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残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

著莪(しゃが)、姫著莪(ひめしゃが)

2011年05月16日 | Weblog
タイトルを二つ並べたのは、普通のシャガではない、一寸珍しい種類を見かけたから。しかも、これは別な種類とあってはなおさらのことである。毎日、花を愛でて、そして勉強させてもらっているが、種類が多かったり珍しかったり、興味は尽きないようだ。
この姫シャガは、ないものはないが、あるものは何でも有ると豪語している友人ところに咲いたものである。

著莪、姫著莪・文目(あやめ)科。
・学名 Iris japonica (著莪)
Iris gracilipes(姫著莪)
Iris : アヤメ(アイリス)属
japonica : 日本の
gracilipes : 細長い柄(脚)の
Iris(アイリス)は、ギリシャ語で「虹」の意味。

・開花時期は、 3/25頃~ 5/10頃。
・日陰地、湿地にはえる。
・朝開いて夕方にしぼむ。
・ほのかに香る。寺院によく植えられる。

・「しゃが」の名は、檜扇(ひおうぎ)の
漢名の”射干”を音読みしてつけられた。
・「射干」「胡蝶花」とも書く。
(諸説あるようです)
・「姫著莪(ひめしゃが)」は
著莪より小さめの花で、うす紫色。
著莪とは別種ですが
同一ページにしてみました。

・6月22日の誕生花(著莪)
・花言葉は「友人が多い」(著莪)


・「紫の 斑(ふ)の仏めく 著莪の花」
高浜虚子(たかはまきょし)

「著莪叢(むら)の とどく木洩(も)れ日
濡れてをり」 稲畑汀子

「譲ること のみ多き日々 著莪の花」
   塙 義子

  (季節の花 300から引用)

  
  今日の誕生日の花:シラネアオイ   花言葉:優美

  今日の一句:子燕のこぼれむばかりこぼれざる    小沢実

  (NHKラジオ深夜便から引用)