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立葵(たちあおい)

2009年07月07日 | Weblog
散歩の道すがら、この時期、一番多く見掛けるのが立葵である。
立葵(たちあおい)葵(あおい)科。
・学名 Althaea rosea
Althaea : アルテア属
rosea : バラのような
Althaea(アルテア)は、ギリシャ語の
「althaino(治療)」が語源。 薬効があることから。

・開花時期は、 5/25頃~ 8/ 末頃。
・小アジア、中国の原産。日本へは古くに薬用として渡来した。
唐の代以前は、蜀葵(しょくき)の名前で 一番の名花とされた。
日本では、平安時代は「唐葵」と呼ばれたが
江戸時代に今の「立葵」になった。
・人の背丈以上になり、ぐんぐん伸びる。 でも強風には弱いようです。

・「葵」とはふつうこの「立葵」のことを指すらしい(葉がどんどん太陽の方に向かう
のところから「あうひ」(仰日)の意)。
ただし、京都で毎年5月15日に行われる 「葵祭り(あおいまつり)」の「葵」は
この立葵ではなくて、江戸徳川家の紋所として知られる「双葉葵(ふたばあおい)」
という名の草です。