上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

カッコウ 初認

2012-05-20 18:07:45 | 雑影
雨は降らなかったものの、今日は雲の多い一日となりました。
暑くなくていいのですが、写真の撮影にはちょっと光が足りない・・・

午後のこと、ムスメさんを抱いて街中を歩いていると、スズメの雛が歩道をピョコピョコと跳ねていた。
まだ飛べない雛を心配するように親と思しきスズメが電線の上から見つめていた。
かわいそうだけれど、何かをしてあげることも出来ず、後ろ髪を引かれる思いで立ち去った。

今朝も利根川ベリへ散歩へ出かけた。
車から降りると、この時期らしい声が聞こえてきた。
カッコウ、カッコウ、カッコウ・・・・
この声を聞くと初夏だなあ、と思う。

さて、どこで鳴いているのだろう・・・・


ちょっと見づらいけれど、よく、ノスリさんがいた樹の天辺で鳴いていた。

柳田國男先生の「遠野物語」には、この「カッコウ」と「ホトトギス」が姉妹として描かれた話が載っている。
姉は妹に芋のやわらかいところを与え自分は固いところを食べていた。
しかし、妹は姉がおいしいところを食べているのだろうと邪推して、姉を包丁で殺してしまう。
すると姉は鳥になり、「がんこー、がんこー(かたい)」と鳴いて飛び去った。
妹はイモを食べると固かったので、姉が自分にやわらかいところを与えてくれたことを悟り、これまた鳥になってしまった。
妹は「ホウチョウカケタ(包丁で手にかけた)」と鳴くようになった。

・・・・と言う話。
周りを見渡すとやかましいほどにさえずっているのが、



オオヨシキリと



ホオジロ。

彼らはまだ伴侶募集中、だろうか?

ふと足元に目を落とすと



野蒜(ノビル)の花が咲いていた。
この野蒜、僕の育った地域では「ノノヒロ」と言った。
根の部分をゆでたり、生のままだったりで味噌をつけて食べたものだ。
独特の味で、子供からするとおいしいものではなかったけれど・・・・

近くの畑では



ジャガイモの花が咲いていた。


やっぱりナスの仲間だなあ・・・

夏が一歩ずつ近づいて来ています・・・・

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