ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

マーティン・カスティージョvs石原 英康(東海テレビ観戦)

2005年06月28日 22時43分11秒 | ボクシング
▼WBA世界S・フライ級タイトルマッチ
マーティン・カスティージョ 対 石原 英康
結果:カスティージョ 3-0判定勝ち(116-111、116-111、116-112)

石原は昨年5月にTKOで敗れた王者カスティーリョに満を持しての再戦となった。スポーツ新聞などのニュースでは畑山を育てた柳トレーナーの地獄のトレーニングをこなし、さらなるパワーアップとなったようでじわじわ世界奪取の期待感を増していた。

そんな中で行われた試合、リングにあがった石原の表情も自信に満ちている。ゴングがなると石原のこの試合の戦い方がよくわかった。とにかく弱点である顎を守る為、ガードを高めに上げ、得意の左ストレートを当てる為に前に前に出る。この作戦が前回の嫌な思い出となっているTKO負けを阻んだが、逆に石原の破壊力を弱めた。対する王者は老獪だ、ガードが高いと見るやメキシカン得意のボディをローブローを絡めて何度も当てた。そして常に前に出て攻勢をかける石原の1発に対して3発パンチを返し、ポイントも着実に重ねた。

結局中差でカスティージョが判定勝ちをおさめた。名古屋の試合で多い疑惑の判定も無く、石原の頑張りもありクリーンな好試合だった。

亀田 興毅vsサマン・ソーチャトロン(TBS観戦)

2005年06月28日 21時50分00秒 | ボクシング
▼フライ級10回戦
亀田 興毅 対 サマン・ソーチャトロン
結果:亀田 初回2分59秒KO勝ち

注目の試合、人気者亀田が元WBC世界ライトフライ級王者のサマンとグローブを合わせる一戦は、深夜にテレビ放映された。リアルタイムではなく翌朝に録画したビデオでの観戦になったが、ノンタイトルでは久しぶりにワクワクするような感覚を感じた。

満員になった後楽園ホールに登場した両選手、サマンはやや覇気が無いように見える。対する亀田は相手を敬ってか生意気な態度はいつもより封印した感があるが調子自体はいつもどおりのようだ。

1Rのゴングがなり、いつも強引に行く亀田が今日は右ジャブをついてプレッシャーをかける。パンチを放った後のガードもしっかりしている。亀田にしては実に丁寧に戦っている感じだ。開始2分頃、亀田の右フックがサマンの左脇腹に入り、サマンはこれまでのタイの噛ませのようなダウンをする。その後は亀田がいつもどおりの連打で通算3度のダウンを奪いKO勝ちとなった。

サマンの出来は別として、今日の亀田の出来は良かったように思う。今までは人気先行であまり期待はしていなかったが、ボクシング界の人気回復の為にも期待をしたいと思う。次は東洋太平洋ランカーと対戦するようで、亀田を倒してやろうという強気の選手との本当の勝負が見てみたい。