連労使フオ―ラム
25日●初天神
28日●大阪国際女子マラソン


  

  ■■■■タイの主な行事 (1月)■■■■■■■■■■          
●ポーさん傘祭り(チェンマイ県)                                                    

           
■■■■■■■■■■新春往来■■■■■■■■■■

        
■■年頭の想い
🔵新春元旦、恒例の全国新聞5紙の「元旦社説」を読んだ。
デジタル時代の到来で、新聞力が低下したとは言え、新しい歳の行方
を示唆する論説
の力、言論の力は、まだまだ衰えていない。

五大紙の社説の主題は、
・読売「磁力と発信力を向上させたい」平和,自由,人道で新時代開け。
・産経「内向き日本」では中国が嗤う。
・毎日「人類の危機克服に英知を」二つの戦争と世界。
・朝日「暴力を許すぬ関心と関与を」紛争多発の時代に。
・日経「分断回避に対話の努力を続けよう

ウクライナに次ぐ中東の戦争で、再び暗雲が立ち込めつつある世界
の動向に対して、
・「日本の関心と関与と他社との共生の道を探り、発信力で新時代
      を築け
」とする、朝日と
毎日と読売に対して、
・産経は「台湾海峡危機は日本の有事、内向きは,国家存亡の危機
 を示唆。

・日経は「国家、企業、個人レベルで対話を増やし話し合いで物事
 の
解決を図る」とする。
残念なのは、いま荒廃する日本の政治について、何の言及もない
これでは,政治はよくならないし、新聞各紙自体も、自損後退の道を
歩んでいるとしか言いようがな
い。

🔵そういえば去る10月、脅威的な立ち上がりを見せた「日本保守党
について,全国5紙は
,数行たりとも触れていない。全く無視の状況だ。
何故だか理由を知りたい。

全国紙5社が, 現政治体制寄りとすれば、日本の政治はよくならない
し、政治報道に手ぬかりがあるとすれば、新聞5社は自ずと衰退
する。
どうあれ新年には, 思わぬ潜在的な政治勢力が台頭して, 政治の浄化と
新が進むと確信したい。

 
■■[世界の政治と平和
🔵今年は、日本を含め世界の枢要な諸国で、新しい首脳や指導者を

める選挙が行われる。いまから
世界の注目が集まる。
この結果,
その国が民主主義に向かうのか
権威主義に向かうのか
世界ばかりか日本の命運がかかっていると思い、注目していきたい。


■「世界の選挙
台湾総統選、         1月13日
●インドネシア大統領選          2月14日
ウクライナ大統領選              3月予定
ロシア大統領選           3月17日
韓国総選挙             4月10日
インド総選挙                 4~5月予定
●メキシコ大統領選          6月2日
欧州連合(EU)欧州議会選         6月6~9日
米国大統領選,上下院議員選     11月5日 

🔵「首脳選を控える世界主要国の経済的背景一覧」

                           (提供:三井住友信託銀行)

■「日本の選挙
自民党総裁選                    9月予定
日本総選挙        (年内総選挙予定)

●熊本県知事選               3月24日
東京都知事選               7月 7日
●鹿児島県知事選              7月27日
●富山県知事選               11月 8日
●岡山県知事選               11月11日
●栃木県知事選                  12月   8日


🔵今年は,好むと好まざるとに拘らず, 政治変革が迫られる年になり
そうだ。
何故かと言えば、日本に関係ある国々の政治体制について
その国の国民の選択が問われると言う。
選挙の結果、現在の日本との親密な関係性が,一挙に変わる事もあ
りうると考えた方がいい。
日本としては、民主主義的な友好関係が
のぞましいが、そうはいかない場
合もでてくる。

🔵日本では,「運,不運」が,物事の命運を決めるとよくいわれる。
政治家総理の資質の中でも「持ち前の能力」は当然のことだが,日本
では,その総理の持つ魅力の一つに,その政治家としての運強さに期待
する場合が多い。
今は亡き安倍前総理は、米国のトランプが新大統領に選ばれると,就
任前にもかかわらず世界のどの国の首脳よりも先んじて
空路、
馳せ
参じて,祝意を述べ交友を深めた。
その後,長きにわたる親密な関係性は,日米両国の外交戦略に, かつて
ない外交成果を挙げる事になる


国民は, 一度このような総理の卓抜な行動を目にすると, それが規範
となり、次に続く総理は,それを基準として評価される事になる。
安倍前総理に続く次の総理は,確かにやりずらいだろうが,そのような
優れた政治姿勢を継承して,政策を継続する事が国益にも繋がる。
ひいては,
国民がこぞって期待する日本の総理像にもイコールする事
になる。
ところが次に栄冠を手にした総理は、総じて前任総理の 政策行動を
継続したがらない。独自の行動をとろうとする。その結果,政策は停
滞したり後退して,国民の失望を誘つて
失脚する事か多い。
良い政策行動は,総理が代われど、その継続性が問われる所以だ。
                         (Yama)


■■「日本内外の主な予定
 1月)●台湾総統選

2月)●春闘交渉2月~3月)
3月)●選抜高校野球大会始まる。
   北陸新幹線金沢―駿河開通
   自民党大会
4月)●後期高齢者医療保険料の段階的引き上げ、
5月)●天皇陛下即位5年
6月)●自衛隊発足70年 
7月)●新紙幣発行  
    ●東京都知事選7日)

8月)●パリ五輪開催
   ●全国高校野球選手権大会
9月)●岸田首相総裁任期満了、総裁選
10月)●東海道新幹線開業60年
11月)●米国大統領選
12月)●熊本,新半導体TSMCの生産稼働
     ●ノーベル賞授賞式
 

■■「日本経済の行方
2024年経済予測」(伊藤忠総研
🔵2024年前半は欧州でゼロ成長が続き、米国は2%強の潜在成長率
を割り込んで減速するが、欧州、米国とも、後半には復調、2025年
にかけて成長ペースが加速しよう。
日本も2024年は成長率が鈍化するが、1%を下回る潜在成長率は上回
り好調を維持、デフレ脱却を実現する。

🔵政治は、低迷中にも拘らず、経済は堅調、緩やかな回復基調
    株価と景気は昨年より上昇傾向。今年の予測もおおむね良好。

                       (出典:ニッセイ経済研究所)

🔵皆さまの新年のご健闘をお祈りします

 

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