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藪萱草(やぶかんぞう)

2009年07月08日 | Weblog
一週間ほどまえに野萱草について紹介した。

野萱草は、野原や川岸の少し湿ったところに咲く。
6~8月頃、オレンジ色の赤っぽい、
大きい一重の百合の花が咲く。 薮萱草(やぶかんぞう)は八重咲き。
葉だけではあまり区別がつかない。一日花だが次々に咲く。


そこで薮萱草 (やぶかんぞう)を探し当てたので紹介する。

・百合(ゆり)科。
・学名 Hemerocallis fulva var. kwanso
Hemerocallis : ワスレグサ属
(ヘメロカリス属)
fulva : 茶褐色の
kwanso : カンゾウ(日本名)
Hemerocallis(ヘメロカリス)は、ギリシャ語の
「hemera(一日)+ callos(美)」が語源。
美しい花が一日でしぼむところから。

・道ばたや野原に咲く。
・7~8月、オレンジ色の赤っぽい、
大きい八重の百合の花が咲く。
野萱草(のかんぞう)は一重咲き。
葉だけではあまり区別がつかない。
・若葉や若芽は山菜にする。
・有史以前に中国から渡来した。
寺院によく植えられ、
今は全国に分布している。


・「萱草(わすれぐさ) わが紐(ひも)に付く
香具山の 故(ふ)りにし里を
忘れぬがため」
大伴旅人 万葉集