「世界にはまだまだ楽しいことが待っているんだから、一緒に楽しもう」迷宮都市へ向け、浮遊船で海路の旅を楽しんでいたサトゥーの一行。
途中で途上で骸骨王率いる幽霊船団の襲撃を受ける！……が、これも難なく撃退。ところが、その後サトゥーは記憶喪失の少女を拾うのだが、鑑定してみれば彼女の種族は「半幽霊」。しかも、彼女が持つ“鍵”は古代文明の超兵器を蘇らせる秘宝だと正体不明の敵が襲ってくる……。
今までも基本ストーリーは変わらないものの、内容はほとんど書き直しで来ていたけれど、今回は完全に書き下ろしで海と古代遺跡の大冒険。とはいえ、世界の危機の１つや２つは力押しでなんとかなる安定の横綱相撲ぶりはいつもの通り。
アニメ化企画も進行中らしいけれども、ちゃんとまとまるといいですね。楽しみにしてます。
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神殿長に就任したローゼマインだったが、慣れない権力者としての立場に翻弄されている。
裏通りの小さな宿屋『銀の狐亭』は、知る人ぞ知る「死なない宿屋」。女王の近衛兵になる最終試験で女王自らに指定され、この宿屋を訪れた貴族の少女トゥーラは、そこで底知れぬ恐怖と対面する。
「そりゃ魔物と戦うためにも用いるがの、業火で魔物を焼き払うより、高火力で豚骨からダシを煮出す方がより人を幸せにするじゃろう」
うわっ、分厚い。
「仕事ってのは、金を稼ぐためにやるもんだろうが。金が要らねぇってんなら、そりゃただの慈善事業だ。そこら辺のゴミでも拾ってろよバ～カ」
「……流通させる気なのかい」
「大丈夫です、寝台の木目でも数えているうちに終わりますから」
異世界に飛ばされた芦屋薫は、見た目はチンピラだが実は天才外科医で、この世界においても医療魔法の使い手。その天才外科医カオルは、命を救ったことから慕われている少女アリシアとともに古の都ミュージクルを目指していた。
太平洋岸の岩江は少子高齢化が進み、学区は統廃合され続け、進出した大型ショッピングセンターも既にシャッター街になりかけな過疎の地方都市。
消えたエミルを追うレンヤ一行は、行く手を遮る障壁を豪快にぶち壊して魔族の領域へと侵入。だが、たどり着いた都市はゾンビとなった魔族の兵士によって包囲されて陥落寸前だった。
王女リオンと共に聖地カルキアを脱出して城砦都市バルメルへ向かったシンが見たものは、侵攻する大量のモンスター群だった。
「守れ。国を、民を、自分が守りたいと望むすべてを」
朝廷や公家への政治工作を成功させ、鎌倉に征東大将軍府を設立させた三田康秀らは、家族の待つ小田原への帰途につくが、関東への道中に於いても伊賀や甲賀の忍者や九鬼水軍などとも接触していく。１人でも多くの有望な人材の確保を試みたり、関係を強化するのが目的だが、織田や武田らにとっては油断ならぬ行動であった……。
「男のチラ見は女にとってガン見と同じだという」
