かつらごのにっき帳

見たこと、感じたこと、言いたいことなどを、気の向くままに綴っています。
開始年月日:平成28(2016)年1月17日

刀根行き

2020年11月28日 | 風景
 国道8号線を敦賀市に向かって走っていると「刀根」という地名がある。以前から気になっていたことから、昨日、湖西道路・国道161号線を経由し高島市の「メタセコイア」の観賞と抱き合わせて行ってきた。たいへん渋滞していたことから予想外の時間を費やし、いずれの場所も予定の時間が取れなかった。
 刀根は、敦賀市に属し、織田信長と朝倉義景の間で行なわれた合戦(一乗谷城の戦い)の激戦地であり、激戦地の名を冠して「刀根坂の戦い」とも呼ばれている。その刀根の激戦地を見に行った。刀根の集落はあったが、この時期の寒さからか人気もなく激戦地について聞くことができなかった。ここは豪雪地帯らしい。集落の道路は、放水されていた。雪に備えての試運転かと思った。
 集落を右手にしてさらに進んだところ細いトンネルがあった。一方通行のトンネルで赤信号で長く待たされた。帰って調べたところ、滋賀県と福井県の県境にある「柳ヶ瀬トンネル」であった。赤信号の長さが6分30秒に対して青信号の長さは14秒しかないと紹介されていた。極端なケースの紹介で、実際は感応式信号機で、信号待ちの車両の有無を把握することで点灯時間を変動(赤信号が2分57秒~6分26秒・青信号が14秒~30秒)とされているようであった。かつては、国鉄北陸本線(鉄道営業末期は柳ヶ瀬線)の旧ルートであり、鉄道路線時代のトンネルを現在を使用しているとのことだった。
 春を待って、滋賀県側から国道365号線を走り、余呉湖を左手に見て再訪することにした。
 高島市のメタセコイア通りは誠に美しかったが、人と車で構えて写真を撮ることができなく、車窓から妻に収めてもらった。


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