井上尚弥vsへルソン・マンシオ
5戦目で東洋太平洋(OPBF)タイトル戦。相手は同級2位で比国王者のマンシオ。序盤から圧倒的な力の差を見せつける。2Rにはダウンも奪い早くもKOは時間の問題と思わせたが、さすがは比国王者、ボディも顔面も効いているのだがなかなか諦めない。でも最後は5Rお見事怒濤のラッシュでレフリーストップTKO勝利。やはり一つ飛び抜けた才能を感じさせる。今回の出来に更にパンチの強弱があればもっと早く倒せたかも。経験値としてはいい相手だった。
村田諒太vsデイブ・ピーターソン
村田2戦目はミドル級本場アメリカからきたまずまずの戦績を持つピーターソン。序盤は相手の巧みなディフェンスにペースを掴めなかった村田だが、中盤に左ジャブでリズムをつかんでペースを掴み取り、最終回にこちらもお見事怒濤のラッシュでレフリーストップTKO勝利。不用意にパンチをもらったりと多少ばたつくスタイルも、固いガードも突き抜けるパンチの当て感はピカイチ。まだ2戦目なので比べるのはどうかと思うが、私はエドウィン・バレロに通ずるものがあると感じている。誰もが倒せないと思った相手を最終回に倒してしまう。やはりスターの輝きを持った選手だ。
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101%のプライド |
村田諒太 | |
幻冬舎 |
こちらは村田さんの書籍
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我、弱き者ゆえに 弱者による勝利のマネジメント術 |
八重樫東 | |
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