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木槿(むくげ)

2009年07月09日 | Weblog
散歩の道すがら、彼方此方で木槿の花が綺麗に咲いている。
これは、夏を迎える此の時期を象徴的するような花だと思う。

木槿 (むくげ)・葵(あおい)科。
・学名 Hibiscus syriacus
Hibiscus : フヨウ(ハイビスカス)属
syriacus : シリア(小アジア)の

・開花時期は、 6/25頃~10/15頃。
・中国原産。平安時代に渡来。
・中国名を「木槿(ムージン)」と呼ぶ。漢字はこの字があてられている。
漢名の「木槿」の音読み「もくきん」が
変化して「むくげ」となったとも、韓国の呼び方「無窮花(ムグンファ)」または
「ムキュウゲ」が変化して「むくげ」となった、ともいわれる。


・朝方3時頃に開花した花は夕方にはしぼんでしまう「一日花」で、「槿花一朝(きんかいっちょう)の夢」(人の世ははかない、の意)に例えられているが、
次々に別の花が咲くため長く咲くように見える。
韓国では「無窮花(ムグンファ)」といい、 国の繁栄を意味する花として国花になっている。
・強い花で、枝を切って地面に刺しておくと生えるそうだ。