■■■■■■■■■■■■暑中お見舞い■■■■■■■■■■■■
暑中お見舞い申し上げます。
Summer Greeting
I hope you are keeping well in spite of the Summer
日本とアジアの新潮流を探るー
■国際交流情報 Webサイト■(Jtiro●Jpn)
東京オリンピックもたけなわ、
いささか残念ですが、
コロナパンデミックが、益々猛威をふるっています。
これに屈する事なく、お元気でご活躍ください。
JTIRO では「戦後76年の日本」を特集します。
太平洋戦争敗戦の実態を、戦争を知らない世代の
多くの人達に伝承するために配信します。
URL:http://blog.goo.ne.jp/jtirojapan
(上記の URLをクリックしてご覧ください)
■葉月の歳時記■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●季句 プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷
サーフインの若者徴兵を知らぬ 金子兜太
風薫るこれからという人生に 今橋真理子
●季節 風薫る 夏深し 残暑 秋を待つ 夜の秋 夏の果て 花火
●時候 盛夏 猛暑 酷暑 避暑 李夏 晩夏 残暑 残炎
●風物 風仙花 ひぐらし 蝉しぐれ 西瓜 盆踊り あぶら蝉
●祭事 竹生島祭(15日)琵琶湖,三島祭(16日)吉田火祭り(26日)
地蔵盆(24日)弘前ねぶたまつり
●食 枝豆 新豆腐 梅酒 新茶 葛水 新酒 葛饅頭 蜜豆水貝
●魚 落鮎 鱸 鰯 太刀魚 秋刀魚 鮭
●野菜 西瓜 南瓜 芋 自然薯 落花生 間引菜 生姜 茄子
●草花 薔薇 芙蓉 合歓の実 芭蕉 蘭 朝顔 コスモス
●暮らし 打ち水 浴衣 簾 風鈴 扇子 夏休み 旅行
●挨拶 暑中見舞い(8月7日迄に)残暑見舞い(8日~8月末迄)
■日本内外8月の行事■■■■■■■■■■■■■■■■
1日 土用二の丑
3日 ASEAN地域フオーラム(ARF)ベトナム,
6日 ●原爆記念日(広島市)平和祈念式
7日 立秋(秋立つ)立秋の雨はや一過朝鏡 中村汀女
8日 ●東京五輪閉会式(国立競技場)
8日 山の日(祝日)
9日 ●長崎原爆忌 よさこい祭り
12日 阿波踊り
15日 お盆 (月遅れ)
15日●第76回終戦の日、全国戦没者追悼式(戦後76年)
15日 精霊流し-
16日 京都五山送り火
19日 全英女子オープンゴルフ(英国カーヌスティ)
21日 仙台市長任期満了
21日 処暑 地蔵盆
24日●東京パラリンピック開会式(国立競技場)
29日 横浜市長任期満了
30日 テニス全米オープン(ニューヨーク)
31日 二百十日
■タイ8月の行事■■■■■■■■■■■■■■■■■■
12日 シリキット王妃誕生日(母の日)全国
■悔しい思い糧に■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
● 「8月や6日9日15日」(作者不詳)
日本の昭和20年8月を象徴する名句だが、詠み人は解っていない。
6日は広島原爆、9日は長崎原爆、15日は日本屈塾の敗戦日である。
どちらにしても、76年に及ぶ日本人の屈塾と苦悩の想いを僅か17文字
に凝縮してシンプルに表現したもの、凄いというしかない。
●当時の米軍は、原爆投下する日本の都市を決めるために、科学者を交え
た目標検討委員会を開き、直径5キロの市街地がある日本の都市に模擬爆
弾を落とし、その結果、広島と長崎に決まったという。
至って周到な計画のもと、非常に悪辣な人類初の核爆弾が広島と長崎に投
下された。その結果、瞬時にして数十万人の人たちが犠牲になった。
●戦後すぐ極東国際軍事裁判が開かれ、時の東条総理はじめ 敗者日本の
開戦時の首脳が戦争責任を問われ、弾劾された。
しかし勝者の米国はじめ枢軸国側は、原爆投下に対してその責任を問われ
る事は無かった。勝てば官軍の意識が、ここでも無謀に生かされた譯だ。
そして戦後できた国連の常任理事会では、76年経った今も、時の勝者の
国々が常任理事国の席を独占し続けている。まさに勝者の驕りと言うしか
ない。
戦後民主主義は、民意を大切にして正義の大道を築いてきたが、時に大勢
を占める側が趨勢となって、正しい側を封じ込める事もあるという。困っ
た事だ。
●前衛俳句の巨匠金子兜太さんが、昨年98歳で亡くなった。
・彎曲し火傷し爆心地のマラソン 兜太
・原爆許すまじ蟹かつかつと瓦礫あゆむ 兜太
・墓地は焼跡蝉肉片のごと樹樹に 兜太
・海に青雲生き死に言わず生きんとのみ 兜太
●8月という月は、戦後、実に多く世界の人々の心を捉えて来た。
特に76年前の戦争を知るものに取って、昭和20年8月は 屈塾の敗戦の年
でもあり、またそれ以上に平和国家へ大きくシフトした貴重な月でもある。
奇しくも今年の8月の東京五輪は、コロナウィールス蔓延のなか、開催の是
非が問われたが、無観客というかつてない形で、あと数日で終ろうとしてい
る。これからも日本の8月が、常に世界平和の起点であるよう期待したい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます