時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

「いのちをうつす」「動物園にて」東京都美術館

2023-12-09 | 展覧会・アート のこと
東京都美術館
展覧会「いのちをうつす」と
「動物園にて」を観てきた。

すきってスゴイ。
「すき」は膨大なエネルギーを生み出す。

ウシに魅せられてウシの木版画を作り続ける冨田美穂氏


ウシのマナザシの中に作者の愛情がちゃんと表れている。
愛情をもって接していなければこんなマナザシは生まれないもの。
ずっと眺めていたいくらい心地よさを感じる作品たち。

対談イベントがあったようで、参加したかったなぁ。
いつかこの作家さんの話を聞いてみたい。

ゴリラがすきでゴリラばかりを何十年も描き続けているという阿部知暁氏。


なんという慈愛溢れるゴリラの絵の数々!

ゴリラの絵、ジブンはどこから観ているか分析してみた。

まずは眼。眼は口ほどに物を言うって動物でもホントそう。
その次は繊細に一本一本描かれた毛並み。
そして手と足の表情。
ゴリラはわたしもすき。動物園ではサル山を端折ってもゴリラ舎は外せない。
ミュージアムショップで阿部知暁氏のこどものとも「ゴリラ」ゲットです。



ウマづくしの写真家今井壽惠氏
馬はいい。だいすき。
はだかの馬はとくにいい。

キノコづくしの小林路子氏。
ずっと見ていると森の匂いがしてきそう。
いつだったか吉祥寺美術館で拝見してから忘れられずにいるキノコの一枚の絵があるのだが、今回の展示にはなくて残念。もう一度観たいのだけれど、キノコの名前は覚えていないんだなぁ。
(小林路子氏の作品は撮影不可)


観覧無料の展示「動物園にて」
動物園の歴史的資料や味わい深い昔のポスターや入場券などなど
どれもこれも興味深くとても面白い。
撮影不可だったのが残念。
図録があれば絶対買う!と思いつつ観覧。
出口で聞いてみたら、図録はないとのこと。。。
後からまたじっくり見返したい細やかな動物の絵がたくさんあったのだがなぁ。

東京都美術館「いのちをうつす」「動物園にて」は
いずれも2024年1月8日までです!




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