かつらごのにっき帳

見たこと、感じたこと、言いたいことなどを、気の向くままに綴っています。
開始年月日:平成28(2016)年1月17日

百済寺の菩提樹の花

2023年06月26日 | 風景
6月19日に見に行ったところ未だ蕾であったが、一週間後の今日訪ねたところ、盛りが過ぎており白い花が少し茶色に変わりかけていた。花の香りを表現するのは難しいが、甘く上品な匂いだと思う、境内には未だ少し漂っていた。
菩提樹は、日本の気候に適さないため、実際は仲間の「アオイ科のシナノキ」が植栽されている。
植物学者の牧野富太郎氏は、「シナ」はアイヌ語が由来で「結ぶ」「縛る」といった意味と説明されていると聞いたことがある。花言葉は「夫婦愛」とのこと。長野県が信濃と呼ばれたのは、シナノキが多く産出されたからだと聞いたこともある。長野市の「市の花」のようだ。実は数珠の玉にも使われるらしい。良質の蜜が取れるらしい。以前に試しに買ってみたところ、菩提樹でなくシナノキの蜂蜜だと思うが、高額に見合うだけの味わいがあった。
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