MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

シラー

2011年05月03日 | Weblog
シラーというネーミングは、去年初めて知った花の名前である。この花は、日本名がないところをみると、どうやら帰化植物ではないかと思う。この花も、聞くところによると繁殖力が旺盛、最近、色んな処で見掛けるようになったようだ。この花も、鈴蘭と同様に有毒だそうだ。綺麗な花には、うかつに手を出してはいけない、ということのようだ。



シラー・百合(ゆり)科。
・学名 Scilla peruviana(シラー・ペルビアナ)
Scilla : シラー属
peruviana : ペルーの
Scilla は、ギリシャ語の
「skyllo(有害)」が語源。
地下茎部分が有毒であることから。

・開花時期は、4/20頃~ 5/20頃。
・青紫色の花を八方に広げる。
・シラーにはいろいろ種類があり、写真のものはペルビアナという。
(「大蔓穂(おおつるぼ)」ともいう)。
いずれの種類も乾燥した地面に適する
らしい。
・「シラー」は、「スキラ」「スキラー」「スキルラ」とも読む。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:カザグルマ、クレマチス  花言葉:心の美しさ、高潔

  今日の一句:新緑の夜空混み合ふ電波かな    仲寒蝉

  (NHKラジオ深夜便から引用)

苧環(おだまき)

2011年05月03日 | Weblog
この季節、散歩の道すがら多く見掛ける花の一つに此の苧環(おだまき)がある。この花の色は、青紫が圧倒的。色は色々あると言うが、青紫以外の色に出会ったのは、このピンク色がただ一つだ。このピンク色も、初めて見たとき別な花かと思ったが、良く見たら苧環だった。やはり苧環にも、いろんな色があるようだ。

苧環(おだまき)・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Aquilegia flabellata (苧環)
Aquilegia buergeriana(山苧環)
Aquilegia : オダマキ属
flabellata : 扇状の
buergeriana : 日本植物の採集家「ブュルゲル」さんの
Aquilegia(アキレギア)は、同じラテン語の「aquila(鷲)」が語源。
曲がった距(きょ)の部分が鷲(わし)の爪に似ていることから。(別の説もあります)

・開花時期は、 4/ 1頃~ 5/15頃。
・花の形がかわっていておもしろい。
・「苧(お)」という繊維を、中を空洞にして
丸く巻き付けたもの(苧玉(おだま))に
花の形が似ているところから。
”苧(お)、玉(たま)、巻き(まき)”が
「苧環」という漢字で
「おだまき」と呼ばれるようになった。
・色はいろいろある。よく見るのは青紫のもの。

・英語名の「コランバイン(Columbine)」は、
つぼみの形が鳩(同名)に似ていることから名前がついたらしい。
・「小田巻」とも書く。
・別名 「糸繰草」(いとくりそう)。
・5月29日の誕生花(苧環)
・花言葉は「断固として勝つ」(苧環)

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:カキツバタ   花言葉:幸福が来る

  今日の一句:降り出して明るくなりぬ杜若   山口青邨

  (NHKラジオ深夜便から引用)

木香薔薇(もっこうばら)

2011年05月03日 | Weblog
「トゲのない薔薇とは、これ如何に」それは、この木香薔薇(もっこうばら)のことである。写真の花は、お隣のお宅の垣根に咲いていたものである。この木香薔薇の花も、散歩の道すがら一番多く目に付く花である。また、直ぐ近所に白い木香薔薇がある。これは、黄色い木香薔薇より幾らか香りが強いそうだ。試してみたいと思う。

木香薔薇(もっこうばら)・薔薇(ばら)科。
・学名 Rosa banksiae
Rosa : バラ属
Rosa(ローザ)は、
ギリシャ語の「rhodon(バラ)」や
ケルト語の「rhodd(赤色)」が語源。

・4月から5月頃に咲く。八重咲き。
・江戸時代から庭で栽培されている。
・枝には、薔薇特有のとげがない。

・かすかないい香り。
花の名前「木香」はここからくる。
白い花は黄色い花より香りが良い。
・黄色い花を
「黄木香薔薇(きもっこうばら)」と
呼ぶこともある。
・「木香茨」とも書く。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:カーネーション  花言葉:あなたを熱愛する

  今日の一句:さびしさの数を束ねてカーネーション    片山由美子

  (NHKラジオ深夜便から引用)