発売後1年してやっと購入。読むのに3ヶ月……。
いや、読み始めたらあっという間なんだけれど、最近は積ん読が多く、今買うと積ん読になるからと買うのをためらうと瞬間で店頭から消えるんですよね。
時間を超えて侵入してきた侵略者との戦い、ファーストコンタクトをきっかけに変化してしまう人類の姿、あるいは対人恐怖症の引きこもりによる太陽系開拓時代、平均寿命が伸びていくうちに事実上の不老不死社会になってしまった世界の混乱など、人間がどう変化していくのかという人類テーマの作品が5本の短編集です。
「おれたちのピュグマリオン」がもう一歩進むと『Live me ME』になると思い、 『アルワラの潮の音』を読んでいたら、セイバーヘーゲンの『バーサーカー皆殺し軍団』も再読したくなりました。軽いノリで人類が変化していく『フリーランチの時代』には恐怖。フリーランチというのはハインラインがタンスターフルで言及しているやつですね。モーニングサービスで満足しておけばいいのに……。
個々の短編も面白いですが、作品集として同じテーマでどこまでが「人間」なのか、いろいろなケースを試行錯誤していくところも面白いですね。
【フリーランチの時代】【小川一水】【Slowlife in Starship】【千歳の坂も】【Live me Me.】【アルワラの潮の音】【火星やまと基地】【時砂の王】【幼年期の終り】
いや、読み始めたらあっという間なんだけれど、最近は積ん読が多く、今買うと積ん読になるからと買うのをためらうと瞬間で店頭から消えるんですよね。
時間を超えて侵入してきた侵略者との戦い、ファーストコンタクトをきっかけに変化してしまう人類の姿、あるいは対人恐怖症の引きこもりによる太陽系開拓時代、平均寿命が伸びていくうちに事実上の不老不死社会になってしまった世界の混乱など、人間がどう変化していくのかという人類テーマの作品が5本の短編集です。
「おれたちのピュグマリオン」がもう一歩進むと『Live me ME』になると思い、 『アルワラの潮の音』を読んでいたら、セイバーヘーゲンの『バーサーカー皆殺し軍団』も再読したくなりました。軽いノリで人類が変化していく『フリーランチの時代』には恐怖。フリーランチというのはハインラインがタンスターフルで言及しているやつですね。モーニングサービスで満足しておけばいいのに……。
個々の短編も面白いですが、作品集として同じテーマでどこまでが「人間」なのか、いろいろなケースを試行錯誤していくところも面白いですね。
【フリーランチの時代】【小川一水】【Slowlife in Starship】【千歳の坂も】【Live me Me.】【アルワラの潮の音】【火星やまと基地】【時砂の王】【幼年期の終り】