白浅間とフユザクラ。

ここの所だいぶ冷え込むようになってきて、それに連れて空気は澄み渡るようになってきました。
空は高くなり、遠くの山々がくっきりと姿を誇るようになります。


本日のグラデーション。



これで５：３０。
いつの間にか日の出は６時を過ぎるようになり、ぼくの散歩時間は闇に包まれるようになった。
東の空は白むものの角度があがるほどに青みが濃さを増し、どこからか黒へと変わる。
この境界線のない空を見ながら歩くのが冬の楽しみでもある。
それももう少しすると単なる漆黒の空の下、震えながら歩くようになるのだが・・・

通勤中、五料橋の手前で車を停めてみた。



まだまだこの辺りまでは紅葉が進んでいないようだ。
画面の左に見えているのは、先日初冠雪を迎えた浅間山。
そのときは薄ぼんやりと白くなったように見えただけだったが、今日は一目でそれとわかる白さ。
雪の量が増えたのと空気が澄んだ両方のおかげだろう。
その美しさに惹かれて車を停めた。

レンズを４００ｍｍに付け替える。


伸ばしきると浅間山が入りきらないので、３００ｍｍあたりで撮影。
頭を雲に隠しているが、真っ白なのがよくわかる。
富士山とはまた違うコニーデの美しさ。

よく見ると、右側に少し紅葉が見える。
今年は秋が無くて急に冬になったような気がするけれど、まだ秋、なんだなあ。

これから、上州の山並みは僕にとって登るものではなく見るものになる。
朝焼けに染まる浅間山や谷川岳は遠くから見るだけでうつくしい。

今日は午後から藤岡へ出張。



「三波石とともに名高い冬桜」と上毛カルタに詠まれるフユザクラ。
ぽつぽつと咲き始めていた。

ミカン狩りの幟も立ち始めました。
旧鬼石町へとでかけてみませんか？