先日紹介した黄金ルーキー「井上尚弥」さん。
その3戦目の対戦相手、日本ランキング1位「佐野友樹(松田)」さんの情報が取れました。
プロ10年目の31歳。戦績は17勝(12KO)2敗4分。
2011年8月には日本ライトフライ級チャンピオンの「黒田雅之」さんに挑戦して、1-2という僅差での判定負け。戦績もKO率も高いですし、実力は日本チャンピオンレベルと言ってもいいのではないでしょうか。
楽しみですね。
先日紹介した黄金ルーキー「井上尚弥」さん。
その3戦目の対戦相手、日本ランキング1位「佐野友樹(松田)」さんの情報が取れました。
プロ10年目の31歳。戦績は17勝(12KO)2敗4分。
2011年8月には日本ライトフライ級チャンピオンの「黒田雅之」さんに挑戦して、1-2という僅差での判定負け。戦績もKO率も高いですし、実力は日本チャンピオンレベルと言ってもいいのではないでしょうか。
楽しみですね。
昨年12月31日にWBA世界スーパーフライ級チャンピオンになった「河野公平」さんの次戦について、WBA本部から同級暫定王者の「リボリオ・ソリス(ベネズエラ)」と対戦するよう指令が出ていることが判明しました。
同級に王者が複数(スーパーでも暫定でも)いるのであれば、対戦を優先するのは良いですが(そもそも複数いるのは疑問ですが)、あの「ルール無用」だったWBAがここにきて動き出しているのは何なんですかね?
こう言ったらあれですが、WBA世界バンタム級チャンピオンの「亀田興毅」さんはスーパー王者と暫定王者がいましたが、5度目防衛戦でやっと暫定王者と対戦しました。
河野「公平」だけに今回の件は「不公平感」が大いにあります。
(ジョー小泉さん風で、おゆるしを)
高校生史上初のアマチュア7冠をひっさげてプロデビューし、過去2戦を圧倒的な強さで勝利。類希なるボクシングセンスをボクシングファンに見せた「井上尚弥」さんの3戦目が決定しました。
相手は日本ライトフライ級1位の「佐野友樹」さん。「井上尚弥」さんが現在日本ライトフライ級5位なので、格上ランカーとの対戦となります。
(試合詳細)
井上尚弥 vs 佐野友樹
4月16日(火)後楽園ホール
過去2戦はTBSテレビでの放送でしたが、今回からはフジテレビとなります。しかもゴールデンタイムに全国ネットで生放送されます。フジテレビでゴールデンタイムにボクシング中継するのは約21年振り(ヘナロ・エルナンデスvs渡辺雄二の世界戦)ですので、「井上尚弥」さんへの期待の大きさがうかがえます。
井上、フジテレビ21年振りゴールデン生中継(Yahoo!ニュース)
ボクシング界期待のホープの試合をお楽しみに!!
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ボクシングマガジン 2013年 02月号 [雑誌] |
ベースボール・マガジン社 |
(ボクシング雑誌を購入するのもボクシングファンへの第一歩です)
6回目は、
WBC世界フライ級チャンピオンの「五十嵐俊幸」さんです。
(2013年1月現在)
タイトル:WBC世界フライ級(防衛1回)
戦績:19戦17勝(10KO)1敗1引き分け
年齢:29歳
出身地:秋田県由利本荘市
ニックネーム:なし
放送局:日本テレビ、WOWOW
(特徴)
私が簡単に特徴を伝えるなら
「まだ伸びしろある将来を期待する根性のある選手」
といった感じです。
「元オリンピック日本代表選手が、世界を舞台でどこまで活躍するか観てみたい」
という人におすすめです。
(今後について)
(補足・エピソード)
(今日わかったこと)
線は細いが意外と根性のある選手
ボクシング元WBA世界ミニマム級チャンピオンの「八重樫東」さんが本を出すようです。
タイトルは「我、弱き者ゆえに 弱者による勝利のマネジメント術」
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我、弱き者ゆえに 弱者による勝利のマネジメント術 |
八重樫 東 | |
東邦出版 |
ボクサーの本でよくある「自伝本」ではなく、
あきらめない人生哲学に、勝利へのマネジメント論を著した本とのことです。
マネジメント本とは面白そうですね。
八重樫東さんは恵まれたボクシングセンスで世界チャンピオンを期待され、わずか7戦目で世界に挑戦しました。2ラウンドに顎を2か所骨折するなどのアクシデントもあり結果は惨敗でした。しかし最後まで倒れることなく諦めることなく戦い前に出続ける姿は観ている人たちを感動させました。そして再度経験を積んで2度目の挑戦で見事世界チャンピオンを獲得、どん底に落ちても這い上がった「強いハート」を持つ選手です。
八重樫東さんは4月にWBCフライ級チャンピオンの五十嵐俊幸さんに挑戦します。
3月1日発売予定とのことなので、試合前に読んでみてはいかがでしょうか。
5回目は、
WBC世界スーバーフライ級チャンピオンの「佐藤洋太」さんです。
(2013年1月現在)
タイトル:WBC世界スーバーフライ級(防衛2回)
戦績:29戦26勝(12KO)2敗1引き分け
年齢:28歳
出身地:岩手県盛岡市
ニックネーム:マジカルボックス
放送局:TBSテレビ、テレビ東京
(特徴)
ニックネームが「マジカルボックス」、つまり何が出てくるかわからない予測不能なボクシングスタイルが特徴です。ノーガードで相手のパンチを上体だけでよけたと思ったら、右手をぐるぐると回してからの鋭い右ストレート。前後左右への自在なフットワークに、巧みなフェイント、それらの技術を駆使して相手との距離感をつかみ、自分のペースに持っていくのが上手い選手です。現在はお客さんを意識して不用意な打ち合いをする場面が少しありますが、佐藤洋太さんが自分のスタイルを貫いて、『判定でもいいから』と勝ちに徹したら、今のどの日本ボクサーよりも安定した戦いを見せることでしょう。世界チャンピオンの内山高志さんが「強いチャンピオン」としたら、佐藤洋太さんは「負けないチャンピオン」といった感じです。
私が簡単に特徴を伝えるなら
「変幻自在の独特なボクシングスタイルを持つ選手」
といった感じです。
「強豪を相手に全ラウンド支配して勝つような試合が観たい」
という人におすすめです。
(今後について)
3月か4月頃に「スリサケット・ソールンビサイ(タイ)」と日本かタイでやるというのが有力です。例え海外(タイ)での防衛戦になったとしても華麗なテクニックと大舞台に強い精神力で防衛してくれることでしょう。また、WBA同級王者の河野公平さんとの王座統一戦にも意欲を燃やしています(河野公平さんには日本チャンピオン時代に対戦して佐藤洋太さんが判定勝利しています)。最後にこの階級は亀田3兄弟も狙うクラスです。佐藤洋太さんの陣営に挑発したりありますが、試合をしようというアクションを起こしません。これは佐藤洋太さんの試合を観て「この選手は手強い」と感じているからだと思われます。
(補足・エピソード)
(今日わかったこと)
佐藤洋太さんは技巧派のボクサーである
見た目は怖そうですが、なかなかの好青年である
WBA同級チャンピオンの河野公平さんとの対戦はあるのか
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不良(ヤンキー)ボクサー母校へ帰る |
佐藤 洋太 | |
宝島社 |
(自伝もあります)
WBAライトフライ級チャンピオンの井岡一翔は2階級目のベルトをいとも簡単に手にした。わずか7戦目でのWBCミニマム級世界王座奪取、その後WBAの同級チャンピオンと戦って勝利し2団体を統一、その後2階級制覇、そしていまだ無敗。階級を上げたことと世界レベルとの対戦で経験を得て、試合をするたびに強くなっている印象がある。
「それでも井岡一翔は勝てないのか」
それはWBAライトフライ級スーパーチャンピオンの「ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)」との対戦のことである。元々WBAライトフライ級チャンピオンはこのゴンサレスだったが、この階級を5回防衛したということでスーパーチャンピオンに昇格した(WBA独特の理解し難いルール)。そして空位となった王座を決める戦いに井岡が勝利し世界チャンピオンになった。
ゴンサレスも2階級制覇チャンピオン。井岡と同様にミニマム級とライトフライ級を制覇している。こちらも無敗。7度防衛していた安定王者の新井田に圧勝した試合は日本人ボクシングファンを驚かせた。
そしてWBAは90日以内にゴンサレスと井岡が対戦するよう要請している。ファンとしては楽しみなマッチだが、ニュースなどの記事をみる限り井岡陣営は「ゴンサレスとやりたくない」ような感じがある。確かにゴンサレスは強い。単純に両者を比較してもゴンサレスのほうが有利と思われる。
しかし井岡が勝利する可能性は少ないのか?
先にライトフライ級に上げたゴンサレスはライトフライ級でも体重が苦しようでフライ級に上げたいと聞く。昨年12月に階級を上げた井岡は逆に体重が楽になったばかり。ゴンサレスはスタミナに不安があるのではないかと想定できる。そして井岡はスタミナを減らす効果のあるボディブローを得意とする。だからこういう展開はどうだろうか。前半はリーチ(手の長さ、井岡168cm、ゴンサレス161cm)を活かして左ジャブ多く放ちアウトボクシングに徹する。もちろんジャブだけでは無く、井岡が得意の距離に入ったら左ボディブローや右ボディストレートなどで弱らしていく。ここで重要なのは押されることがあっても手数を上回ること。ポイントを最低限同じくらいで中盤をむかえたい。そして中盤から後半に掛けてスタミナが落ちてきたところで、距離を近めて打ち合いを展開する。スタミナも落ちてポイントも危うければさすがのゴンサレスもスタイルも荒くなるだろう。ここに勝機があるように感じる。
そういえば同じような希望的展開予想を「ノニト・ドネアvs西岡利晃」でも言った気がする。だからそう簡単な話しではないことは十分承知している。でも少しでも希望があるのであれば戦いに挑んで欲しい。強豪との戦いに挑んだ西岡利晃は不利の予想の中でドネアに挑んだ。結果は完敗だったが評価を下げるものではなかった。そして今、海外のボクシングファンから「アジアで偉大なボクサーの1人」と呼ばれるほどになった。
だからもう1度言う。
才能あるボクサーだから、大きな戦いに挑んで欲しい。
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ボクシングマガジン 2013年 02月号 [雑誌] |
クリエーター情報なし | |
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ロンドン五輪のボクシングで日本に48年ぶりの金メダルをもたらした男子ミドル級の村田諒太さんがプロ転向を検討していることがわかった。
まだ気は早いがプロ転向は無いと思ってたので驚きのニュースだ。
WOWOWでミドル級の試合の解説をしていたし、プロの世界のレベル(非常に高いこと)は知っているはず。それでも挑戦したいという気持ちはオリンピック金メダリストの自信のあらわれか。
すでに五輪でボクシングテクニックと強烈なボディブローは証明済み。あとは12ラウンドを戦うスタミナと打たれ強さが未知数といったところか。ロンドン五輪金メダルは価値(大きなセールスポイント)があるので、戦いたいという世界的有名ボクサーもたくさん出てくるのではないか。
西岡利晃が世界の扉を開き、内山高志や山中慎介らチャンピオンらが後に続けとチャンスを模索している。そして現在の日本ボクシング界は世界チャンピオンが8人と潤っている。また井上尚弥ら期待のホープもデビューした。ボクシング界は明るい話題が多い。
そこにきてのこのニュース。どうなるのか楽しみに見守りたい。
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101%のプライド |
村田 諒太 | |
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世界チャンピオンになれる実力を持ちながら。誰もが世界チャンピオンになるだろうと思っていた。しかしあと一歩のところで穫れなかった選手、続いてはこの3人を挙げてみたい。
ロッキーリン(28戦26勝11KO2敗)
台湾出身初のプロボクサー。7戦目で日本ストロー級チャンピオンを獲得し7度防衛している選手。パンチ力は無かったがアウトボクシングを得意とするテクニックを持った選手だった。世界初挑戦失敗後には攻撃的なスタイルに変貌し、ボクシングの幅が広がった。世界挑戦は2回。1回目は『超』安定王者「リカルド・ロペス(メキシコ)」に2RTKOの完敗、何も出来ず涙にくれた。2回目は「ワンデイ・チョー・チャレオン(タイ)」と接戦を演じるも2-0の判定で敗戦となった。1回目の世界挑戦失敗から見事に復帰したが、外国人ボクサーということもあってか、2度目の世界まで少し時間(約6年)が掛かってしまったのが痛かった。
・ロペス(2階級制覇チャンピオン、ミニマム級(22度防衛)、ライトフライ級(2度防衛)、敗戦なしのまま引退)
・ワンデイ(2階級制覇チャンピオン、ミニマム級(1度防衛)、ライトフライ級(防衛なし))
坂本博之(47戦39勝29KO7敗1引き分け)
東日本新人王、全日本新人王、日本チャンピオン、東洋太平洋チャンピオンを獲得している選手。豪快なKO勝利が多く、「平成のKOキング」というニックネームは有名。安定日本王者だった「リック吉村」、1階級上の日本王者「桑田弘」などから快勝し、中量級ながらも世界を期待される選手となった。世界挑戦は4回。1回目は技巧派チャンピオン「スティーブ・ジョンストン(米国)」のテクニックに自慢の強打を空転させられ惜敗。2回目はハードパンチャー「セサール・バサン(メキシコ)」と打ち合うも有効打(手数)の差で惜敗。3回目は比較的攻略しやすい「ヒルベルト・セラノ(ベネズエラ)」から序盤に2度のダウンを奪うも、その後パンチで受けた傷による負傷TKO負け。4回目はあの有名な「畑山隆則」との激闘、殴り合いの末リングに墜ちた。結果的には3回目のセラノを攻略出来なかったのが痛かった。
・ジョンストン(ライト級2回獲得(3度防衛、4度防衛))
・バサン(ライト級(2度防衛))
・畑山隆則(2階級制覇チャンピオン、スーパーフェザー級(1度防衛)、ライト級(2度防衛))
名護明彦(37戦29勝15KO7敗1引き分け)
日本チャンピオンを獲得し2度防衛している。特に日本タイトル挑戦の「松倉義明」戦で見せた豪快な倒しっぷり。その強さに「具志堅2世」とニックネームが付くほどだった。世界挑戦は2回。1回目は日本の「戸高秀樹」と対戦、名護はパワフルなスイングを見せるも、大きなパンチは戸高にことごとく外され、逆に細かなパンチを当てられ内容は完敗だった。2回目も日本の「徳山昌守」と対戦、この試合は名護のパンチで徳山からダウンを奪うシーンもあった。しかしそれが徳山の警戒心を強め、その後は徳山の巧みなアウトボクシングに翻弄されまたもや完敗だった。世界戦はともに完敗。しかしボクシングセンスは世界チャンピオンになってもおかしくないほど高かった。松倉戦で見せた豪快KO勝利がボクシングスタイル(大振り)を間違った方向に向わせたのではないかという思いはある。
・戸高(2階級制覇チャンピオン、スーパーフライ級(2度防衛)、バンタム級(防衛なし))
・徳山(スーパーフライ級2回獲得(8度防衛、1度防衛)))
こうして見ていくと世界チャンピオンレベルでありながら穫れなかった選手は多い(今回あげた6人以外にも何人も思い浮かぶ)。その選手のスタイルにがっちり合えば世界チャンピオンになれたのだろうが、残念ながら世界チャンピオンとの相性が悪かったということも多かった。逆に言うとボクシングスタイルにもっと幅があれば穫れていたかもしれない。ただやはり世界チャンピオンの戦績を見てみると強いチャンピオンが多かった。運が無かったと言っても誰も文句は言わないだろう。
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ボクシングの日本人(正確には日本のジム所属)の世界チャンピオンは1952年に生まれた1人目の「白井義男」から始まり、昨年末(2012年12月31日)に「河野公平」と「宮崎亮」の2人が増え、今まで72名誕生している。
というのは1月16日のブログで紹介しました。
先日部屋を整理していたらたくさんのビデオテープが入った段ボールが出てきた。中のほとんどがボクシングのビデオテープ。せっかくなので時間をみつけてはビデオテープからHDDへ移動している。
するとたくさんのボクサーの試合が出てくる出てくる。
世界チャンピオンになった人、
世界チャンピオンになれなかった人。
その差は何なのか。
世界チャンピオンになれる実力を持ちながら。誰もが世界チャンピオンになるだろうと思っていた。しかしあと一歩のところで穫れなかった選手、まずはこの3人を挙げてみたい。
トラッシュ中沼(33戦27勝12KO6敗)
東日本新人王、全日本新人王、B級トーナメント優勝、A級トーナメント優勝、日本チャンピオン、東洋太平洋チャンピオンと実に6冠を獲得している選手。「パニヤン奥田」「坂田健史」「小松則幸」と世界レベルの選手にも勝利し、その天性のボクシングセンスは世界チャンピオン確実と思われていた。世界挑戦は2回、「ポンサクレック・クラティンデーンジム(タイ)」と「ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)」どちらも強豪チャンピオンであり残念ながら全盛期の強さだった。
・ポンサクレック(フライ級王座(17度防衛))
・パーラ(フライ級王座(5度防衛))
葛西裕一(29戦24勝16KO4敗1引き分け)
日本チャンピオン、東洋太平洋チャンピオンを獲得している選手。切れ味鋭い右ストレートで東洋太平洋レベルでは無敵だった。世界挑戦は3回。1回目は横田広明に苦戦した「ウィルフレド・バスケス(プエルトリコ)」、各新聞などでは葛西有利の予想だったが1R(125秒)KO負け。バスケス陣営は戦前に葛西裕一のビデオを観て「この選手は手強い」と警戒し万全に仕上げたとのことだった。2度目3度目は「アントニオ・セルメニョ(ベネズエラ)」、やりにくい相手に善戦するが惜しくもベルトに手が届かなかった。バスケスが横田戦の出来だったら確実に穫れたと思うが、葛西裕一の強さが相手の警戒心を引き出してしまった。
・バスケス(3階級制覇チャンピオン、バンタム級(1度防衛)、スーパーバンタム級(9度防衛)、フェザー級(4度防衛))
・セルメニョ(2階級制覇チャンピオン、スーパーバンタム級(7度防衛)、フェザー級(1度防衛))
本田秀伸(39戦32勝14KO7敗)
日本チャンピオンを6度防衛している選手。特にディフェンス技術が素晴らしく、相手のパンチをことごとく空転させ「ディフェンスマスター」と呼ばれる。ディフェンス技術で観客を魅了出来る数少ない選手だった。世界挑戦は2回。本田秀伸も「ポンサクレック・クラティンデーンジム(タイ)」の厚い壁に惜敗。続いて全試合KO中だった「アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)」に挑戦するが、自慢のディフェンス技術でKO負けは逃れるも判定で敗戦となった。世界レベルのディフェンス技術を証明したが、強豪相手に攻撃に転じることが出来なかった。
・ムニョス(スーパーフライ級(2度防衛、23連続KO勝利))
どの選手も世界チャンピオンレベルの実力を持っていた。しかし挑戦のタイミング(強豪チャンピオンとの対戦)が悪かったり、相性の悪さ(噛み合ないチャンピオンとの対戦)があったりと、ただただ巡り合わせが悪かったとしか言えない。
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