「ロトチェンコ+ステパーノワ展」に行ってきました。東京都庭園美術館で開催されています。1933年(昭和8年) に朝香宮邸として建てられた建物をそのまま美術館したそうで、建物的に価値があります。庭園が美しいとのことで、一石三鳥と言うおいしい美術館だなと思い、早速目黒駅へ。
彼ら夫婦の作品は「アヴァンギャルド」の一言ですね。絵画の他にポスター、舞台芸術、オブジェ、テキスタイル、タイポグラフィ、写真と広範囲に活躍しています。
しかも、ロシアで。
欧米とは明らかに違いますが、欧米よりのデザイン。オリジナリティにあふれています。
1920~1930が全盛期で、ちょうどバウハウスと同世代だと思います。バウハウスが行っていたことを二人でこなしていたのですね。すごい創作意欲で す。
シンクロニシティというヤツですか。
建物は素晴らしかったです。装飾品が。内部の造作は丁寧に作り込まれていて、職人技を感じさせて貰いました。
庭は思ったほど広くないと感じました。目の前がすぐ道路でちょっと落ち着けないなと。しかし、白いテーブルが数脚あって、弁当持参でランチを楽しんでいる人達がいました。それは良いなと。