今年最後の大物展示会がこれかな?と思い、行ってきました。台風が来る前なので、朝から雨。これなら鑑賞客も少ないだろう、と思ったのですが、浅はかでした。結構混んでいました。さすが人気のある画家です。
これだけゴッホの作品をいっぺんに見せられると、満足としか言いようがありません。「アルルの寝室」は複製物は見たことがあるのですが、今回はオリジナルです。あんなに絵の具がゴテゴテしていたとは。それが発見できただけでも嬉しい。
この人は初期の頃、素描をかなりこなしています。その間、ドラクロアから色彩について学び、やっと絵画に取り組むのです。しっかりしたデッサン力と独特の色彩利用方法はここから来たのかと、やっと知りました。あの色彩から彼の情熱を感じると思うのは私だけかな?とにかく、色彩の起源が分かって嬉しかったです。
印象派から点描絵、浮世絵から画面構成を取得と、ゴッホは天才と言うより努力の人なのですね。
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