奇妙な形のマウスですが、これが手首にやさしいマウスの形、だそうです。というか、そうです。
通常のマウスは手首をひねるので負担がかかる、がその理由。確かにその通りです。
長時間マウスを握っていると、手首がウズ痛くなってきます。10年以上前にバーチカルマウスという、ほぼ垂直に立ったマウスを購入しました。確かに握ってすぐに実感しました。ラクだなあと。しかし、数時間後お蔵入りとしました。1万円もしたんですけどね。
その理由は「繊細な操作ができない」でした。このマウス、握手をしたように手首を垂直に保持するのですが、この状態だと手首が固定されてしまいます。つまり、手首のスナップでマウスカーソールを移動することができないのです。では、どうするのか?肘を中心に前腕を振り回すことになります。これでは繊細なカーソル移動ができません。しかも肩を含め、腕全体が疲れました。結局腕全体を使って操作していたのですね。その当時、私はCADで図面を描いていたので、繊細な作業ができないエルゴノミクスマウスを毛嫌いしていました。世間でもそう人気が出ることもなく、それでも一部のマニアには強烈な支持者がいるのか、いまでも細々と売られています。
今はCAD操作もしないので繊細な操作は必要ないし、歳も取ったので楽したいなと。アキバのショップで奇妙な形のマウスを見つけて、何気に握ってみたら、結構具合が良かったのですぐに欲しくなりました。それがサンワサプライの「MA-ERG5」しかし、5,000円以上していたので保留。帰宅してアマゾりました。3,453円でした。
私の経験上、この手のマウスを導入するには下準備が必要だと思います。それは、「腕の疲労をどう軽減するか」です。まずはアームレスト。次によく滑るマウスパッド。両方ともイイ値段がしますが、数年ごとに買ったので、お財布の負担は軽減できました。
アームレストは、腕の荷重をすべてこれに任せてしまえば、腕が疲れることなく長時間使用できます。これは各関節がよく動くことが重要です。かつスムーズに。お金をケチってはいけません。
マウスパッドは軽い操作で良く動いてもらうためです。これには「ガラスマイパッド」を導入することで解決しました。摺りガラスみたいなものですが、これが良く滑る。ゴムやシリコン製ではないので、このソリッド感がマウスにも影響するのか、マウスの反応が素早い感じです。確実に腕の動きをトレースしている様な気さえします。耐久性はあるし、劣化がない、掃除が簡単等いろいろと長所があるので、イニシャルコストはかかるものの、長期間にわたって使用できるので、十分元は取れると思います。問題はガラス製だということ。取扱注意。特に落下には。
ま、エルゴノミクスマウスのクセは承知しているので、腰を据えて操作に慣れることにします。つか、これを導入するためにいろいろと下準備にお金がかかるというのは、本末転倒なのか?
MA-ERG5 価格:¥ 5,985(税込) 発売日: |
ガラスのマウスパッドG-Pad mini 価格:(税込) 発売日: |
AREA クロームメッキ仕様肘置きアームスタンド CA-500 価格:¥ 6,780(税込) 発売日: |