小学生の頃、コロコロコミックという漫画雑誌があった。当時の小学生はコロコロ派とボンボン派に別れていたが、私は断然コロコロ派だった。
コロコロには今もテレビでやっている「ドラえもん」があった。でも私が好きだったのは「つるピカハゲ丸君」というギャグ漫画。親父に単行本まで買ってもらい毎日のように読んでは一人で笑っていた。
ある時、本当に面白いので、親父に「面白いから、読んでよ」と言って半ば強引に読ませたことがある。その時の全く笑わず真剣に読んでいた父の姿は今でも覚えている。そして「何で笑わないんだろう」と思ったことも。
最近、マンガ喫茶に行った時に、懐かしの「つるピカハゲ丸君」を見つけた。そしてあの時の笑いを感じたくて、手に取って読んでみた。し・か・し、これが驚くほどつまらない。全くくだらなくて笑えないのだ。
どうやら大人と子供の感性(笑いのツボ)というのは違うらしい。あの時の親父もこんな思いだったのかと思うと、なんだか申し訳ない感じでいっぱいだ。
コロコロには今もテレビでやっている「ドラえもん」があった。でも私が好きだったのは「つるピカハゲ丸君」というギャグ漫画。親父に単行本まで買ってもらい毎日のように読んでは一人で笑っていた。
ある時、本当に面白いので、親父に「面白いから、読んでよ」と言って半ば強引に読ませたことがある。その時の全く笑わず真剣に読んでいた父の姿は今でも覚えている。そして「何で笑わないんだろう」と思ったことも。
最近、マンガ喫茶に行った時に、懐かしの「つるピカハゲ丸君」を見つけた。そしてあの時の笑いを感じたくて、手に取って読んでみた。し・か・し、これが驚くほどつまらない。全くくだらなくて笑えないのだ。
どうやら大人と子供の感性(笑いのツボ)というのは違うらしい。あの時の親父もこんな思いだったのかと思うと、なんだか申し訳ない感じでいっぱいだ。